エルドラドを探してとは
巨匠ライナー・クニツィア作デッキ構築ゲーム
同ジャンルの入門ゲームとしては決定版の出来だと思います。
わかりやすいルール、どのプレイ人数でも楽しめる汎用性。
今回は夫婦プレイレビューを中心にご紹介していきます!
ゲームの流れ
セットアップ
ボードの並べ方はマニュアルに数通りの例がありますので参照するのが良いでしょう。
2人プレイだと1人2つのコマを担当します。
自分の全てのコマをゴールのエルドラドにいち早く到達させることができると、勝利です。
プレイヤーは常に4枚のカードを手札とします。
進む先のマスに対応したアイコン数以上のカードをプレイすることでコマを進めることができます。
市場ボードの下に並んでいるカードをお金のアイコンが表記されているカードで購入することができます。
このゲームのデッキ構築要素ですね。
初期デッキより強力なカードがほとんどなので、デッキを強化していくことができます。
お金カード以外も1枚で1/2コインとして支払うことができます。
市場ボードの下に空きがないと他のカードを購入することができません。
他のカードを購入した際はその残りを再び空いている市場ボードの下に配置します。
進行するために手札のカードを廃棄する必要があるマスもあります。
いわばデッキの圧縮ですね。
弱いカードを除外するのにうまく活用していきたいです。
ボードの継ぎ目には境界があります。
最初にこの地点を通過したプレイヤーが獲得できます。
同時にゴールしたプレイヤーがいたら、その中でも境界を多く持っているプレイヤーの勝利となります。
ざっくりとした流れはこんな感じでしょうか。
詳細はマニュアルをご参照ください^ ^
夫婦でプレイ
所要時間:30分ほどそれではやっていきます!
移動力が弱い前半はチマチマしか進めません。笑
カードを購入してデッキ強化を図ります。
何でも屋さん、便利そう!
最初の境界タイルは取られました。笑
勝負が拮抗すると本当にこれで決着がつくので、なんとか集めていきたいところ。
冒険家を雇いました!
いずれも2のパワーを出力できるので汎用性に優れていますね。
グレーのマスには何でも良いのでカードを捨て札にすれば進めます。
お金ゾーンは億万長者さんで突破しちゃいましょう!
ひゃっはー!
あちらは1人取り残されている様子。
状況に応じて必要なカードが変わってくるのが面白いですね。
プロペラ機と言った使い捨ての強力なものや、その他たくさんの個性豊かなカードがプレイヤーを助けてくれます。
テーマとシステムがしっかりマッチしていますよね。
先に1人ゴールされてしまいました!
ただ、もう1人はまだ後ろのようです。
間に合うでしょうか。
いや待て、ここで船長はいらん…!(^^;)
森を進めるカードが何故か引けない…!
カード運に見放され、まさかの敗北…。
あと少しだったのに!
デッキ構築ゲームを最初にトライするには本作品を強くお勧めします。
テーマとシステムがしっかりマッチしていますよね。
先に1人ゴールされてしまいました!
ただ、もう1人はまだ後ろのようです。
間に合うでしょうか。
いや待て、ここで船長はいらん…!(^^;)
森を進めるカードが何故か引けない…!
カード運に見放され、まさかの敗北…。
あと少しだったのに!
感想
デッキ構築ゲームを最初にトライするには本作品を強くお勧めします。同じシステムではやはりドミニオンが有名でしょうがカードテキストをある程度読む必要があり、TCG的な要素もあるので少しハードルが高いように思えるのです。
その点、エルドラドはテキスト量が少なく、本質はすごろくゲームなのでテーマも相まってシステムを理解しやすいです。
アイコンで表記されているものがほとんどですしね。
現にうちの嫁はドミニオンほとんどやってくれませんけど、こちらは付き合ってくれます。笑
サプライも毎ゲーム固定なので、新しいゲームのたびにカードを確認する必要もありません。
かと言ってリプレイ性に欠けるわけではなく、可変式のボードが毎回違った展開をもたらしてくれます。
意外とゴールまで早いのでコマを進めることと、デッキ強化どちらかに偏ってしまうと出遅れてしまうのもバランスがよくとれています。
遊ぶスペースを取ること以外に本当に欠点らしい点が見つからないとても優秀な作品だと思います。^ ^笑