世界の七不思議デュエル　パンテオン拡張　[2人プレイボードゲームレビュー:評価9/10]

もくじ


🔖世界の七不思議デュエルシリーズ


🔖基本との変更点


🔖夫婦でプレイ


🔖感想


🔖購入情報

以前に基本セットのみのレビューを投稿しています。
本記事ではルール変更点を中心に触れているため、よろしければ先にご覧ください。セットアップ
メインボードの上部にパンテオンボードが装着されます。
使い方は後述。


神性カードを色ごとにわけて用意します。


第1世代のカードディスプレイ。
一部のカードの上に神性トークンを配置します。


神性トークンが置かれたカードを表向きにしたプレイヤーがそのトークンを獲得することができます。


トークンを獲得したプレイヤーはその色に対応した神性カードデッキから2枚をめくり、1枚を選択してパンテオンボードの任意の位置に裏向きに設置します。


第1世代の終了後神性カード全てを表向きにします。
第2世代以降、カードを獲得する代わりにパンテオンボードに設置されている神性カードの効果を使うことができます。効果を使うにはパンテオンボードの自分に矢印が向いている方の金額を払う必要があります。
つまり、第1世代で神性カードデッキをめくった時に使いたいカードは自分に近い方に、あまり使いたくないカードは相手に近い方に設置するのが戦術的に有効になってきます。
アクションの選択肢が増えました！

この変化がゲームにどのような影響を与えるでしょうか。配られた七不思議はこんな感じ。
パンテオン拡張で新たに追加されたものがありますね。
有効活用できるでしょうか。


神性トークン獲得のチャンスです。
早速とってみましょうか。


めくられたのがこちら。
ハデス:捨て札から1枚無料で獲得。
ゼウス:ディスプレイの任意のカードを1枚捨て札にする。
…正直微妙。笑
この2枚をコンボにすれば面白い使い方ができるでしょうか。


使う予定がないので一番相手側に設置。笑
黒の神性カードは相手が設置していました。
少し使いたい、程度なのでしょうか？


第1世代も中盤。
木材を産むカードがとれていないです。
できれば獲得したいとこ。


パンテオンにカードが埋まりました。
第1世代終了と同時にオープンされます。


結果はこんな感じ。
手前から2番目のカードは空きスペースに配置する門カード。
2倍のコストを支払うことで発動し、神性カードの残りから1枚を発動します。


第2世代の開始です。
一部のカードの上にまたトークンが配置されていますね。


トークンが置かれたカードを表向きにしたプレイヤーが獲得できます。
使用することで神性カードを発動するコストを値引きできるいわば神様クーポンです。


早速神様を使ってみましょう。
タニト:12金即座に入手。
発動コストが3金だったので実質9金の儲けです。
シンプルに使いやすいですね。


おや？あちらはなんだか緑のカードを集めてますね。科学的勝利を狙ってるのでしょうか。
これは要注意です。


軍事も少し攻められています。笑
対策に手を割かないといけないので、厄介です。


必殺、七不思議連続建造！
スフィンクス→ピラミッドと繋げました。
連続手番はやはりシンプルに強いです。


トークンのおかげでカードをめくるきっかけができます。
神様クーポンをもらっておきましょう！


神様クーポンで相手側にあったカードを発動！
アスタルテ:発動時7金をこのカードの上に置く。この7金は種々の支払いにあてることができるが、ゲーム終了時に残っている1金につき1勝利点を得る。
第1世代に相手が配置したカードなので怒られました。笑


すかさず反撃をくらう。笑
ラー:相手の未建造の七不思議カードを奪う。


そんなこんなで第2世代終了。勝負は第3世代へ。


カードディスプレイの様子。


基本セットとは差し替えで使うカードがあります。
建造コストが高いですが、対応した神性トークンを所有していると無料で獲得できます。
同じ種類のカードを1枚所有していると5点、2枚で12点、3枚でなんと21点！
全部取られるととても苦しいので、個人的には即時勝利条件のさらにもう1つだと思ってます。笑


あちらが七不思議を建造してきましたが、わたしも3軒建造していました。
ラーのアドバンテージをチャラにできましたかね。


ここまで来るとカードは高得点のものが多いです。
注意深く獲得していきましょう。