パチャクナとは
クラウドファンディングサイトMakuake 発2人用ボードゲーム
今回は実際のプレイレビューをお送りします。
ゲームの流れ
セットアップ
指定のパターンに従いましょう。
今回はA面。
プレイヤーは白ラマと黒ラマの陣営に分かれます。
白ラマは黄緑色の平地のみを、
黒ラマは黒色の山地のみを
移動することができます。
白ラマから先攻で交互に手番を行います。
黒ラマは茶色の資源1つを受け取ります。
手番では以下の①〜④のアクションを順に実行します。
①回転
タイル1枚を好きなだけ回転させます。
回転した直後、ボード上にある全ての岩マーカーを除去し、たった今回転したタイルに岩マーカーを配置します。
岩マーカーのあるタイルは直後の相手の手番では回転できません。
また、ラマのいるタイルも回転不可です。
手持ちの資源を2つ支払うごとに追加でもう1枚タイルを回転させることができます。
②移動
ボード上の全ての自分のラマを移動させます。
移動できる地形上は好きなだけOK。
村でのみ留まることができ、他の地形にいるラマは原則1歩以上動かないといけません。
③交易
ラマの背に乗っている資源と村の色が異なっていれば、交易できます。
交易は以下のパターンに分かれます。
・乗っている資源が需要マーカーと一致していない。
その資源はサプライに戻し、需要マーカーを除去する。
・乗っている資源が需要マーカー下部と一致。ラマの上の資源を手元に移し、需要マーカーを除去。
・乗っている資源が需要マーカー上部と一致。
ラマの上の資源と、サプライからもう1つ同じ色の資源を手元に移し、需要マーカーを除去。
未所持の資源であれば、獲得時に自分の枠に差し込むことができます。
各支払いには枠に差し込んである資源と手元の資源両方を充てることができます。
ラマの購入
任意の資源4つを支払えば、追加のラマを配置できます。交易を行った村に追加。
今後動かすことができます。
④補充
除去された需要マーカーの代わりを補充。
ゲームの準備時を含め、村と同じ色のマーカーは引き直しになるので注意。
交易を行ったラマと追加したラマの背にその村と同じ色の資源を乗せます。
7色(茶以外)の資源トークンを1つずつ所持した状態になったプレイヤーの勝利です。
夫婦2人でプレイ
妻の先攻(白)でスタート!
最初の持っているのは白の資源。
セットアップの都合上、登場している需要マーカーには存在しません。
まずは他色の資源を獲得する必要があります。
それぞれ異なる色の資源を所持しました。
需要のある村へ届けましょう。
妻が目的の村へ到達する中、わたしは妨害されてなかなかたどり着きません。笑
自分を移動しやすくするのはもちろん、相手を動けなくするのが戦術的に有効です。
妻はどうやらそこまで考えている様子。
もう3色も資源を集めてる!
わたしも負けていられません!
決してそんなことはないのに、自分の地形の方が少なく見えます。笑
お互いにゴールは近い!
ここでまさかの紫村でブッキング。
妻の方が全然早い!
わたしが移動しようとすると既に阻まれています。笑
少し食らいつくもあちらが7色揃えて終了!
意外と惜しかった。
所要時間インスト込み30分ほど
感想
手軽に楽しめる戦略ゲームです。可愛い見た目の割に運要素はあまりありません。需要マーカーのめくれくらいでしょうか。
相手の進路を制限しつつ、自分は効率的に進めるルートを考えるのはけっこう頭を使います。
2人用作品として持っていても損はないと思います。
ただ、少しだけ残念な点も。
タイルのはまりが意外ときつく、回転させようと持ち上げると他のタイルも外れることがけっこうあります。また、ラマの背に乗っている資源も注意深く持ち上げないと高頻度で落っこちます。笑
セットアップもちょっと面倒。
こだわりのコンポーネントのあまり、このあたりのプレイアビリティが低いと思ったので1点マイナスにしました。
アイデアとゲーム自体は画期的で面白い作品です!
妻のウケも悪くありませんでした。近い内に再戦したいですね。
購入情報
一般発売の予定はあるのでしょうか?情報があったら更新します!
当ブログ2人用作品レビューはこちら!