Whirling Witchcraftとは
2〜5人用ドラフト+エンジン構築+バースト
と様々な要素を含んだ独特な作品です。
BGGで見ると2人プレイの評価が高いんですよね。
面白いということで最近話題に上がっており、クオリティの高い和訳を有志の方がアップロードしてくださっていたので、米Amazonより購入してみたところ…
到着を待っていたらなんと2022年に日本語版の発売が決定。笑
まあ、一足早くプレイできるってことで!
リプレイレビュー追加しました!
ゲームの流れ
セットアップ
コンパクトながら雰囲気の良いコンポーネントです。
立体的な大鍋が目をひきますね。
初回プレイ推奨の見習い魔女を使用します。
ゲームは研究フェーズと醸造フェーズに分かれ、終了条件を満たすまで繰り返します。
基本的に各プレイヤー同時処理で進行します。
研究フェーズ
以下の①〜③のステップがあります。
①レシピのプレイ
手札から1枚選択。
裏向きで自身の前に配置します。
カード中心のアイコンが逆S字のものは反転して配置することができます。
1度反転したら戻すことはできません。
②レシピの公開
全プレイヤーカードを配置したら、一斉に公開します。
③アルカナ解決
今公開されたカードの上部に記されているアルカナアイコンを参照。
その数だけ自身のアルカナカード上をカウントします。
以降のラウンドでカードが追加されれば、そのアルカナアイコンの数だけカウントは進められます。
各アルカナが偶数個を通過もしくは到達すると、固有の能力がその場限りで発動します。
醸造フェーズ
以下の①〜④ステップから成ります。
①素材の生産
自身のレシピを好きな順番でそれぞれ1回まで発動できます。
自身のボードから素材を持ってきて、変換を行うも良し。
生産された素材を用いてさらに別のレシピで変換しても良しです。
レシピの活用が終わったら生産された素材は自身の大鍋へ移します。
②大鍋の受け渡し。
完成した大鍋は右隣のプレイヤーにそのまま渡します。
受け取ったプレイヤーは大鍋上の素材を自身のボードに移さないといけません。
するとこのようにボードに置けず、あふれる場合があります。
あふれた素材は左隣のプレイヤーに渡します。
つまり、大鍋を差し出したプレイヤーの手元に戻ってきます。
戻ってきた素材は魔女の輪に置かれます。
③勝敗判定
魔女の輪に5つ以上の素材を持っていれば、
そのプレイヤーの勝ちです。
同時に勝者が出た場合、
魔女の輪により多くの素材を持っている方、
それも同じ場合、
魔女の輪により多くの種類の素材を持っている方、
それも同じなら
個人ボード上の素材が少ない方、
それまでも同じなら引き分けです!
勝者がいなければ④へ進みます。
④レシピカード受け渡し
手元に残ったカードを全て左隣のプレイヤーに渡します。
手札を受け取ったら4枚になるまで手札を補充して新しいラウンドを開始します。
夫婦2人でプレイ
それではスタート!
1つの素材から3つ作れるレシピをプレイ。
アルカナの効果も使いつつ、エンジンを構築していきます。
妻も素材をこねくり回しています。
1度のみ使用できる見習い魔女の手札交換効果も使いましょう。
素材が飛んできました。
どう処理したものか。
わたしもお返しでこんなにたくさん送り込みます。
黒の素材がピンチなのに狙われました。
大鍋の黒3つがバーストで相手の得点になります。
ここ間違えた。
わたしの魔女の輪中にある黒3つは妻側に置くべきでした。後で気づきます。
というのも飛んできた素材はこんな感じ…。
所持上限の少ない黒を攻められてしまいました。これで妻の魔女の輪に5つ以上溜まり、ゲーム終了。
負けてしまいました。( ´ー`)
所要時間インスト込み15分ほど
この後続けて3連戦しました。
その様子は後日投稿します!
感想
話題になるのがよくわかりました。めちゃくちゃ面白いです。
妻からもお気に入りのお墨付きをいただきました。向こうからもう1回と言ってくれる作品はとても貴重なんです。笑
独特ではありますが、ルール自体はめちゃくちゃ簡単。エンジン構築の要素も複雑ではないので、少しでもボードゲームに慣れていれば速攻で理解できます。
それでいてちゃんと戦略性があるのもポイント。
自分のエンジンを回すだけでなく、相手の盤面をしっかりと観察して、いかにいらない素材を押し付けるのが鍵です。
それは相手も同じで、渡したくないカードをあえてドラフトによりカットする方法もあるので、ボリュームの割に濃厚な駆け引きが楽しめると思います。
2人だとちょうど相手のボードがよく見えて、見通しが立てやすいですね。もちろん、それより多い人数でワイワイやるのも良さそう。
年末に向けてかなりオススメの作品が舞い込んできました!
日本語版が出たら買っちゃおうかな。笑
購入情報
現在、外国版なら入手可能。日本語版の発売を待っても良いし、掲載しているデータで和訳化するのもアリですよ!
よろしければこちらも!