ERA 剣と信仰の時代とは
1〜4人用自分の領土をいかに発展させるかを競うボードゲームです。
その特徴はハイクオリティなコンポーネント!
並べていくだけでもワクワクするような素敵な仕上がりになっていました。
ゲームの流れ
セットアップ
個人ボード、ダイスを受け取ります。
プラスチック製でペグやコマをはめるための穴が空いています。
そして見てください!この豪華な建物駒!
建造すべき中世の都市を模した建物が用意されています。
こんな感じで建物をボードに差し込んで、建造していきます。
いやー、もう堪らんですね。
立体的な造形にうっとりです。
ゲームは終了条件を満たすまで、以下の①〜⑥を繰り返します。
①ロール
手持ちのダイスを衝立の内側で振ります。
髑髏の出目が出た、もしくは出目を確定させたダイスは脇に置きます。
そうでないダイスは最大3回まで振り直せます。
②収集
ダイスの出目に応じた資源を獲得します。
③扶養
手持ちのダイス1つにつき1食料を支払います。
不足した分だけ髑髏の厄災トラックが前進します。
④厄災
そのラウンドで自分が出した髑髏の出目に応じて厄災効果を処理します。
⑤建設
スタートプレイヤーから順に金槌アイコンの数に等しい回数まで、建設を行います。コストは衝立を参照しましょう。
⑥恐喝
スタートプレイヤーから順に剣のアイコンの数がより少ない相手に対して、資源の要求を行うことができます。より多い盾アイコンで阻止することもできます。
①〜⑥を行ったらラウンド終了。
建物の効果によってダイスを獲得したり、厄災によってダイスを失ったりした場合はこのタイミングで処理します。
ゲーム終了条件
1種類の建物が尽きるたびに記録トークンを×面に返します。
全ての記録トークンが×になったラウンドでゲーム終了です。
夫婦2人でプレイ!
それではスタート。
初期建物が配られるので、中央の主塔以外は好きに配置していきます。
妻は私とは全く違った配置をしていますね。
それぞれの都市がどのように出来上がっていくかが楽しみです。
収集フェイズに木材を供給してくれる建物を建築!
さらにダイスをもたらす建物も!
生産力が上がっていくので、拡大再生産的要素がありますね。
うわ、髑髏だ!2つだと疫病です。
建物を固めて置いているほど影響します。
橙十字の建物は病院。
隣接している建物を疫病から守ります。
それ以外は影響を受けてしまうので、失点トラックがかなり増えてきてしまいました。
髑髏3つだと裏切り。これは逆に相手を妨害する要素なので、こちらには当たりです。笑
妻はかなり大きな市壁都市を作ろうとしていますね。
市壁で囲まれた地域にある建物はゲーム終了時の得点が2倍になります。
これは狙いたいところ。
プレイ人数によって建物の数が調整されています。
ものによっては1軒しかないものも。
意外とあっという間にゲーム終了に向かいますね。
ここでゲーム終了!
お互いに市壁で囲んだ都市を作り上げました。
見た目に豪華で楽しいですね。
得点計算結果は…25-40!あら?ボロ負け。笑
どうやら私の失点が大きすぎた様子。疫病が痛かったですね。
所要時間1ゲームインスト込み50分ほど
感想
豪華なコンポーネントなので、重量級作品の風格がありますが、プレイ感は意外と軽め。慣れてくれば全プレイヤー同時に処理できる場面も多く、サクサク進んでいきます。
どうしてもダイスが絡むので運要素がなくもないかな。どんなに頑張っても失点を防ぎようがない場面があるので、そのあたりの好みはありそうです。
やはり立体的なコンポーネントで自分だけの都市を作り上げていくのが醍醐味でしょう。
建物は気持ち良く個人ボードにハマっていくので、これを並べていくだけでもかなり満足感があります。
拡張も発売されているようですね。機会があればぜひ試してみたいです。