CLAIM2 王国の派閥2 [2人プレイボードゲームレビュー:評価8/10]








CLAIM2 王国の派閥2とは

2人用 トリックテイキングゲーム
王国の派閥シリーズの2作目

1作目のレビュー以前に投稿しています。
変更点を中心にレビューするのでよろしけれ先にご覧ください。

また新たに個性的な5つの派閥が追加されました!

どのようにプレイ感に違いが出るでしょうか。




ゲームの流れ


ゲームの進行は前作と全く同じ。
フェイズ1で雇用し、
フェイズ2でそれぞれの派閥から支援者を募ります。

IMG_3008
新たに加わったのがこちらの5派閥。
左から
ノーム
ジャイアント
ドラゴン
オーク
シアーズ
それぞれ個性的な能力を持っています。

ノーム
IMG_3011
フェイズ2において獲得されたノームは直ちに得点にはなりません。
IMG_3012
一旦、自分の前に並べます。
ゲーム終了時まで残っていれば得点にできます。
後述のジャイアントと関係します。

ジャイアント
IMG_3013
ジャイアントを使用してトリックを取ったプレイヤーは、今プレイされたジャイアントと同じ数字である相手のノームを破棄することができます。
奥のプレイヤーがトリックを取りました。
75のジャイアントがあります。
IMG_3014
対応する手前プレイヤーの7と5のノームは破棄されてしまいます。
ジャイアントは得点として並びます。

ドラゴン
IMG_3015
トリックの勝敗に関わらず、
最後にドラゴンを出したプレイヤーは
次のトリックでリードとなります。

オーク
IMG_3016
フェイズ2において、オークでトリックを取ったら数字が大きい1枚しか得点できません。
IMG_3017
残ったオークはそのまま場に残しておきます。
次のトリック以降、勝利したプレイヤーが場のオークを総取りします。

IMG_3018
IMG_3019
その次もオーク同士であった場合、1枚のみ獲得されてもう1枚は場に残ります。
これにより場にオークが複数枚残される場合があります。

シアーズIMG_3020
IMG_3021
フェイズ1において、シアーズでトリックを取ったプレイヤーは場のカードか山札の1番上のカードをどちらを獲得するか選ぶことができます。

それぞれの派閥の能力以外、大きなルール変更はありません。
前作をプレイしていればすぐに遊べます。





夫婦2人でプレイ

IMG_3046
まずはフェイズ1から。
ノームばっかりの手札。
今、役に立つシアーズが1枚しかないぞ。

IMG_3047
弱いノームを押し付け合う図。笑

IMG_3048
ドラゴンで次のリード確定なのはシンプルに使いやすいですね。
マストフォローの原則がある以上、どうしてもリードできる方が有利ですからね。

IMG_3050
数字が強ければ惜しみなくプレイします!

IMG_3052
手札がなくなるとマストフォローが難しくなります。
低い数字でもトリックが取れる可能性がありますね。

IMG_3054
フェイズ2に入りました。
なんとも言えない手札。笑
自分のジャイアントが下手したらノームを潰しかねないので気をつけたいところ。

IMG_3056
と言いつつもマストフォローにより、ノームを並べさせられてしまいました。
この状況でジャイアント出されるとやられてしまう!

IMG_3059
ノームで勝てているのでカードが並んでいきます。

IMG_3060
ぐあーー!ついにやられた。
うちのノームジャイアント2人によって潰されてしまいました。(^^;)
この被害は痛いぞ。

IMG_3062
勝ったように見える、わたしの負けの図。笑
ドラゴン、ジャイアントが枚数で、
ノームは同枚数なので数字の大きさで負け。
前作同様の結末を迎えましたとさ。( ´ー`)

所要時間15分ほど





感想


それぞれの新能力が面白いですね!
能力のバリエーションが増えればいくらでもゲーム展開が豊かになります。

ノームジャイアントの駆け引きがあったり、
ドラゴンで奇襲的にリードを奪ったり、
オークシアーズでトリッキーに動いてみたりと
多彩な能力が飛び交います。

前作とはまったく違うプレイ感で楽しむことができますよ!

基本的にはシンプルなトリックテイキングゲームですので、慣れている方はもちろん初心者にも薦めやすいのも良いですね。

ヴァリエーションによっては前作と混ぜて遊ぶことも可能。
海外ではCLAIMシリーズの続編がかなり発売されているようなんですよね。
日本でも取り扱ってくれないかなー。





購入情報

ディアシュピールさんで取り扱いあります!