カスカディア ローリング:波立つ川 [ソロ(1人)&2人プレイボードゲームレビュー評価:7.75/10]

今回紹介するのはカスカディア ローリング:波立つ川

あの有名タイル配置ゲームであるカスカディアの紙ペンバージョンになります。

元となるゲームのレビューは以前に投稿していますので、よろしければご覧ください!

カスカディア リプレイ [2人プレイボードゲームレビュー:評価8/10]


カスカディア 拡張ランドマーク [ボードゲームレビュー評価:8/10]



カスカディア ローリング:波立つ川ってどんなボードゲーム?


1~4人用

元となるカスカディアとテーマはそのままに、フリップ&ロール&ライトゲームとして生まれ変わりました。

個人的にも大好きなシリーズなので、どのようにアレンジされているか楽しみです!

カスカディア ローリング:波立つ川のここが面白い!おすすめ!

フリップ&ロール&ライト


基本的ななゲームの流れを紹介しましょう。

プレイヤーはシートと個人ダイス2個を受け取ります。


ラウンド開始時に代表プレイヤーが共通ダイスを4個を振り、各プレイヤーも個人ダイスを振ります。

共通&自分ダイス合計6個を参照して、1種類の動物を選択し、出ている目の数だけ獲得できます。

↑だと例えば、サケであれば4匹、タカであれば2羽獲得できますね。


獲得した動物はトラック上に増減を記載していきます。


ラウンド毎に1枚まで、公開されている生息地カードを達成できます。

描かれているだけ動物を消費し、下部の地形をその探索値だけ獲得することができます。

どの生息地カードも公開されている間は、全プレイヤーが何回でも達成することができます。

また、生息地カード上もしくは下に配置される小型のボーナスカードはゲーム毎のランダムセットアップとなりますよ。


A面であれば、達成した地形に対応した箇所に上から探索値の数字を書き込み。ゲーム終了時にその数字の合計だけ得点します。

また、縦列2/4個目達成時にはボーナスが、横列が揃うと追加点が入る仕組みです。


生息地カードは後半になるとコスト&報酬が大きくなります。

生息地カードは最大4枚まで公開されています。

ラウンド毎にカードは横にスライドしていき、プレイヤー人数に関係なく、20枚のカードが公開されたらゲーム終了です。


獲得した勝利点を合計し、競います!

豊富なシートパターン


ゲームシートは4パターン用意されており、右上の星の数が増えるほど難易度が高くなります。

B面は達成した生息地の探索値の数だけ、左詰めで対応した地形を囲っていきます。

各列で達成した数に応じて勝利点になる他、ボーナスマスを囲ったり通過したりすることで追加報酬得ますよ。


基本ルールこそ同じですが、シートが変わるとプレイ感は激変。

もはやA面とは別ゲームです。


更にまたガラリと変わってC面!

達成した生息地の探索値の数だけ対応箇所を囲っていきます。


B面と異なるのは各地形がマップ上に分布している点と、得点計算方法ですね。

1色の地形をコンプリートすると追加勝利点になる他、各地にはランドマークが配置されており、到達することでもボーナスが入ります。

無印の拡張を思い出しますね。

D面については次の項で!

ソロモードも充実


本作ですが、プレイヤー間の絡み要素はまったくありません。何人でも完全にソロゲームです。

好みが分かれる点ではありそうですが、それを見越してかちゃーんとソロキャンペーンモードが用意されているんですよ!


ちなみにD面では地形にアルファベットを描きこんで動物の生息地を作っていきます。

シート上部にそれぞれの動物の得点計算方法が描かれていますよ。

基本となるカスカディアに最も近いプレイ感に思えますね。

カスカディア ローリング:波立つ川のここが気になる!

カスカディア感はあまりない!笑


前項でも少し触れましたが、正直D面で若干風味を感じるくらいで本家カスカディアとは完全に別ゲームとして考えた方が良いです。

フレーバーこそ同じであれど、プレイ感は全く別物です。

しかし、紙ペンゲームとして単純に出来が良いので、気になる方はチェックしておいても損は少ないと思いますよ。

1パッケージに4種類の紙ペンゲームが入っているようなものですからね。


ちなみに同時発売の別バージョンであるカスカディア ローリング:なだらかな丘はカードとダイス構成そしてシートパターンが異なります。

基本骨格は同じなので、気になっている方はまず片方遊んでみて更に味変が欲しければ別パターンにトライしても良さそうです。

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