ぬくみ温泉繁盛記とは
1〜4人用温泉旅館経営をテーマにした国産ワーカープレイスメントゲーム。
ボードゲーム初心者からヘビーユーザーまで楽しめるという触れ込みでリリースされてましたが…まさにその通り!1度遊んだだけで気に入ってしまいました。
今回はぬくみ温泉繁盛記を紹介していきますよ!
ゲームの流れ

ゲームは全7ラウンド。各ラウンドは以下のフェイズで進行します。
助っ人カード獲得

山札から1枚助っ人カードを引いて手札に加えます。後のアクションフェイズでプレイすると効果を発揮する他、ゲーム終了時に得点になります。
仕入れ(任意)

手持ちの助っ人カード左上を参照して、仕入れを行います。1ラウンドで行う仕入れの回数に制限はありません。

仕入れに使った助っ人カードは山札の下に戻します。
アクションフェイズ

収入

支払い


支払えないとペナルティですが、他の資源で代用できる上、支払いはそこまでキツくありません。
アクションスペースの追加

ワーカーの回収
場のワーカーを手元に回収して新たなラウンドを開始します。7ラウンド終えたら得点計算。
施設、プレイしたカード、個人および全体目標、ニワトリ、所持金から得点して、合計の多いプレイヤーの勝ちです。
レビュー中に登場するメタルコインは別売りの汎用コインです。ご了承ください。
夫婦2人でプレイ!

それではスタート!わたしの個人方針はこちら。
特定のアイコンを持つ施設を3つ以上建設すると10点。これは無視できませんね。

ちなみに全体方針はこちら。

この組み合わせだとつまり
左右対称を達成すれば16点
そうでないと0点です。
是非とも達成したい!
左右対称を達成すれば16点
そうでないと0点です。
是非とも達成したい!

まずはお互いダイスチャレンジアクションからスタート!
釣り&伐採&採掘
ダイスの出目に応じてもらえる資源の数が決まる。助っ人カードを山札の下に戻すごとに出目に1を足せる。
まず最初のラウンドは資源集めですね。しれっとスタートプレイヤーとられました。

だってずっと後攻はやだもん。

はじめての建設は客室!収入が増えます。

ラウンドが終わるごとに新たなアクションスペースが追加されます。

給料の支払いも徐々に増えますが…。そこまで厳しいものではないですね。ワーカー数は固定ですし、他の資源で賄うこともできますし。

少しずつ旅館が豪華になってきましたよ!
ヒノキ風呂
特定のアイコンを持つ施設が3つ以上隣り合っていて初めて収入が発生する。
ゲーム後半になるとお金に余裕ができるので仕入がやりやすくなります。

できることが増えていくのは気持ち良いですね!

建築にかかる費用も変化があります。状況によって支払いやすいものを選択すると良いでしょう。

追加されたアクションスペースに福引がありました。ダイスの出目に応じてお金がもらえます。

お金はゲーム終了時にそのまま得点になります。稼いでおくに越したことはありません!

さて、あっという間に最終ラウンド。給料は初期の3金から5金に増えてますが、まぁなんとかなるでしょう。

ってなわけで最後に全体方針の左右対称を整えてゲーム終了!

妻も正方形で左右対称にしてきました。どうやら日本庭園、高級客室、岩風呂が揃っていれば達成できる個人方針を持ってたみたい。

最終結果は…155-155!
この場合引き分けになるようです。良い勝負でしたね。
所要時間インスト込み60分ほど
感想
テーマ、システム、程良いプレイ感、毎ゲーム異なる展開、ややコンパクトな箱にぎゅっと面白さが凝縮された良作だと思います。
そもそもわたしがワーカープレイスメント 好きなので、2人で楽しめる同ジャンル作品は自ずと評価高くなります。笑
ボードゲーム初心者でも楽しめるというのはもちろんその通りではないでしょうか。ルールもわかりやすい上、公開情報が多く、手札の枚数もそんなに増えすぎない仕様なのでプレイの敷居は低いです。
ただそれでもやはり締めるところはきちんと引き締まっており、絶妙な建設コストや限られた手番数、そして助っ人カードやダイスの運要素などボードゲームに慣れている人にも悩ましく、楽しめる要素満載です。
これはSNSの評判から食いついて大正解の作品でした!^ ^

引き分けは納得いかないから、もう1戦かな!

よっしゃ!