今回紹介するのはノースウッド!
CMON JAPANより日本語版が発売された1人プレイ専用作品です。
ノースウッド!ってどんなボードゲーム?
概要
1人専用
森の指導者となり、他の指導者達と話し合いを行いながら王国をまとめていくことを目標とします。
ソロ専用では珍しい、トリックテイキング方式を採用しています。
セットアップ
セットアップの様子から、初回推奨セットです。
0~7まで並んだ領主たちを取り込んでいくことが本作の目標となります。
4スートある数字カードを手札として持ちます。
数字は各色1~8の構成となっており、山札から8枚引きます。
ゲームは全8ラウンド行います。
手札を引いてから、まだ交渉可能な領主1枚を選び矢印のカードで示します。
トリックテイキング
本作のトリックテイキングの方式は、切り札有のマストフォロータイプ。
山札から1枚ずつめくったカードに対して、手札からプレイしていきます。
トリックテイキングのルールに準じて、トリックを取った手札は山札右の得点置き場、トリックを取れなかったカードは山札左の捨て札置き場に置きます。
山札からめくられたカードはいずれの場合も捨て札に置きます。
プレイヤーの手札もしくは山札が切れるまで、そのラウンドのトリックテイキングは行われます。
なお、切り札スートは現在交渉中の領主カードのスートと同一となります。
上の写真の場合だと手札(もしくは山札)切れの状態で、3回トリックに勝ったことを示しています。
矢印で示された領主カード下の数字と、取ったトリック数が一致すれば得点化する事ができます。
得点化に成功した領主は1枚少し下にずらします。
見えている星の数が得点となります。
失敗した場合は領主カードを除外し、カードを裏向きにします。
効果の使用
各トリックテイキングについて、山札のカードをめくる前に仲間カードの効果を1枚使うことができます。
ゲーム開始時には4枚の仲間カードがありますが、得点化に成功した領主カードの効果も1度きりですが使用できるようになります。
カードの効果は、ゲームクリアのために恐らく必要になってくること間違いなしでしょう。
ゲームの終了
8枚の領主カードのそれぞれ1回ずつトリックテイキングのラウンドを仕掛けるとゲーム終了です。
見えている星の数だけ得点となります。
手札は原則8枚からスタートする都合上、0~1、6~7のトリック数は必然的に取りづらくなっており、そう言ったカードは星の数が多く設定されています。
星の数16以上が最低評価なので、可愛い見た目によらず難易度は結構高めです。
感想
ソロ専用トリックテイキングと言うことで中々珍しいと思い、予約購入して遊んでみました。
山札を対象にトリックテイキングを行っていくシステムはシンプルながらよく工夫されていると感じましたよ!
ルールブックに書いてありますが、捨て札及び得点カードはいつでも確認して良いことになっているためカウンティングの必要はありません。
それだけだと緩そうに聞こえますが、やはり得点の大きいカードは獲得しづらい仕様が絶妙に効いています。
何度かトライしてみて、あと1枚で完全クリアの惜しい場面まで到達しました。
最後の山札のめくれに泣かされた印象です。笑
どうしても適度に運要素はあるものの、トリックテイキングをプレイしている感覚はそれなりに味わえると思います。
基本ゲームに慣れてきたら追加カードも用意されているので、遊びごたえは意外とありそうな印象・・・!
現状は多人数で遊ぶトリックテイキングゲーム推しですが、もう少しプレイを煮詰めいけばまた感想が変わってくるかもしれませんね。