![IMG_9342](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/f5fdaaf4.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
バトルラインとは
巨匠ライナー・クニツィア作2人用ボードゲームのおすすめはと聞かれて真っ先に名前が挙がるものの1つといっても過言ではないくらい有名なゲームかと思います。
わたしが初めて購入した2人用ゲームで、あまりの面白さに連日何戦もプレイしていました。
ここからボードゲームに本格的にのめり込んだといってもおかしくない罪深い作品です。笑
今回紹介する中世版は通常版とルールはまったく一緒で、アートワークが変更になったものです。
それでは見ていきましょう。
ゲームの流れ
![IMG_9316](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/066197dc.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
2人用カードゲームなのでセットアップはシンプル。
9枚の領土カードを1列に並べて、横に山札を置きます。
手札は1人7枚。
手番ではカードを1枚配置し、山札から1枚引く。これだけ!
![IMG_9312](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/4a03b004.jpg?resize=480%2C270&ssl=1)
カードは1〜10までがそれぞれ6色あります。
バトルラインはよくポーカーに例えられます。
領土を挟んで役を作り、強い方がその領土を獲得するんですね。
![IMG_9313](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/f8f80203.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
中世版にはサマリーがついています。便利。
役は原則3枚で構成されます。
強さは上から
ウェッジ
同じ色の連番
スクエア
数字が同じ3枚
カラム
同色3枚
スカーミッシャー
色違い連番3枚
フレイ
役なし、数字の合計勝負
となっています。
同じ役同士だと数字の合計が強い方が勝利します。
![IMG_9314](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/4344b5dd.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
写真の例だとウェッジ(同色連番)とスクエア(数字が同じ)の勝負です。ウェッジの勝利なので領土を獲得します。
両方とも最も大きい数字を使って構成しているので役としてはかなり強いです。
![IMG_9315](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/a6478ee1.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
戦術カードというのもあります。
山札からカードを引く際には数字カードの山か、こちらの戦術カードの山かを選べます。
どれも強力な効果を持ちますが、ゲーム中は常に相手が使用した戦術カードの枚数+1枚しか使えません。
5つの領土を獲得するか、
連続する3つの領土を獲得すれば、
ゲームに勝利できます。
以下夫婦プレイダイジェストです!
夫婦でプレイ
![IMG_9321](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/dcc618ef.jpg?resize=480%2C270&ssl=1)
最初の手札。…強いですね。笑
いざという時に数が大きいのはやはり正義です。
![IMG_9323](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/b44409e6.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
強い数字は真ん中付近に配置するようにしています。
これは隣り合った3つの領土獲得のためです。
また8も便利な数字ですね。
最強のウェッジを作る起点にできます。
![IMG_9325](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/45f5035f.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
早くもあちらはウェッジを作ってきました。
数字は低いですが役は最強です。
こちらはまだ何も出していないので牽制として効いてきます。
![IMG_9326](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/b8d1edbd.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
こちらも対抗します。
9のスクエア。
相手は5を2枚出しているのでスクエアしか狙えません。数の大きさではこちらの勝ちは確定です。
このように相手が自分より強い役を作れないことを証明しても領土を獲得できます。
勝負が決着した箇所ではもうカードを出せないので注意。
![IMG_9328](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/5497954b.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
ゲームが進むとこんな感じ。
カードが並んでいくと自ずと作れる役が決まってきます。
![IMG_9329](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/b9b4699a.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
偵察ですね。
山札からカードを3枚引いて手札から2枚戻せます。
良いカードを引けるでしょうか。
![IMG_9330](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/00257fe8.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
お!いいですね。これを使って…
![IMG_9331](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/c031b4eb.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
最強に近いウェッジです!
