導入・前回レビュー
一般にトランプゲームというと、家族や友人達と多人数で遊ぶイメージがあります。ですが、昨今の世間の情勢や夫婦やカップルなどでのプレイがメインで2人プレイの機会が多い方もいらっしゃると思います。
本ブログでは主にボードゲームのソロ・2人プレイレビューを投稿していますが、今回のように番外的に古くから親しまれているアナログゲームの遊び方もいくつか投稿しています。
今回はトランプゲーム大全より2人で楽しめるゲームをいくつか紹介します。
関連レビュー
ジン・ラミー
トランプ1組 ジョーカー以外の52枚を使用親と子を決め、それぞれのプレイヤーにカードを10枚ずつ配り、残りを山札とします。
山札から1枚めくり、捨て札とします。
手番では山札もしくは捨て札の1番上を手札に加え、1枚捨てる、を行います。
スタートは子から。
子は捨て札の1番上のカード(写真だと♢2)をとるかとらないか選びます。
とったら手札を1枚捨て札にし、親へと手番が映ります。(これ以降は山札からめくってもOK)
とらなければ親が捨て札の1番上をとるかとらないか選択します。以下同様。
親もとらなければ子へ手番は移り、山札の1番上を選択できるようになります。
スタートは子から。
子は捨て札の1番上のカード(写真だと♢2)をとるかとらないか選びます。
とったら手札を1枚捨て札にし、親へと手番が映ります。(これ以降は山札からめくってもOK)
とらなければ親が捨て札の1番上をとるかとらないか選択します。以下同様。
親もとらなければ子へ手番は移り、山札の1番上を選択できるようになります。
それぞれのプレイヤーは手札中でカードの特定の組み合わせを可能な限り作ることを目的とします。
→メルドと言い、次の2種類があります。
セット
同じ数字の3〜4枚のカード。シークエンス
同じマークの3枚以上連番。※KとAはつながりません。
カードの点数を以下の通りとし、手札中で非メルドのカードの点数が10点以下になるとノックができます。
A:1点
2〜10:数字通りの点
J,Q,K:10点
ノックするとゲーム終了。
自分が捨て札にするタイミングで宣言します。
この際に捨て札を裏向きに出します。
残った手札を公開して、自身の点数を表します。
♤2、♡3以外はメルドなので5点。
1人がノックすると相手も同様に手札を公開しなければなりません。
その前に相手のメルドに付札を行うことができます。
1人がノックすると相手も同様に手札を公開しなければなりません。
その前に相手のメルドに付札を行うことができます。
例えば♢8や♢Kは付札できますね。
その後、両プレイヤーは手札中でメルドや付札にならなかったカードの点数を合計します。
通常ならこの点差がノックしたプレイヤーの得点になります。
ただし、同点の場合や、ノックしたプレイヤーの方が点が多い場合、
点差に25点プラスした点がノックしなかったプレイヤーに入ります。
→アンダー・ノックと言います。
ノックする時に手札が全てメルドになっている場合をジンと言います。
ジンに対して付札を行うことはできません。
ジンを達成したプレイヤーは
相手の余ったカードの点数+25点を得ます。
山札の残りが2枚になった段階で勝負がつかなければ引き分け。得点計算はなしで、親と子が入れ替わります。
☆100点以上先に獲得したプレイヤーの勝利です。
感想
2人用トランプゲームと言われて真っ先に挙げられることも多いこのジン・ラミー。
はっきり言って文句無しの面白さ。
わたしが最も好きな2人用トランプゲームの1つです。
手番で行うこともルールもシンプルですが、駆け引きが熱く奥の深いゲームです。
遊んだことがない方はぜひお試しを!夢中になりますよ!
ただし、同点の場合や、ノックしたプレイヤーの方が点が多い場合、
点差に25点プラスした点がノックしなかったプレイヤーに入ります。
→アンダー・ノックと言います。
ノックする時に手札が全てメルドになっている場合をジンと言います。
ジンに対して付札を行うことはできません。
ジンを達成したプレイヤーは
相手の余ったカードの点数+25点を得ます。
山札の残りが2枚になった段階で勝負がつかなければ引き分け。得点計算はなしで、親と子が入れ替わります。
☆100点以上先に獲得したプレイヤーの勝利です。
感想
2人用トランプゲームと言われて真っ先に挙げられることも多いこのジン・ラミー。
はっきり言って文句無しの面白さ。
わたしが最も好きな2人用トランプゲームの1つです。
手番で行うこともルールもシンプルですが、駆け引きが熱く奥の深いゲームです。
遊んだことがない方はぜひお試しを!夢中になりますよ!
使用トランプはtheory11 ANIMAL KINGDOM
可愛さとおしゃれさを兼ね備えた万人受けするデザインです。
紙製高級トランプの部類ですので、扱いやすさ抜群。
購入金額の一部が動物保護のための寄付金になるそうですよ!
