キャンバスとは
1〜5人用 画家となり、誰よりも名誉ある賞を受賞することを目指すセットコレクションゲームです。
あまりに美しすぎるアートワークに発売当初から話題になりましたね。
再販で運良く手に入れることが出来ました。
今回はキャンバスを紹介していきます!
ゲームの流れ
セットアップ
ルール確認のため、とりあえず1人分。
得点カードのパターンは初回推奨セットです。
手番プレイヤーは以下のアクションA,Bいずれか1つを実行します。
アクションA
場からカードを1枚取る。
最も左のカードは無料ですが、他のカードは有料です。
獲得したいカードの左側のカードに1つずつ
パレットトークンを置かないといけません。
カードの上に乗っているトークンは、
そのカード獲得の際に一緒に獲得できます。
手札上限は5枚です。
上限に達してしまっている場合、
以下のアクションBを実行しないといけません。
アクションB
絵画1枚を完成させる。
手札から3枚を選んで好きな順で重ね、
背景カードと一緒にスリーブに入れます。
すると1枚の絵画が完成します。
題名を読み上げて、リボン獲得に移ります。
獲得したリボンによって最終得点が計算されます。
全プレイヤーが3枚の絵画を完成させたらゲーム終了です。
夫婦2人でプレイ
それではゲームスタート。
わたしの背景カードパターンはこんな感じ。
勝敗には関係ありませんが、美しい絵画にしたいですね。
マニュアル記載の1~2人用ヴァリアントルールである
ヴィンセントの憂鬱を導入します。
かっこいい名前ですがそう難しいことはなく、最後手番のヴィンセント用にパレットトークンを用意。
ヴィンセントの手番になったらトークンを投げ、表が出た数に応じて場の透明カードを除去するというもの。少人数では遅くなりがちなカードの循環を改善してくれますね。
さあ、どんな作品にしていきましょうか。
まず最初の作品
背の高い降伏
ちょっと何言ってるかわからない題名ですが、リボンを4つも獲得。
なかなか良いのでは。
妻の最初の作品は選ばれた障害。
ちゃんとリボンを意識してきましたね。
透明カードの選択はけっこう悩ましいです。
パレットも上手くやりくりしないといけません。
リボンパターンもクリアしようとすると考えどころがしっかりとある作品だと気づきます。
儚い脱出
またしてもリボン4つ獲得!
妻:迫りくる自由
いや、ぜひ迫ってきてほしい。笑
獲得リボン的には悪くないのだけど、絵が被ってちょっと気に入らない。←
生意気にもこだわりを出してみます。笑
その結果生み出されたのがこちらの大切な失敗
結局被っているやないかい。笑
妻の3枚目の作品
ありえない警告
どんな警告なんだろう・・・。
ってなわけで最終得点計算。
結果は42-34でまずは勝利。
出来上がった絵を眺めるのも楽しいですね。
続いてもう1戦。
得点カードのパターンを変えてみます。
これだけでめちゃくちゃ考えること変わりますね。
多く満たそうとするとかなり難しいです。
以下出来上がったわたしの作品。
天の革命
読み上げがいのある題名じゃないですか?
広大な真実
ちょっと背景があっさりしすぎた?
儚い冒険
それっぽい題名。点数は控えめ。
以下妻の作品。
仮面を被った警告
また警告使ったんかい。
でもなんだかかっこいい!
突然の瞬間
なんだかミステリアスな作風。普通に綺麗。
新規得点パターンに苦戦しましたね。
面白い作品が生み出せたので良しです。
所要時間1ゲーム30~40分ほど
感想
プレイする前は正直見た目を楽しむのがメインで、ゲーム性はそこまでなのかと思ってましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。得点パターンが良く出来ていて、しっかりと考えどころのある作品です。
全てのリボンパターンを網羅しようとするとかなり考えないといけません。透明なカード画期的で、同じ構成でも重ね方を変えれば得点も変わってきます。いわゆるセットコレクション系の作品に分類されるのでしょうけど、このひと工夫により同ジャンルの中でも特異な作品に仕上がっているのではないでしょうか。
2人でヴァリアント有でしかプレイしていませんが、充分面白いです。
勝敗に拘るのも良し、見た目に拘っても自分が満足ならOK!ルールも簡単!
間口の広い良作です。
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