今回紹介するのはフォレストシャッフル
2024年のドイツゲーム章1位に輝いたことで一躍話題となった作品です。
フォレストシャッフルってどんなボードゲーム?
2~5人用
動物や植物のために生態的にバランスの取れた生息地を作っていくことが目的となるカードゲーム
フォレストシャッフルのここが面白い!おすすめ!
美麗なイラスト
まずはアートワークから触れていきましょう。
自然環境をテーマにしているゲームなだけあって、イラストは目を見張る美麗さがありますね。
樹のカードは全面仕様、上下もしくは左右に面のあるカードの3種類です。
一応、ボードがありますが、役割的にはフレーバーですね。
正直無くてもプレイはできます。笑
後にまた紹介しますがプレイスペースをかなり広く取るゲームなので注意です。
悩ましいカードプレイ
手番で行うことはカードを引くか、プレイするかのいずれか。
出したいカードの左上に描かれている数だけ手札を支払うと、自分の場にプレイすることができます。
樹のカードを中心として、上下左右にカードをプレイすることができます。
カードプレイに使ったカードは捨て札にするのではなく、共通の場にストックされていきます。
手番でカードを補充する際は、山札だけでなく共通の場からもカードを引くことができます。
つまり、相手の手札から自分の欲しいカードがこぼれてくることがあるんですね。
山札からのガチャ引きはもちろん、捨て札狙いのドキドキ要素も楽しめますよ!
決めろ!カードコンボ
カードにはそれぞれ効果やボーナス、得点条件が設定されています。
特定のカード同士にはコンボがあり、得点が飛躍的に上昇する組み合わせがあります。
例えばオオヤマネコは単体では無得点ですが、ノロジカが自分の場にいると一気に10点に化けます。
また、ノロジカも特定のアイコンがあるだけ点が伸びるためそちらも狙いたくなりますね・・・!
特に強力に感じたのがこのヤブノウサギ×アカギツネコンボ
ウサギは特殊なカードで樹の上下左右には本来1枚ずつしかカードを差し込めない所を、制限なく差し込んでいけます。
ウサギ自体、各ウサギがウサギの枚数だけ得点になるので強力ですが、更にアカギツネによってドロー&更なる高得点が狙えます!
(プレイ後に調べるとかなり有名な作戦の1つみたいでしたね。笑)
引き際が大事!痺れるゲーム終了条件
山札の後半には「冬が来る」カードが3枚仕込まれています。
ゲームが進むにつれてめくれていきますが、3枚目が登場したその瞬間、ゲームが終了します。
カードの位置は完全ランダムなので、特にゲーム後半は「いつ終わるか・・・!?まだプレイできるか!?」と悩ましい判断に迫られることになりますよ。
気になった点&感想
2人プレイで遊んでみた感想です。
ルール確認に大体10分、プレイ自体は45分程度でしたね。
カードの情報量こそ若干多いため、最初は苦戦するかもしれませんが何度か手番を回していけば自ずと理解できていきます。
徐々にコンボが見えてくる感覚が、ボードゲーマーとしては楽しめる作品に思えますね。
プレイヤー同士のインタラクションは控えめなので、そう言った点を求めると少し物足りないかもしれませんが、好きな人はかなり多い印象です。
ただ注意点として、カードが広く並んでいくのでスペースをかなり使うこと、カードスタンドがないと手札の視認性が悪いことが挙げられますね。
手軽に遊べる作品でありつつも、ゲーマー好みの賞を受賞した作品なだけあり、万人ウケするかは何とも言えないところ。
拡張込みで購入したのでもう少し色々吟味してみたいです。
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