相手は迂闊にカードは出せません。
場合によっては1枚出すだけで場のカードを参照して、強い役ができないことが証明されてしまうからです。
![IMG_9332](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/18f4a79b.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
あちらも戦術カードを使ってきました。
支援部隊。
任意の色の1〜3のカードとして使うことができます。
![IMG_9335](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/f5f61de5.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
さらに連続で使われました。
フランス王。
任意の色、数字のカードとして使えます。
先程の支援部隊の上位互換ですね。
戦術カードの山に2枚入っていますが、強すぎるので1人1枚しか使えません。
![IMG_9336](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/57d9f9a3.jpg?resize=480%2C360&ssl=1)
いよいよ終盤です。
領土判定は行われていないものの、勝負がほぼ決まっているところはありそうですね。
![IMG_9340](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/a989d231.jpg?resize=480%2C640&ssl=1)
領土判定は行われていないものの、勝負がほぼ決まっているところはありそうですね。
![IMG_9340](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/a989d231.jpg?resize=480%2C640&ssl=1)
これは良いカードを引きました!濃霧。
役無視で数字勝負に持ち込めます。
相手のウェッジを無効化できました。
6以上出せれば勝ちなのでいけるでしょう。
![IMG_9341](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/f1247cf4.jpg?resize=480%2C360&ssl=1)
濃霧のおかげで5箇所獲得!勝利です!
所要時間25分ほど
バトルラインの良いところは戦略的カードゲームにも関わらず、運要素が程良いところです。
カードのめくれに勝負の展開が左右される点があるので、初心者でも経験者相手に勝てることがあります。
自身の手札や場のカードによって相手の狙いを推察したり、不意に欲しいカードを引いて一発逆転したりと思考と盛り上がりのバランスが本当に素晴らしいです。
数字もわかりやすい構成なのですぐに要点を掴むことができるのも良いですね。
手番で出来ることも極めてシンプル。
ここまで洗練された2人用ゲームはなかなかないでしょう。さすがクニツィア先生です。
戦略カード導入の有無や手札枚数の変更など、自分たちに合ったスタイルを調整していくのも良いですね。
![IMG_9344](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/c2baaf8d.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
中世版はかっこいいですが、通常版と比べると視認性が悪いです。笑
ゲームの面白さは変わらないので好みの方をチョイスするといいでしょう。
![IMG_9343](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/50fa5d80.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
ちなみにわたしは100均のカードケースに通常版を収納しています。主にボードゲーム布教用として。笑
2人で遊ぶ機会があるなら、文句なしにおすすめできる作品です。
わたしのようにぜひここからボードゲームの楽しさを知っていってもらえると嬉しいです。^ ^
投稿時点、Amazonで中世版の日本語ルール付きが入手可能です!
通常版も!
役無視で数字勝負に持ち込めます。
相手のウェッジを無効化できました。
6以上出せれば勝ちなのでいけるでしょう。
![IMG_9341](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/f1247cf4.jpg?resize=480%2C360&ssl=1)
濃霧のおかげで5箇所獲得!勝利です!
所要時間25分ほど
感想
バトルラインの良いところは戦略的カードゲームにも関わらず、運要素が程良いところです。カードのめくれに勝負の展開が左右される点があるので、初心者でも経験者相手に勝てることがあります。
自身の手札や場のカードによって相手の狙いを推察したり、不意に欲しいカードを引いて一発逆転したりと思考と盛り上がりのバランスが本当に素晴らしいです。
数字もわかりやすい構成なのですぐに要点を掴むことができるのも良いですね。
手番で出来ることも極めてシンプル。
ここまで洗練された2人用ゲームはなかなかないでしょう。さすがクニツィア先生です。
戦略カード導入の有無や手札枚数の変更など、自分たちに合ったスタイルを調整していくのも良いですね。
![IMG_9344](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/c2baaf8d.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
中世版はかっこいいですが、通常版と比べると視認性が悪いです。笑
ゲームの面白さは変わらないので好みの方をチョイスするといいでしょう。
![IMG_9343](https://i0.wp.com/aruessussu.com/wp-content/uploads/import/50fa5d80.jpg?resize=480%2C480&ssl=1)
ちなみにわたしは100均のカードケースに通常版を収納しています。主にボードゲーム布教用として。笑
2人で遊ぶ機会があるなら、文句なしにおすすめできる作品です。
わたしのようにぜひここからボードゲームの楽しさを知っていってもらえると嬉しいです。^ ^
購入情報・その他クニツィア2人用作品レビュー
投稿時点、Amazonで中世版の日本語ルール付きが入手可能です!通常版も!