久しぶりの投稿です!
今月になってから環境の変化が色々とあったため、若干低浮上気味です。
しばらくの間更新頻度が下がるかもしれませんが、ブログ活動は続けていく予定なのでどうかよろしくお願いします!
と言うわけで今回紹介するのはファラウェイ
Engamesより日本語版が発売された注目作品です。
ファラウェイってどんなボードゲーム?
2~6人用
神秘の大陸「アルーラ」を舞台に、旅路を見出していくカードゲーム
2024年フランス年間ゲーム大賞において中級ゲーム大賞に輝いた実績のある作品です。
日本語版では赤・黄・青・緑の外箱パターンが発売されています。
中身は変わりませんが、黄・青・緑に関してはEngames直販の限定版になっています。
私は黄色にしました!
ゲームの流れ
セットアップ
プレイ人数+1だけ場にカードを公開、各プレイヤー3枚になるように手札を持ちます。
最初の手札は3枚配り切りでも良いですが、ルールブックには「5枚配って2枚捨てるルール」も記載されています。
カードのめくれに左右される点もあるため、ボードゲームに慣れている方は特に、最初から導入したほうが良いルールだと思います。
手番で行うこと
ゲームは全8ラウンドです。
各ラウンド始めに全プレイヤーは手札から1枚選び、一斉に公開します。
その時公開されたカード左上の数字が最も小さいプレイヤーから、共通の場より手札を1枚補充していきます。
2枚目以降のカードは横に並べていきましょう。
カードを出した順が重要になってくるのです。
直前のカードより大きい数字を出すことができると、ミニサイズの聖地カードを1枚獲得できます。
既に自分の場に出ているカードに描かれている地図アイコンの数だけ余分に引くことができ、1枚の聖地カードをキープすることができます。
得点計算
8枚のカードを出し終えたらゲーム終了です。
最後のカードと聖地カードを除いて全て伏せます。
この伏せる行為は強制ではないですが、得点計算しやすくなるのと旅の雰囲気が出ます。笑
8枚目に出したカードから逆順に得点計算を行っていきます。
各カードには得点の条件が設定されており、既に公開された自分のカードを参照します。
つまり、最終得点系から逆算してカードをプレイしていく必要があるのです。
プレイするまでピンと来ないかもしれませんが、このアイデアが実に斬新で本作の面白さを決定づけている部分になりますよ。
感想
と言うわけで夫婦で何度かプレイしてみたんですが、これ面白いです。
逆算的にカードをプレイしていくのが何とも新鮮なのはもちろん、それぞれの得点条件が絶妙にコストとマッチしていて、上手く達成できるとめちゃくちゃ気分が良いんですよ。
言語依存のないアイコン表記なのもわかりやすくて好みです。
カードの引きに影響される場面もありますが、聖地カードが上手いこと運要素の緩衝役になっているんですよね。
聖地カードは無条件に得点の手助けになってくれるため、少しでも多く獲得しておきたいのです。
ただ、そのためには数字の低いカードをいくらかプレイしないといけないんですけど、アイコンの数や得点条件が上手く絡んできて、ゲーム性を奥深いものにしてくれています。
シンプルなゲームデザインの中にいくつもの工夫が凝らされた素敵な作品だと思います。