TAKUMI ZOO [2人プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]

TAKUMI ZOOとは

ハナヤマより発売されている1〜4人用動物園経営ゲーム。


なんと作者は小学生!

ご本人のお名前をとってTAKUMI ZOO!

もう、完全に匠先生ですね。

りょうたろ
うちの子も将来…。

ねぇわ。笑

ただ、小学生が作った作品と侮ることなかれ。

しっかりゲーマーも楽しめるガチ仕様です。

今回はTAKUMI ZOOの紹介です。

ゲームの流れ

セットアップ


とりあえずルール確認のため、1人分。

1人と2人だと使用する動物タイルの数は同じのようですね。


りょうたろ
なんとアートワークも匠君ご自身が手がけているそう!

絶妙に緩い感じの味があるイラストじゃないですか?


ゲームは全12ラウンド。

適当な方法でスタートプレイヤーを決めてスタート!

ラウンドの流れは以下の通り。

①収入


自分が所有している動物、ボーナスリンゴに書いてある数だけお金を貰います。

りょうたろ
動物とリンゴの数字は所有している分だけ得点ボードでもカウントします。

②土地の開拓。


タイルの山から1枚引いて個人ボードに配置。

最初は右下から、以降は既にあるタイルに縦横隣接させて配置します。

③動物を返す。



自身の動物園にいる動物を好きなだけ、メインボードに返すことができます。

得点は減りますが、その分だけお金をもらえます。

④動物を飼う。


メインボードに書いてある金額を払って動物を1匹まで飼うことができます。

動物を飼うスペースはチャートを参照しましょう。


柵で囲ってその動物の飼育スペースを表します。

りょうたろ
条件さえ満たしていれば、後で好きなだけ柵と動物は動かすことができます。

ミス!ごめんなさい!
ここ、象じゃなくてシロクマが正しいですね。。。

タイルによってはこのように右上に特殊効果アイコンがある場合があります。
  • タイル2枚分として扱えるもの。
  • そのラウンドに動物を2匹まで飼うことができるもの。
  • ボーナス点になるもの。などなど。
全12ラウンドで最もスコアの高いプレイヤーの勝ちです!

夫婦2人でプレイ!


それではやっていきましょう。


いきなり収入アップタイルを引けました。

これは幸先良いのでは?



草原エリアを広げてみます。

収入の高い動物はより広いスペースが必要になる仕組みです。


目のアイコンは未来視

次に配置するタイルを予め見ることができます。

りょうたろ
計画的な配置ができますね。


4種類の地形で1スペース動物が揃いました。

ボーナスリンゴを獲得です!


さらに草原を4スペースに広げて、ライオンを飼育。


わたしは青のマーカーですが、現状かなりリードしてますね!


が、ここで妻もボーナスリンゴを獲得。

4つの地形で2スペース動物を揃えたようです。

当然、あちらの方が価値が高いですね。


わたしの動物園が先に完成!

後半タイルのめくれに振り回され、空きスペースができてしまいました。


一方、妻。

最後のタイルを配置して何やらこねくり回してますが…


なにいぃぃぃっ!

パンダだと?!

最上級の得点を持つ動物です。

しれっと高価値のシロクマも飼ってるし…


めちゃくちゃに逆転され、

結果はなんと58-102の惨敗。笑

これ、直接作者の匠くんに聞いたのですが100点取るのもかなり難しいそう。

さすがうちの妻…。


悔しいのでもちろんリベンジ!

こちとら夫婦で遊ぶ前にソロで何回か練習しとるんじゃ!


しかし、またしても負け。笑

58-81です。おかしいなぁ。笑

所要時間1ゲーム20〜30分ほど

感想

ってなわけで薄々感づいている方もいる?とは思いますが、見た目の割に、特に前半の資金繰りに苦しむゲームです。笑

なんでも作者の匠くんの好きなボードゲーム作家はあのウヴェ・ローゼンベルグだそう!

動物の飼育要素などに通ずる部分がありますよね。

めくれたタイルに闇雲に動物を飼っていくだけでは高得点をとれるわけではありません。

しっかり先を見据えてタイル配置、飼育をしていく必要があります。

最も最上ランクの125点を取るのは至難の業でしょう。

…と、なんかそれっぽいこと書きましたけど、つまり小学生が作ったとは思えないクオリティの作品です!

りょうたろ
才能に年齢は関係ありませんね。

なんだかんだでタイルのめくれに左右される運要素も少なからずありますし、可愛い見た目、簡単なルールであることからオススメできる幅も広いのではないでしょうか。

プレイ人数によるプレイ感の変化もさほど大きくありません。

これはソロでまた練習して、妻にリベンジしたいですね!笑

購入情報