センチュリー ニューワールド [2人プレイボードゲームレビュー:評価7/10]





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センチュリー ニューワールドとは?

センチュリー3部作の最終作

他シリーズのレビューはこちら
センチュリー スパイスロードセンチュリー イースタンワンダーズ

センチュリー イースタンワンダーズ+ニューワールド

スパイスロード+ニューワールド




プレイヤーは大商人となり新世界へと乗り出し、巨万の富を築くことを目指す。

システムはワーカープレイスメント&セットコレクション。
プレイヤーは手持ちの労働者を使ってうまく資源変換をすることで勝利点を獲得していきます。




ゲームの流れ

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セットアップ。
メインボードは4枚の裏表のある4枚のシートを組み合わせる可変式です。
毎回違った展開が楽しめそうですね^ ^

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シリーズお馴染みの4色キューブ
今作でも価値は
低 黄→赤→緑→茶 高  です。
スパイスではなく、
茶:毛皮
緑:タバコ
赤:肉
黄:コーン
という設定です。
トレーはゲームに付属しているので親切ですよね!

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プレイヤーの手番ではワーカーを置くか、置いてあるワーカーをすべて回収するかの2択を選びます。
ワーカーを配置する場合、シートに表記されている数のワーカーを配置する必要があります。

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他プレイヤーのコマがいる場合も、その合計数+1のワーカーを派遣し、アクションを実行することができます。
この場合、今配置した自色のワーカー以外は吹き飛ばされ、それぞれの利用可能な手元に返っていきます。
ワーカーを必要以上に使用し、相手にもチャンスを与える選択肢なので、注意した方が良いでしょう。

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メインボード上部には勝利点カードとタイルが並んでいます。
このゾーンにワーカーを配置すると、カードかタイルいずれかあるいは両方を獲得することができます。
条件としてカードは描かれているコストが、タイルはそれぞれのプレイヤーは3個までしか保持できないと言った点があります。

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カードには特殊効果やアイコンが表記されています。
このタイルの組み合わせを持っていると描かれているアイコン1組につき3点を得ることができます。
効果は重複するので、2組もしくはタイル2枚持っていれば点数も増えます。
本ゲームのセットコレクションにあたる部分ですね。

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ゲーム開始時には封鎖されているアクションスペースがいくつかあります。
写真のカードによって開放することができ、封鎖していたタイルを獲得することができます。

カードを8枚獲得したプレイヤーが現れたら、終了フラグです。
スタートプレイヤーから同手番数行って終了になります。

ルールは概ね以上でしょうか。
細かい点に関してはマニュアルをご参照ください^ ^













夫婦でプレイ

所要時間:40分ほど
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初期状態ではワーカーは7人なので、割と早くワーカー切れになります。
あまり無駄な動きは出来ないので効率よく資源変換をしていきましょう!

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2人プレイの初期だと資源ランクアップマスが1つしか在りません。
我が家では人気のアクションなので取り合いになります笑

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少々もったいないですが吹き飛ばしてしまいましょう。笑
ワーカー1つだけだとできるアクションも限られているので、場合によって有効になってきます。


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あちらはさっそく1枚目の勝利点カードを獲得したようです。しかもタイルのおまけ付き。
アクションマスが解放され、報酬も貰えます。いいなぁ。
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こちらも獲得していきます。
肉のアイコンがあるアクションマス利用時に赤キューブを追加で得ることができるようになりました。

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増員もしていきます。
やはりワーカープレイスメントにおいてワーカー数は正義ですよね!

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あちらも増員しているようです。

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ワーカー数が増えれば強力なアクションを気軽に行えるようになるので、強いですよねー。

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勝利点カードで負けてしまっている…!
このままではあまり良くないですねぇ。

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序盤にワーカーを増やせていたのはむこうなので、やはり数の力が効いてきています。
欲しいアクションが取られてしまい、ワーカー数が足りず吹き飛ばしもできないのでパスするしかない…。

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そのまま押し切られてしまいました。
勝利点カード2枚の差がついています。

結果は…
41-49で惜しくも負け。
こちらのカード1枚あたりの点数は高かったのですが、やはり枚数とセットコレクションの点で負けてしまいました。
またリベンジしたい!










感想

資源変換をワーカープレイスメントってどうなの?今までのシリーズより面白いのか?と最初は思っていました。

が、やはりそこはセンチュリーシリーズ。

資源変換のアクションを連鎖させていく爽快感が前作同様にあります。
ワーカープレイスメントというシステムでも、吹き飛ばしアクションやセットコレクションといった面で窮屈な感じをうまく無くしているように思えます。
美しいアートワークもまた目をひきますよね^ ^

あえて欠点をあげるならメインボードのシートの質でしょうか。
ペラペラなのが少し残念。

様々な要素がうまくワーカープレイスメントにまとまっており、中量級ゲームとしては完成度の高い作品ですので、ぜひお試しを!^ ^
2人プレイでもじゅうぶん楽しめますよ。





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センチュリーシリーズ

ゴーレムも!