アルナックの失われし遺跡とは
1〜4人用デッキ構築&ワーカープレイスメントゲーム
とでも言いましょうか。
多くの要素が上手くまとまった作品です。
プレイヤーは未踏の島アルナックを探る探検家となります。失われた文明の秘密を発見することができるでしょうか。
BGGでも100位以内とめちゃくちゃ評価が高く、2人プレイでもかなり楽しめるみたい!
アルナックの失われし遺跡の紹介ですよ!
今回からりば工房さんで購入した
ボードゲーム プレイマットを導入します!
ラバー製で70×110cmと大きめなので、とっても便利!1度使用してしまうと無しには戻れませんね。笑
かなり広いスペースが必要になりますね。

多くのアクションスペースに様々なトークン、カード!

リソースも凝った造形です。
これだけで満足感高いですね。

プレイヤーは個人ボードと考古学者駒、初期デッキを受け取ります。
ゲームは全5ラウンド。
各ラウンドの始めにプレイヤーは自分のデッキから手札が5枚になるまで引きます。
その後スタートプレイヤーから1つずつアクションを行なっていきます。パスしたプレイヤーからそのラウンドを抜けるハードパス方式ですね。
行えるメインアクションの選択肢は以下の7つ。
自分の考古学者を発掘したい場所に配置します。
この時、そのスペースに移動コストの表記があれば手札から消費しなければなりません。

各アイコンはこのよつな上下関係にあります。
必ずしも表記のアイコンでなくて良いわけですね。
②新たな場所を発見する。

ボードに表記のコストに加え、移動コストを支払い、考古学者を配置します。

そこに偶像タイルがあれば表面の効果を適用して、個人ボードに裏向きで置きます。

発見された場所には対応の場所タイルの山から1枚引いて配置します。即座に効果を得ますよ。

さらにその後守護者タイルが重ねて配置されます。すぐに影響はありませんが、ここにいる考古学者が離れる際にそのプレイヤーは恐怖カードを受け取らなければなりません。
発見された場所は今後発掘可能になります。
③守護者を撃退する。

その場にいるプレイヤーが守護者に表記されているコストを支払えば撃退することができます。

撃退した守護者は個人ボード横に配置します。ゲーム中に1回、右上の効果を使うことができます。

使用したら裏返しにします。表裏関係なく、1枚5点になります。
④カードを購入する。

場に並んでいるカードを購入できます。
コストは左下にある通り。

アイテムは購入したら自分のデッキの1番下に入れます。

遺物は即座に使用できます。
⑤カードをプレイする。

手札からプレイ。⚡︎アイコンのあるカードは制限なくプレイできます。
そうでないカードは1ターン1枚ずつプレイします。
プレイしたカードは自身のプレイエリアに置いておきます。
⑥研究する。

コストを支払って研究トラックを進めることができます。

発見タイルやその列の報酬を得ます。
各プレイヤー拡大鏡と手帳のトークンを持ちますが、手帳が拡大鏡より先に進んではいけません。

失われし遺跡に到達するとさらに得点のチャンスです!

助手を獲得することもあります。
ラウンドに1回効果を使えます。

条件を満たすと裏返り、強化されます。
⑦パスする。
そのラウンドではもうアクションを行えません。
全プレイヤーがパスしたらラウンド終了。
考古学者を手元に戻し、自身のプレイエリアにあるカードをシャッフルしてデッキの下に入れます。

ラウンドトラックである月の杖を移動させ、新たなラウンドを開始します。
5ラウンド終了後、獲得した勝利点を競います。
夫婦2人でプレイ
それではゲームスタート!

まずはコンパスを貯めて発見していきましょう!このゲームの醍醐味な気がしますね。
ランダムにめくれるタイルがドキドキ要素です。

手元に資源を用意して守護者を撃退!
カード破棄効果を持ちます。
恐怖カードは邪魔でしかないので、排除していきましょう。

最初のラウンドは大したことできませんね。
アイテムを購入したので次ラウンドで引いてきました。


お互いに発見していきます!これがホントに面白い。
発見しただけでも点になりますし、守護者を倒せればさらに追加点。積極的に狙いたくなりますね。

遺物である刻印の月を買ってみました。

ラウンドが進むにつれ出来ることが増えていきますね。デッキ強化を進めていきましょう!

研究トラックを進めると…

助手が手に入ります!
常在効果やラウンド毎に1回使えます。

気づけば妻も2人の助手を従えています。
上手く活用できると便利ですからね。

強化したカードはやはり良いですね。
初期デッキでは出力不足になってしまいます。
発見に備えてコンパスを集めていきましょう!

遺物は便利ですが、獲得時以外は使用コストとして石板を払わないといけません。
でも左上にある飛行機アイコンは他のどのアイコンの代わりとしても使えます。
今は他にやりたいことがあるのでコンパスを集めて…

高レベルの発見に成功!報酬が豪華ですね。

報酬でそのまま撃退にまで繋げました。
これはラッキー。

2人目の助手にお小遣いをくれるおじちゃんを雇いました。カードを購入して最終ラウンドに備えますか。

ってなわけで最終ラウンド。手札は1枚を除き、強化したカードばかりです。
こうなって来ると楽しいですよ!

犬と蒸気船でめっちゃコンパス貰えます。
※犬でコンパスをもらえるスペースを指定しています。

もう1度高レベルの発見です!
ここまで来ると守護者を撃退しやすくなっているので…

追加勝利点のために撃退!
飛行機アイコンを活用できるかな?

できました!←
カードを引けると更なる行動のチャンスが生まれますね。

引いたのはランプ。
資源獲得に使えますね。

残ったお金とコンパスは全てカード購入に充てました。使わなくても点になります!


これにてゲーム終了!
カードや報酬タイル、守護者など初回プレイにしては割と取れたかな?

一方妻のボードと研究トラック。
カードは少なそうですが、まさかの研究トラック最終地点到達です。どうなるかと思ったけど、結果は
66-62で勝ち!
所要時間インスト込み70分ほど
感想
これは面白いですね!デッキ構築にワーカープレイスメント、また程良いランダム要素などボードゲーマーが好きなメカニズムが良くまとまっています。強化したデッキにより後半になるにつれて派手なことができるようになるのもポイント。コストをかけた分だけ、しっかりと後から返ってくるので、やり甲斐がありますね。
2人プレイでもとっても楽しめます。
アクションスペースや各種早取り要素の数に調整がかかっているので、インタラクションもしっかり機能していますよ。複雑そうに見えて意外とシステムは理解しやすいです。1〜4人と幅広く対応したプレイ人数を考慮しても間口の広い作品だと思います。
苦しすぎず、面白さのわかりやすい構造なので中〜重量級の入門としても全然アリ!
妻も割と楽しんでくれたのが嬉しいっす。笑