アズール サマーパビリオンとは
2〜4人用タイル配置ボードゲーム
アズールシリーズの3作目になります。
エヴォラ宮殿、シントラ宮殿に引き続き、今度はサマーパビリオンの建設がテーマですね。
過去作のレビューはこちら。
ゲームの流れ
セットアップ
シリーズ恒例のお皿にタイルを置いてスタート。個人シートを受け取ります。
ゲームは全6ラウンド。
それぞれのラウンドはフェイズ1〜3に分けられます。
フェイズ1
タイル獲得
具体的な獲得手順の前に、
本作ではワイルド色という概念があります。
ラウンド毎に決められており、その色は今のラウンドに限り他の色として代用できます。
タイルの獲得はいつも通り。
1つの皿の同じ色全てを取って、残りを中央に移します…が、
ワイルド色のタイルがあれば1つ追加で獲得しなければなりません。中央から取る時も同様です。先手マーカーを獲得したら、その手番で獲得した他のタイルの枚数だけ減点します。
獲得したタイルはボードの横に置いておきます。全てのタイルが獲得されたらフェイズ2へ。
フェイズ2
タイルの配置
その数字の枚数だけタイルがあれば1枚だけ残して配置できます。
ワイルド色を枚数に数えることもできます。
タイルを置くごとに1点。
隣り合っているタイルがあればその枚数だけ追加得点です。
特定のシンボルを囲うと得点ボードからボーナスタイルをもらえます。
配置できなかったタイルはタワーへ。
廃棄した枚数だけ減点です。
個人ボードの四隅にもタイルを配置できます。
このタイルは次のラウンドに持ち越すことができます。
フェイズ3
次のラウンドの準備:最終ラウンドは省略
全員タイルの配置が終わったらまたタイルを補充して次のラウンドへ。
6ラウンドを終えて、終了時の得点を追加し合計を競います。
夫婦2人でプレイ！
それではスタート。
ラウンド毎のワイルドを意識しておきましょう。
真ん中人気ないの図。笑
マイナス点はやっぱり気が引けますよね。
ボーナスを意識して置いていきます。
やはり本家が1番マイナスがきついですね。
サマーパビリオンはそこまで大きく減点されることはあまりありません。
そして、さすがアズールシリーズ。映えます。
個人ボードが完成していくと満足感ありますね！
妻もかなり完成させてきている様子。
ジョーカータイル、ゲーム終了時のボーナスは予めわかっています。
見通しが立てやすいですね。
緑のゾーンが完成！
が、2つ目の完成は間に合わず…。惜しい。
1〜2のスペースは全て埋められました。
妻は…えーっ！
2つ完成させとる。
紫のお花は1番点高いんでしょ？
ちゃんとわかってやがる…！
結果は94-101点！
やはり比較的点の高いゾーンを完成させた妻に軍配が上がりましたね。
悔しいのでもう1戦！
なんと妻、わたしの盤面見てほしいタイルカットしてきました。嘘やん。笑
中央ゾーンの完成ならず。
82-99でまたしても負け。
やはり本シリーズは妻の方が強いのか…?笑
所要時間1ゲーム20〜30分ほど
感想
アズールシリーズはどれも根幹のシステムは似通っているのに、異なるゲームになっていて、しかもちゃんと面白いのがすごいですよね。オリジナル、シントラに続いてとりあえずこれで3作プレイしましたが、みんな違ってみんな良いと言った感じです。甲乙つけ難い。笑
マイナス点を押し付け合う要素はオリジナルに比べてかなーりマイルドです。
あれはあれで良いと思いますが、好き嫌いが分かれるのも理解できますからね。
配置できなかったタイルを次ラウンドに持ち越せるのも画期的。
ラウンドをまたいで建設計画を立てるのも戦略の内でしょう。
コンポーネントの質も良く、シリーズが好きな方であれば試してみて損はないかと思いますよ！