ジョーカー、2〜6を除いた32枚を使用
トリックテイキングゲーム
カードの強さに注意
強 K→Q→J→A→10→9→8→7 弱
となります。
カードを全てシャッフルして山札とします。
子は親に手札を何枚か捨て札にして、引き直して良いか聞きます。
親が許可すれば任意の枚数捨てて、引き直します。
その後、親も同じ枚数捨てて引き直し、を行います。
この引き直しは親が許可しなくなるか山札が尽きるまで繰り返すことができます。
最終的に残った5枚の手札でトリックテイキングを行います。
先攻は子から。
先攻が出したカードに対し、原則同じマークのカードを持っていたら出さなくてはなりません。
先程のカードの強さに応じて勝敗を決めます。
同じマークのカードを持っていなければ、切り札を出すことができます。
この引き直しは親が許可しなくなるか山札が尽きるまで繰り返すことができます。
最終的に残った5枚の手札でトリックテイキングを行います。
先攻は子から。
先攻が出したカードに対し、原則同じマークのカードを持っていたら出さなくてはなりません。
先程のカードの強さに応じて勝敗を決めます。
同じマークのカードを持っていなければ、切り札を出すことができます。
最も強い切り札を出したプレイヤーがトリックを取ります。
切り札もなければ何でも好きなカードを出せますが、トリックは取れません。(勝てない。)
切り札もなければ何でも好きなカードを出せますが、トリックは取れません。(勝てない。)
トリックテイキングを始める前に切り札のKを持っているプレイヤーは宣言することができます。
これにより1点を獲得します。
トリックを取ったプレイヤーが先攻になりながら、
手札を使い切るまでトリックテイキングを行います。
手札を使い切るまでトリックテイキングを行います。
(全5回)
この段階で得点計算に入ります。3〜4トリック取ったプレイヤーは1点、
5トリック全部取ったなら2点獲得となります。
ただし、手札の交換を全く行わないことを選んだプレイヤーが3トリック以上取れなかったら、相手は2点を獲得します。
5点とったら勝利です。
感想
とてもシンプルなルールのトリックテイキングです。
繰り返し遊べる魅力がありますね。
トリテ入門にも良さそう。
手札を捨てるかどうかの駆け引きや心理戦的要素も含まれますよ。
安定のバイスクルトランプなので質に問題なし。
特徴的な配色、デザインのかっこいいトランプです。
外箱も豪華ですよね!
花札のこいこいに似たルールです。
よくシャッフルし、
お互いの手札、場札として4枚ずつ配ります。
手番では手札から1枚カードをプレイします。
同じ数字か、合計による取り方があります。
それぞれ見ていきましょう。
同じ数字パターン
同じ数字があれば獲得することができます。
獲得したカードはこれ以降プレイに使用しません。
場に同じ数字が複数枚あればまとめて取ることもできます。
合計パターン
場のカードの数字を合計して、プレイしたカードの数字と合計になる場合、その場札をすべて獲得することができます。
6でAと5を取れます。
※絵札(J,Q,K)は数字を持たないとされるのでこの取り方はできません。
この場合、場札の合計は10なので10をプレイすれば全て一気に獲得できます。
両方で取る
同じ数字および合計による条件を満たせば、両方一気に獲得することもできます。
写真の例だと
2,3で5
5のペア
により5を1枚プレイすれば2,3,5を獲得できます。
場札を取ることができない場合、あるいは取りたくない場合はプレイしたカードは場札となり手番が移ります。
場札を取ることができない場合、あるいは取りたくない場合はプレイしたカードは場札となり手番が移ります。
ビルド
いわゆる予約。
手札から1枚だけプレイして場札1枚に重ねます。
重ねたカードは先程の同じ数字か合計による取り方で後ほど獲得することができます。
1度に多くのカードを獲得するチャンスですが、相手も獲得できるので注意。
ビルドは自分、相手どちらが行ったかに問わず追加することも可能。
2,3,5を重ねて10で取ったり、
合計の数字で作ったビルドは1枚のカードとしてみなします。
なので同じ数字のビルドを複合させることもできます。
2,4で6のビルド、
6をペアのビルドとして重ねて、
もう1枚の6で総取りしてOK。
手札が切れたら山札から4枚ずつ配り直します。
この時、場には補充しません。
全員の手札がなくなり、配り直すカードもなくなればプレイ終了。残った場札は最後に場札を取ったプレイヤーのものとなります。
以下の通り得点計算します。
相手より多くのカードを取った:3点
♢10を取った:2点
♤2を取った:1点
相手より多くの♤を取った:1点
取ったA1枚につき:1点
スイープ(プレイで場札を全て取る)1回につき:1点
得点計算後、21点を獲得したプレイヤーがいればそのプレイヤーの勝利。
いなければゲームを繰り返します。
感想
これも最も好きなゲームの1つですね。
花札こいこいに一時期ハマっていたので、カシノの面白さを理解するまでは早かったです。
ビルドに関しては若干慣れが必要ですが、何度かプレイすれば理解できるでしょう。
ゲスイット
トランプ1組のうち、1つのマーク13枚を使用します。
13枚のカードをよく混ぜ、山札とします。
山札の1番上を裏向きのまま中央に配置。
残りを6枚ずつプレイヤーに配ります。
手番でできることは次のいずれか。
①相手に特定のカードを持っているか質問する。
どの数字について聞いてもOK。
「5を持っていますか?」など
質問された方は正直に答えないといけません。
②中央のカードの数字を宣言する。
数字を宣言し、中央のカードをめくります。
的中したら勝ち、外したら負け。
感想
とてもシンプルなルールですが手軽に心理戦、ブラフ要素を楽しむことができます。
わざと自分の持っている数字を質問してみたり、とかね。