グレンモアⅡ クロニクルズ [2人プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]




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グレンモアⅡ クロニクルズとは

2〜4人用
プレイヤーは中世スコットランドの氏族となり、自分の領土を発展させ、多くの富を獲得することを目指します。

システムはタイル配置系であり、自分の領土が拡がっていく様子を楽しむことができますよ。

クロニクルズということで本ゲームには驚きの要素が含まれています。一緒にご紹介しますね!

今回はグレンモアⅡ クロニクルズを紹介していきます! 


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ゲームの流れ

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セットアップ
コンポーネントの質が高く、見た目にも満足感たっぷりですよ。

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メインボードにはタイルが積まれていますね!
どのように配置していくのでしょうか。

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プレイヤーはそれぞれスタートタイルを用意します。
人型のコマはスコットランド人を表しますよ。


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ゲームの手番は必ずしも順番に回ってきません。
メインボード上のタイルが配置されている箇所をロンデルと呼びます。
このロンデルを時計回りに見て、最後尾にいるプレイヤーが手番を行います。

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手番プレイヤーはロンデル上、任意のタイルを選択し、そのタイル上に自身のスコットランド人を動かします。
動いた先のタイルは獲得し、自身の領土に配置します。
その後、最後尾のプレイヤーの1つ後ろのスペースを除いてロンデル上にタイルを補充します。

ダイスが最後尾になった場合、振ります。
出目の数だけ先にあるタイルを捨て札にしますよ。

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タイル左上のアイコンはコストです。
支払わなければ獲得できません。
また左下は即時効果です。
そのタイルを最初に置いたときに1回限り発動します。

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新しいタイルは既にある領土に1辺でも隣接させなければなりません。さらにスコットランド人1個があるタイルに縦横斜めいずれかに隣接させる制限もあります。

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人物タイルを獲得すると氏族ボード氏族マーカーを置くことができます。

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最初はスタートスペースから。
他の氏族スペースにつなげる場合は道中のコストを支払わないといけません。
他にも
川をつなげたり、
改築したり、
連動する効果があったり
と様々なパターンがあります。
実際のダイジェストの中で紹介しますよ!

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ロンデル中央部は市場になっています。
手番中いくらでも利用可能。
購入する時は既に見えている数字の最も左の数値だけ、コインを支払います。支払ったコインはその数字上に置かれます。
売却するとその商品列最も右側のコインを獲得しますよ。

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ロンデル上にタイルを補充するときは、アルファベットの早いタイルからになります。
各タイルの山が尽きた瞬間、得点計算が発生します。
以下の4カテゴリーにおいて、各要素が最も少ないプレイヤーと自分との差を比較し、それに応じて得点を得ますよ。
・自領土、居城タイル上のスコットランド人の数
・ランドマークカードの数
・ウイスキーの数
・人物タイルの数

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Dのタイル山にはこのようなエンドタイルが含まれています。
全プレイヤーがこのエンドタイルに到達もしくは通過したらゲーム終了です。

通常の得点計算を行い、
自分の領土のタイル枚数を数えます。
最もタイル枚数が少ないプレイヤーの数との差だけマイナス3点を喰らいます。
領土を必要以上に広げては減点になるのです。

持っている1コインごとに1点、
ランドマークカードからの点を合わせて
合計点数を競います。



夫婦2人でプレイ

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わたしの先攻でスタート!

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とりあえずタイル取っていきましょうか。
スコットランド人に隣接した箇所は斜めも含まれるので、序盤の配置はそう困らないかも。
さらにタイル配置時に隣接タイルの効果が起動します。なので最大9枚のタイルが起動することができます。

コマにはシールが用意されており、せっせと貼りました!笑
可愛いっすよね!

