グランドオーストリアホテル [2人プレイボードゲームレビュー:評価8/10]



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グランドオーストリアホテルとは

2〜4人用
シモーネ・ルチアーニ作の
ホテル経営ゲーム


BGGでも評価の高い作品で、2人プレイがベストとされます。


今回、kickstarterによる拡張込みの豪華版を手に入れることができました。開封レビューはこちら!
通常版はもとから所有しており、初プレイではないのですが改めて良さを実感しましたね。
今回はグランドオーストリアホテルの紹介ですよ!

関連レビュー









ゲームの流れ

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セットアップ
メインボード、カード、各種トークンを用意。
各プレイヤーはそれぞれ自身のホテルボードを持ちます。

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ゲームは全7ラウンド。
3,5,7ラウンド終了時に皇帝トラックの値によりご褒美もしくはペナルティを食らう可能性があります。この条件がゲームごとに異なっており、リプレイ性をあげている要素の1つです。


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各ラウンド最初にダイスを振って、ボードに割り当てます。
手番ではダイスを1つ選択して対応したアクションを行います。


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手番はいわゆるカタン方式でまわります。
2人プレイなら、
A→B→B→A
3人プレイなら
A→B→C→C→B→A
というようにですね。
これによりダウンタイムが長くなりがちなので、本作は2人プレイ推奨の意見が多いです。

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選んだダイス置き場も兼ねています。
基本的に1ラウンド2アクションになりますね。


選んだダイスによるそれぞれのアクションは以下の通り。

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1のダイスの数だけケーキ及びシュトルーデルを得る。
シュトルーデル≧ケーキ

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2のダイスの数だけコーヒー及びワインを得る。
ワイン≧コーヒー

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3のダイスの数だけホテルに部屋を用意する。
上の段ほど費用がかかるが、終了時に得点になる。

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4のダイスの数だけ皇帝トラックもしくは所持金トラックを上げる。

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5のダイスの数だけ値引きして手札から従業員カードを1枚をプレイする。

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1クローネ払って6のダイスの数を参照しながら1〜5いずれかのアクションを行う。

ダイスを選ばないでパスすることもできます。
自分以外のプレイヤーが全員アクションを終えるか、パスすることで場のダイスを振り直すことができます。

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ただし、その場合はダイスを1つゴミ箱に移してから振り直さないといけません。

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フリーアクションとして1クローネ払えば厨房にある料理を客に振る舞うことができます。
注文を満たした客はホテルの部屋に宿泊します。その際、表記の勝利点とボーナスを獲得できます。

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1区画の部屋を全て稼働させると色に応じてボーナスをもらえます。

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早取りの目標もあります。

全7ラウンドを通して最も多くの勝利点を稼いだプレイヤーの勝利です。





夫婦2人でプレイ

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まずは従業員をプレイします。
高コストですが毎ラウンドケーキを供給してくれるお姉さんです。

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お姉さんの力を借りて客の注文を達成します。
一度獲得してしまった客は達成しないとずっと居座り続けます。
ゲーム終了まで残った客は失点になるので注意。

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客と部屋の色は合わせないといけません。
計画的にそれぞれ用意しないとですね。
緑の客はどの部屋にも泊めることができます。


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妻は客をかなり控えさせてます。
達成時の得点とボーナスが美味しいですからね。

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ダイスを振るので少なからず運要素はあります。このように出目が偏ることも。笑

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3,5,7ラウンド終了時には皇帝トラックのチェックが入ります。
一定以上の数値がないと手痛いペナルティがあるので注意。
ここは同作者の
ロレンツォ・イル・マニーフィコ
に似た部分がありますね。

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注文を達成していきましょう!
なんで客に料理を振る舞うのにこっちがお金を払うんでしょうか。おかげさまで金欠です。笑

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同じ色のひと区画が宿泊済みになると、その大きさに応じてボーナスをもらえます。
これは無視できないくらい大きいですよ。

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お互いに従業員をプレイしています。
従業員には
永続効果、即時効果、
ラウンド毎に1回効果、
ゲーム終了時得点効果があります。
場面に応じて上手く活用できるとアドバンテージを稼げますよ。

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早取りの目標を達成できました。
2番目以降でも点は入りますが、まったく達成できないと特に2人プレイではそのまま差になります。

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あっという間に最終ラウンド。
皇帝トラックのチェックが控えています。
8点を得るのと失うのとではとても大きな違いなので、頑張りましょう!

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出目はバラけていますが…
うーん、従業員アクションに若干偏ってますね。

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とりあえず今いる客に料理を振る舞い切ってしまいましょう。
黄色の部屋のボーナスは皇帝トラックなので、これは大きいです。

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ここでゲーム終了!
お互いに皇帝トラックによるボーナスを得ることができました。
宿泊済みの部屋、
カード、所持金、料理、皇帝トラックから得点を得ます。
残った客は1枚5点失点。
妻は1人残ってますね。

結果は111-83で勝ちました!


所要時間50分ほど





感想

久しぶりにプレイしましたが、やはり面白いです。
カードのめくれやダイスの出目など、運要素がありそうで…
実はその場その場で最善の策を見つけ出すことを楽しむ作品だと思います。

ゲームによってランダムにセットアップされる部分が多いです。カードも多くがめくれずに残るので、リプレイ性は文句なしですね。

要素は少なくないものの、覚えるアクションは大してありません。重量級作品の中でもかなりプレイしやすい方の部類ではないでしょうか。
言語依存がない分、最初はアイコンの意味をよく確認しながらプレイすると良いでしょう。

2人プレイの経験しかありませんが、確かに所感では2人プレイベストな気もします。でも単純に待ち時間の問題なので、3人以上でも本作の面白さ自体を損なうことはないですね。

これは繰り返しプレイして、面白さを深掘りしていきたいです!







購入情報

kickstarter版は今のところ流通はない様子。
名作であるが故に、日本語版の発売が望まれますね!



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