白鷺城 [ボードゲームレビュー評価:7.5/10]

今回紹介するのは白鷺城

CMON JAPANより日本語版が発売されている作品です

白鷺城ってどんなボードゲーム?

概要


1~4人用

プレイヤーは大名となり、権力の中枢である白鷺城にて一族の地位と将来を賭けて争います!

箱表記のプレイ時間は80分となっており、中~重量級作品ですね。

ダイスプレイスメント


セットアップの様子から。(ルール確認のため1人分)

りょうたろ
和風のアートワークが目を引きます!

 


毎ラウンド開始時にプレイ人数に応じた数だけ3色のダイスを振ります。

振ったダイスは昇順になるように橋に並べます。

手番プレイヤーはいずれかの橋の両端のダイスから1つ選び、アクションを実行します。


ダイスの出目が描かれているアクションスペースに配置することでアクションを実行します。

描いてあるダイスの出目より大きい出目を置けばお金が貰えますが、逆に小さい出目を置くとお金を支払わなくてはなりません


つまり大きい出目の方が得なんですが、低い出目を選ぶと補償があるため一概にそうとも言えない工夫が仕込まれています。


3~4人戦であれば、ダイス2個まで重ねることができます。

りょうたろ
プレイ人数に応じてアクションスペースを調整するルールですね。

 

手番はたった9回!


橋からダイスが獲得されていき、残りダイスが色関係なく合計で3つになると各プレイヤーはそのラウンドで3手番行ったことになります。

これで1ラウンド終了!

手番順を調整し、ダイスを全て振りなおして次ラウンドがスタートします。

ゲームは全3ラウンドなので、原則3×3の9手番しかありません!

限られた手番でいかに得点を稼いでいくかが大事になりますよ。

白鷺城のここが面白い!おすすめ!

アイコンのみでわかりやすい


ここからは本作の特に面白い、おすすめだと思った点を紹介していきます。

まずは全ての情報がアイコンで表示され、言語依存がなく、わかりやすいこと

りょうたろ
アイコンはルールブック裏にまとめてあるので、確認も容易です。

 


手札などの秘匿情報もなく、新しいカードが場に登場しても都度確認ができるのが嬉しいです。

アイコンの種類もそこまで多くないので、導入は比較的簡単な部類ですね。

アクションコンボが気持ち良い!!


先ほど全部で9手番と言いましたが、なんとこれ・・・増えるんです!

と言うのも、特定のアクションを実行するとその効果で別のアクションが発生することがあり、またそれが連鎖すると1手番で数アクション分の行動ができることがあります。

りょうたろ
これがとにかく気持ち良く、高得点を目指すには必須!

 

ただのダイスプレイスメントだけではなく、アクションコンボを組み立てていくのを楽しむ作品だと思います。

頑張った分だけ見返りがある得点システム


ゲーム終了時に追加得点になる要素として、各スペースに派遣した駒達があります。

相手プレイヤーの駒の位置は関係なく、自分の駒がそこにいるだけ得点が加算されていきます。


この手のゲームって例えば、

各スペースずつ最多の駒しか得点できないなど、いわゆるマジョリティ争いが発生するものが多いと思います。

それはそれでプレイヤー間の競争が激しくなって面白いのですが、特に本作のように限られた手番しかないとせっかく掛けた労力がチャラになってしまったら悲しいですよね。笑

白鷺城は頑張った分だけちゃんとリターンがあるゲームですよ!

まとめ


今回は白鷺城を紹介してきました。

ボードゲーマー3人で遊んでみましたが、程良いボリュームと雰囲気がかなり好感触でした。

ルール説明込みでも90分以内に収まって、満足感が味わえる作品は個人的にはかなり刺さりますね。

最近は拡張セットの話題もあるので、今後にも大注目の作品です!

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