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Aのタイルはセットアップ時に数枚めくれているため、すぐになくなりました。
得点計算は最初に全部説明しても良いし、1度体験してみてからで良いかも!特に初回プレイでは説明だけではピンと来ない気もします。
により計算されるため、この段階ではほとんど違わないですからね。

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ただ、ゲーム終了時の得点計算はしっかり意識した方がいいです。
特に2人プレイだとタイル数の差がそのまま失点になるためです。
あまり領土を広げすぎてしまうと、大きなマイナスに繋がりますからね。

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ランドマークカードは得点計算に関係してくるため、獲得しておきましょう!
即時もしくは永続効果を持ちます。

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あちらは人物タイルを獲得して、氏族マーカーを配置しているようです。
人物タイルは最終得点計算時に枚数に数えないので、お得ですよね。

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足りない資源は市場で調達しましょう!
タイルが獲得できない状況にはそう陥らないですね。

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2度目の得点計算の後。
点差がついてしまいました。
領土もあちらの方がコンパクトですね。
なんとかしないと!

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ってことでわたしも人物氏族マーカーに手を出します!
追加コストはかなり賄えそうですね。

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タイルが連鎖的に発動するのが気持ち良いですね!
コンボを組むとより効率的です。

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というわけでここで3度目の得点計算。
Dの山の半分あたりの位置にエンドタイルが入っています。
終わりは近いですね。

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獲得点数がしょぼい。笑
どこかで大きく稼がねば!

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ってわけで勝利点が得られるタイルを積極的に配置していきます!
このタイルは異なる4つの資源を払えば8点になります。

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領土が広がっていくのが楽しいけど、減点というなんともジレンマです。笑

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は絵柄に合うように置く必要がありますよ。
それぞれの領土に川は合計1本までです。
この配置が絶妙に悩ましいですね。

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あちらも川を意識してか横長の領土に。笑

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おっと、ここでエンドタイルが出現!
全プレイヤーが到達もしくは通過したらゲーム終了です。

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ランドマークカードに頼りましょう!笑
城タイルの上にいるスコットランド人1つはそれぞれ2人分でカウントできるようになります。
得点計算の際に有利に働く効果です!

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タイルを獲得し過ぎてしまった気がするので、わたしはここでゲーム終了!
妻も次で終わりですね。
タイルを必要以上に獲得したくなければ、エンドタイルに到達して終わりということも可能です。

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ってなわけでゲーム終了時の盤面はこちら。
どう見てもわたしの領土が大き過ぎます。笑
欲が出まくりですね。笑

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が、得点はなんと同じく41点
この場合、最も多い資源を保有している方の勝ちです。※ウイスキー以外

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わたしは4で…

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あちらは6!
惜しくも負けてしまいました。(^^;)
やはり領土が広過ぎたことによる減点が響いてしまいましたね。
もう1枚減らしておけば勝てたかもしれないのに!

所要時間インスト込み90分ほど



感想

負けてしまいましたが、とっても楽しめました!
一見、重量級作品の佇まいですが、プレイ感は意外と軽くサクサクと遊べますね。

とにかくタイルの連鎖起動による拡大再生産要素が上手く起動できると気分が良いです。コンボが組めれば少ないアクションで多くの資源を得ることができますからね。

でもエンジン構築に必要なタイルを取りすぎると減点の可能性があるというルールがなんともジレンマ。
その独特な得点計算方法も相まって単なるタイル配置ゲームではなく、唯一無二のプレイ感に仕上がっています。

2人プレイだと差がつきにくいかな?
ロースコアの対決になることが多くありそう。
得点獲得系タイルの重要性が特に強くなりますかね。
これはリプレイを重ねて考察していきたいですね。

とにかく言いたいのは2人でも楽しめる作品であることは間違いないです。

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本作の魅力は年代記なる拡張セットが予め8つも同梱されていること。
それぞれは任意の組み合わせで好きな数導入して遊ぶことができます。
こんなん楽しみすぎるやろ。

今後リプレイレビューでいくつか紹介予定ですので、お楽しみに!



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