アムレッテ ボードゲーム紹介記事

今回紹介するのはアムレッテ

ご夫婦でボードゲーム制作を行っている根津工房さんの新作カードーゲームです。

根津工房さんと言えば、以前にも当ブログで代表作であるエレメンテを紹介させていただきました。


ありがたい事に↑の紹介記事は実際に制作者さんのお目にも留めていただいて、これをきっかけに今日まで親交が続いております!

そんな根津工房さんにご厚意で、新作のアムレッテを先行プレイさせていただくこととなりました!

貴重な機会をありがとうございます!

アムレッテってどんなボードゲーム?


1~2人用

ポーカーライクな対戦用カードゲーム

ハイスコアを目指すソロプレイルールも用意されています。

詳細はゲームマーケット紹介ページをご覧ください!

アムレッテのここが面白い!おすすめ!

根津工房謹製の美麗なイラスト


恐らく前作のエレメンテの際にもはしゃいでいましたが、まずはご覧ください、このアートワーク!

アムレッテ紹介ブログにも記載されてある通り、カードデザインは「集めたくなるような宝石」をテーマにしているそうです。


独特で味わい深いイラストは根津工房のYumiさんによるもの。

とにかく緻密で描き込みが凄い!このクオリティはカードゲームの域を超えて、最早芸術でしょう。

集めたくなるどころか、後述するルールも相まって独占したくなるほどの仕上がりです。笑

直感的にわかりやすいルール


さて、肝心のゲームについてですが・・ルールはいたってシンプル。

手札を整えながら自分の場にポーカーの役を作っていくのが主な目的となります。

手番でできることは
  1. 自分の場にカードを1枚出して、山札から1枚引く
  2. 手札を1枚捨てて、捨てたカードを同じ色もしくは数字のカードを共通の場から獲得する
以上のいずれかです。


自分の場に5枚のカードが揃うと、役を完成させることができます。

役にはそれぞれ点数が決まっており、完成した役は自分の場から脇によけておきます。

5枚1組の役が完成したら、また新たに次の役を作り始めることができます。


山札がなくなったらラウンド終了。

自分の場の脇によけてある役それぞれについて得点を計算します。

この時、自分の場に出ている作りかけの役に手札を加えて最後に役を完成させることもできます。

作りかけの役がなければ、手札5枚をそのまま役にしてもOK!


規定ラウンドをプレイし、合計得点の高いプレイヤーの勝ちです。

攻めるか引くか・・・熱すぎる駆け引き!


さて、アムレッテのカード構成ですが、ポーカーをベースにしているだけあって、トランプに少し似ています。

1~12のカードが5色、計60枚で構成されているのですね。

なので、ファイブカードや5スートストレートなど独自の役が用意されています。もちろん難易度の高い役は高得点!


同じカードは1枚もありません。

また、カードは1枚ずつしかプレイできないことから、お互いの作りたい役は公開情報となるのです。

さらに、既に作り始めた役を完成させないと次の役に着手できないとなると・・・
  • 欲しいカードが来るまで粘って、強い役を目指すか(完成するとも限らない)
  • 程ほどの役で終わらせて次のチャンスを狙うか
と、何ともジレンマの効いたプレイ感が実現しているわけですね。


場のカードに欲しいものがあっても、手札から同色or同数字を捨てないと獲得できない制限が上手く効いており、良い意味でもどかしい楽しさが味わえます。笑

弱い役を量産しても良いですが、強い役1つに及ばない得点バランスとなっているので、一概にどの戦法が強い!と言いきれない点が、また本作の奥深さを生んでいますね。


悩ましくもクセになるプレイ感は、1ゲーム20分程度の手軽さも相まって我が家では激ウケしています。

夫婦で主に遊んでいますが、妻からリクエストが来るんですよ!

↑これがどれだけ評価アップ要因になるかは、当ブログの読者様にはよくご理解いただけますね?笑

ソロプレイ可能


山札から一定枚数除いて準備することで、ソロプレイも楽しめるようになっています。

ちなみに目標ラインの3ラウンド65点は、相当に難しいので挑戦し甲斐がありますよ!

2人戦での駆け引きも良いですが、ソリティアゲームとしても十分に面白い仕上がりになっています。

アムレッテはゲームマーケット2025春頒布予定!


と言うわけで今回は根津工房さんのアムレッテを紹介させていただきました。

忖度抜きで、自信を持ってオススメできる作品に仕上がっていると思います!

当ブログ的評価は8/10です。

ゲームマーケット2025春頒布予定とのことですので、気になる方は要チェックですぞ!

アムレッテゲームマーケット紹介ページはこちら