十二季節の魔法使い 拡張「運命の行方」とは
カード&ダイスドラフトゲームである十二季節の魔法使いの第2弾拡張。新たなカードやコンポーネントが追加になりました。
基本セットと拡張「魅ノ国」のレビューは以前に投稿しています。
変更点や追加要素を中心に触れていきますので、よろしければ先にご覧ください。
追加および変更要素
追加のカード、トークン、ダイスがあります。
特殊能力トークンは第1弾拡張の「魅ノ国」より導入された要素です。13〜18のトークンが追加になりました。
本拡張で追加になったカードにはアイコンが描かれているので、区別しやすいですね。
特定のカード専用のコンポーネントもあります。
なんだか優遇されているように感じます。笑
エオリスの複製器というカードは少し特殊です。
このカードを使う場合、複製のカード10枚を山札や手札とは別に用意します。
エオリスの複製器を使用したら複製のカードを自分の場に出します。召喚ゲージの影響を受けるので注意。
もし何らかの方法で複製を捨て札にする場合は、元の山に戻すのではなくゲームから除外します。
エンチャントカード
「魅ノ国」より導入されたヴァリアント要素。
運命ダイスを使うものがあります。
カードは全拡張を混ぜています。
せっかくなので運命ダイスを使用するエンチャントカードにしましょう。
ドラフトしたダイスのアクションを行う代わりに、運命ダイスを振ることで出た目の効果を適用します。
月のマークは運命ポイント。描かれている分だけ、ストックから受け取ります。
ゲーム終了時に最も多くの運命ポイントを所有しているプレイヤーはボーナスとしてクリスタル20個を獲得します。
最初の手札と特殊能力トークンはこちら。
この特殊能力トークンは、召喚ゲージを1減らすことでゲーム終了時に10点を得ます。
あちらは序盤から便利なカードを使用しています。
運命の手:カードの召喚コストを減らす。
物乞いの角笛:ラウンド終了時に所有しているトークンが少ないと補充できる。
早速運命ダイスを使用してみましょう。クリスタル3つと運命ポイント2つですね。
強欲のフィグリムで季節の終わりに相手からクリスタルを1つ吸い取ります。
さらにクリスタル変転アクションを行った後に灰顔のルイス。
うまくアクションが噛み合った時、とても気持ちが良いですね。
古の宝石。
同一の魔力トークンを3つ捨てると、内1つをこのカードの上に蓄えます。
3つ以上あればクリスタル35個貰えますが、足りないと逆にクリスタル10個を失います。
カードテキストには古え人の宝石とありますが、同名のカードがないためおそらく誤りでしょうか。
消し去るものイグラマル。
相手の手札のカードを言い当てるとそれを捨てさせることができます。
ドラフトの段階でカード名を覚えていたので成功しました。
エストリアの堅琴
魔力トークンを捨てると召喚ゲージを上げて、クリスタルを得ます。
召喚ゲージは序盤〜中盤カツカツなので便利そう。
写真ブレちゃってまふけど本ゲームのMVPである、壊死のクリス
使い魔を捨てることで魔力トークンを4つ得ます。
効果適用済みのものを捨てたり、召喚ゲージを空けたりととても便利です。
わたしの特殊能力トークンとも相性良しです。
3年目突入です。
エイラスの擬態箱
不要になったカードを捨ててクリスタル12個に変換します。
勝利点を意識していきましょう。
古の宝石にトークンを3つ貯めることができました。35クリスタルはおいしいです。
クリスタルトラックは勝ってますね。運命ポイントは良い勝負。
エシールの泉手札が空になるとクリスタルを得ることができます。
終盤なので活用できそう。
悪賢いハシリドコロを使用されました。カードを引いて相手に押し付けることができます。
押し付けられたのがこちら。あちらは絶対に出せないカードを選んだつもりだったみたいですが…
残念!こちらは壊死のクリスで魔力トークンの獲得は容易なのです。メソディーのランタン。
魔力を所有できる上限が減りますが、高い勝利点を持ちます。
終盤ならもうプレイして良いでしょう。
というわけでゲーム終了!クリスタル所持数は圧勝ですね。
あちらのカード。最後に勝利点の高いクシディットのランタンをプレイしていましたね。
ちなみに運命ポイントは1ポイント差でわたしの負けでしたので、20点はとられました。
これで173点だそうです。
わたしは200点!
古の宝石とメソディーのランタンの点がやはり大きかったですね。
相手の敗因はメソディーのランタンをわたしに押し付けたことでしょう。笑
3戦目にしてなんとか勝利!
所要時間45分ほど
感想
やはり追加のカードがあるだけでプレイ感が新鮮なものになりますね。クリスタル20個の特典はやはり無視できないので、ゲームに良いスパイスとして効いています。
拡張全てを導入すれば基本と合わせて182枚のパワーカードがあります。
ランダムにエンチャントカードや特殊能力トークンを組み合わせれば、無数の展開が楽しめます。
我が家では全カード混ぜ、他の追加要素は気分に応じて、が基本のスタイルになりそうです。
基本でもレビューしましたが、TCG的な要素が強いので2人プレイがベストでしょう。
少しでも気になる方や合いそうだと感じる方は、基本セットを含めて拡張全てを一式で揃えることを強くお勧めします!