古代ローマの新しいゲーム ローマ七丘 [2人プレイボードゲームレビュー:評価7/10]



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古代ローマの新しいゲームとは

ライナー・クニツィア作
1つの箱になんと14種類ものゲームが含まれた超絶お得ボードゲーム 。

コンポーネントとしては次のものが含まれます。
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分厚いマニュアル。

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116ページまでありました。

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物語調になっており、とても読みやすいです。
読み物としても面白いですよ。

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5色の同じ内容のカード。

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色鮮やかなコマが含まれています。

これらのコンポーネントを組み合わせることで違ったルールのゲームをプレイできるわけですね。
とっても画期的。

我が家は2人プレイの機会が多いため、本作に含まれる2人で遊べるゲームを紹介していく予定です。

今回はローマ七丘の紹介です。




ローマ七丘

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2人用ゲーム
使用するのは赤青1~9のカード黄の1~7のカードです。

黄色のカードを場に表向きで並べます。
各プレイヤーは赤青いずれかのカードのセットを受け取り、手札とします。

ゲームは先攻を交代しながら2ゲーム行い、合計得点の多い方の勝利です。

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手番ではカードを1枚、いずれかの黄カードの自陣営側に裏向きで配置します。
直前の相手の手番で置かれた箇所には置けないので注意。


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カードは複数枚重ねて置くこともできます。

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1枚の黄カードに両陣営ともカードが1枚以上配置されたら、表向きにします。
以降もそこにカードを追加できますが、表向きで置かなくてはなりません。

お互いに手札を出し切ったら終了。
それぞれののカードに対し、数字の合計が大きいプレイヤーが黄カードの数字だけ点を得ます。
同点の箇所は先攻のプレイヤーの勝ちです。

伏せられているカードがあれば、そのカードを置いているプレイヤーが黄カードの点を獲得します。

先攻を入れ替え、2ゲームの合計得点の多い方の勝ちです。






夫婦2人でプレイ

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それではゲームスタート!
夫婦ボードゲーマーあるある、
コンポーネントの向きは妻に合わせる。笑

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やはり大きい数字は欲しいですよね。

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うーん、あちらの6を狙うのは難しいか。
同点だと先攻に得点ルールが地味に効いてますね。

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まずは1戦目終了。
現在のスコアは13-15
先攻と後攻を入れ替えます。

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7が欲しいのバレバレ。笑
先攻の利点を上手く活かさないと。

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カードが公開されていきます。
6とられるときついか。

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ここまでは良い感じだったんですけど…

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あちらは後出しできるので、欲しいカードが取られてしまいました。
最終スコアは24-32で負け。

所要時間15分ほど





感想

シンプルながら、よく出来た2人用ゲームだと思います。やっていることは単純な数字比べですが、共通の手札を使って裏向きにカードを配置するだけで、こんなにも駆け引きが生まれている点に驚きますね。

これだけで1つの作品としてこっそり発売しても売れるんじゃないでしょうか。笑

同作者のバトルラインロストシティなどの2人用作品の前身のようにも思えます。
その気になればトランプで代用できるとか言わない。笑






購入情報・他レビュー

古代ローマの新しいゲーム 日本語版
ニューゲームズオーダー(New Games Order)