ダイナソー・アイランド 短時間ゲーム [2人プレイボードゲームレビュー:評価7/10]



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ダイナソー・アイランドとは

1〜4人用
恐竜パーク経営をテーマにした作品。


海外ではすでにリリースされており、今年になってようやく日本語版が発売されました。

テーマ的にも好みだったので早速チェックしてみましょう!

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ゲームの流れ

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セットアップ
ルール確認のため、個人コンポーネントは1人分です。ご了承ください。
かなり場所を取りますね。

ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返します。1ラウンドは5フェイズでなります。


フェイズ1 研究フェイズ
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スタートプレイヤーはダイスを振ります。

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フェイズ毎に参照するボードが用意されています。

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各プレイヤーは3つ科学者トークンを持っています。1つずつ、全部使い切るまでアクションを行います。


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DNAを獲得もしくは所持条件を増やしたり、

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恐竜を復元するためのレシピを手に入れたりすることができます。


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科学者トークンは各スペース1つしか置けないので、本作のワーカープレイスメント要素ですね。



フェイズ2  市場フェイズ
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市場ボードを参照して、
専門家獲得、
アトラクション建設、
実験室改良、
DNA購入、
パス
のいずれかを1回ずつ合計2回行います。



フェイズ3  従業員フェイズ
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自身の従業員を好きなだけ、実験室ボード上のアクションスペースに置きます。

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対応したアクションを行います。
個人ボードを参照するため、全プレイヤー同時処理できます。

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この時、恐竜復元のアクションを実行すると、
表記の分だけ
興奮レベル(▲の数字)
脅威レベル(紫の点)
が上昇します。
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脅威レベル警護レベルを上回ってしまうと、あとで注意が必要です。


フェイズ4  入園フェイズ
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興奮レベルの数だけ、布袋から来客コマを引きます。
黄色:愛好家
ピンク:厄介者
だそう。
引いた愛好家1つにつき1ドルを得ます。

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客は個人ボードの空きスペースに配置します。
この時、厄介者優先で置かないといけません。

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その後、
脅威レベル-警護レベル
の値だけパーク内の人間が恐竜に喰われます。笑

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この時は愛好家を優先に食べさせなければなりません。食べられた客は除外されます。

恐竜パークに残った愛好家の数だけ勝利点を得ます。



フェイズ5  調整フェイズ
手番順を勝利点の小さい順に入れ替え、
市場とレシピを更新します。

使った従業員と科学者は回収。
客は退園します。

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ゲーム開始時にランダムに用意した
特別ルールがあれば処理します。
ゲーム終了条件を満たしていなければ、次のラウンドへ。





ゲーム終了条件


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各プレイヤーはいつでも目標カードを達成できます。達成すれば表記の勝利点を得ます。

今回は初回プレイ推奨の短時間ゲーム3枚を使用しますよ。

誰も達成していない目標カードが1枚になったらゲーム終了です。


恐竜パーク内の勝利点、所持金からの勝利点を加えて、最も多いプレイヤーの勝ち。





夫婦2人でプレイ

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どうしても場所を取るので、向きは妻の方に合わせましょう。笑

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まずはフェイズ1
いわゆる早取りワーカープレイスメント要素です。ダイスの数がプレイ人数により調整されます。

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フェイズ2で専門家を雇ってみましょう。
よろず屋、便利かな?

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フェイズ3で個人ボードとにらめっこ。

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恐竜を復元し、お客さんを招き入れます。
プレイしてみると流れはかなりわかりやすいです。

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妻も大体分かった様子。
あ、相手いませんけど、これ今おトイレ休憩中です。笑

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恐竜を復元すると脅威レベルが上がります。
警護レベルを上回ると客が食われて失点になってしまいます。
備えておきましょう。

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さらに恐竜を復元!
客も賑わい、少しずつ楽しい恐竜パークになってきました。

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ここで妻が目標を1つ達成。
達成された目標は次のラウンド以降、達成できなくなります。
あともう1つ達成されるとゲーム終了です。
短時間なだけあって早い。

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目標の分、勝利点が負けています。

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かの有名なティラノサウルスのレシピを獲得!
こいつを復元できれば大きな勝利点になります。

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が、その後すぐにゲーム終了トリガーを引かれてしまいました。妻は逃げ切る気満々のようです。笑

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遺伝子をこねくり回して…

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ティラノサウルスを復元!
これは嬉しい。

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あ、そうそう、
そのラウンド限定で余ったダイスに描かれている紫の点だけ脅威レベルが上昇します。
なので、警護レベル=脅威レベルだけでは足りない場合があるんですよ。

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なので強引にでも上げておきます。
これでこのラウンドで足される脅威レベルの分も相殺できますね。

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最終的なわたしのパークはこんな感じ。
恐竜はそこそこいるかな?
空きスペースが目立ちます。

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妻はもっとスカスカ。笑

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それでも42-46で負けてしまいました。笑
目標カードの差が出ましたね。

所要時間インスト込み70分ほど







感想

重量級作品ですが、ワーカープレイスメントや拡大再生産と言ったお馴染みのメカニズムが組み合わさっています。ボードゲームに慣れている方への導入はかなり易しいのではないのでしょうか。

それぞれのフェイズも各プレイヤーで確認しながら進行することができますし、非公開情報も特にありません。重量級作品の入門としてもおすすめです。

やはりテーマが良いですね!
DNAを抽出、複製し、太古の恐竜を蘇らせてテーマパークを作る!刺さる人にはぶっ刺さりますよ。勝利点そっちのけで恐竜を並べていくのも個人的には全然楽しいです。笑

2人プレイでもとっても楽しいです!
特にフェイズ1〜2は早取りですが、2人でも充分キツイと思いました。3人以上で苛烈なインタラクションを味わうのも良いですが、2人プレイである程度やりたいことができるのも長所ではないでしょうか。
ソロもできますからね。

短時間ゲームでは正直物足りないと感じたので、次はもう少し長い時間にトライしたいと思います!






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