空前絶後の話題沸騰中紙ペンゲーム!豆と共にあれ!
評判に違わず素晴らしい作品でした!
今回紹介するのはHOY GAMESさんより発売されている豆と共にあれです。
2021年に第1版が発売された本作ですが、当時から大人気でずーっと品薄・・・!
そして今回のゲームマーケット2023春で調整版となる第2版が発売!
新たなシートが加わり、箱絵もリニューアルされて、満を持してリリースされ・・・
その後も通販で販売されるも、ことあるごとに瞬殺完売・・・!
もはや幻の作品になっていたわけですが、とあるタイミングで超運良く確保することに成功しました。
ありがとうございます!
前置きが長くなりましたが、今回は本作の魅力について伝えていきます!
豆と共にあれってどんなボードゲーム?
1人からシートがある限り何人でも遊べる中重量級紙ペンゲーム。
農場発展がテーマとなっており、建物の建設やボーナスなどから高得点を獲ることを目指します。
第1版とはシートの仕様など異なる点がありますので、どうかご了承ください。
豆と共にあれのここが面白い!
描きこむのが勿体ないぐらいの豪華なシート
まずはこちらをどうぞ!見てください!このカラフルで美しい専用シートを!
発色も良く、それぞれの要素が非常にわかりやすく描かれています。
良いんです!笑
紙ペンゲームのシートって本当、見ているだけでもウットリ、面白いですよねえ。
当然、ラミネート派の私は即加工!
注意点としては本作のシートは2つ折りで箱に入っているため、広げてラミネート加工すると元の箱に収まらなくなります。
私は別に気にしないのですが、どうしても元の箱に入れたい!と言う方はお気を付けください。
要素は少し多めなので、初回でインスト込み1時間弱くらいを見ると良いです。
ボードゲーマーが大好きな固有能力持ち!
それぞれのプレイヤーには、ゲーム開始時に1つの勢力が割り振られます。
これがいわゆる固有能力になっていて、勢力ごとに効果が変わってくるんですね。
ゲーム中に1度だけ使える能力や、特定のアクションを行ったときに発動する能力など様々。
勢力の名前が豆をもじったものになっているのも面白いですよね!
自分の好みの勢力を見つけていく楽しみがあります。
生産力を高めていく楽しさ
ゲームの進行ですが、ラウンド毎にカードをめくって処理をしていきます。
収入に描かれれている建物を建設していると、さらに多くの資源が貰えます。
→ある程度カウンティングできますが、ランダム要素。
資源は牧草、お金、豆、労働者の4種類。
もちろん全てはシート上で管理しています。
収入を貰ったら、各プレイヤーは同時処理で1つのアクションを実行します。
建物を建設するアクション
→後の収入アップに繋がります。1種類の建物を他プレイヤーよりも早く建て切ると、ボーナス点有
一定数の牧草を支払うと実行できる牧草アクション
→即座に報酬がある他、こちらも早取りボーナス有
建物を一定軒数建てると、マイルストーン達成アクションで報酬を貰うこともできます。
どこを進めていっても、大体資源やボーナスが貰える仕組みになっているので、それぞれの要素を伸ばしていく楽しみがありますね!
建物の建設や、牧草アクション、マイルストーンの達成を続けていくと、ゲーム終了時に大きな得点になります。
プレイの方針が立てやすい仕様にもなっていると思います!
プレイ感の異なる両面仕様シート
第2版に含まれているシートはE/F面の両面仕様。
シート右上部が全く異なる仕様になっており、適用される建設ルールがガラリと変わります。
E面ではラウンド及び勢力ごとに、建設コストが変わるルール。
マップ上のミープルが自勢力からどれだけ離れているかによって、建設コストが変わってきます。
簡単に言うと、ミープルが自勢力に近い位置にいるほど建設コストが安くなり、遠くなるほど高くなります。
ミープルはラウンド毎に時計回りで移動していくので、いかにコストを抑えつつ、計画的に建設を行っていくか、やりくりを考えるのが楽しいですね!
これがF面になると全然異なるルールに変更!
先ほどの建設コストの概念がなくなり、橋ルールに置き換わります。
ミープルが自勢力にいる時、もしくは橋が建設済のエリアにいる時のみ建設可能になります。
両面仕様、固有能力やランダム要素も相まって何度も遊びたくなること間違いなしですね!
何人でも楽しめるゲームシステム
本作ですが、早取のボーナス以外に他プレイヤーとの絡みがありません。
インタラクションを強めに求めるプレイヤーには物足りないかもしれませんが、基本的にはのびのびと自分の得点を追求していくことができます。
人数によってそこまでプレイ感が変わるわけではなく、ほとんどのフェイズで同時処理なので、場を選ばずにチョイスしやすいです。
難易度、プレイ時間も想定よりは優しい印象です。
活躍できる場面は多いように思えます。
傑作紙ペンゲーム!ここに在り!
今回は豆と共にあれについて紹介してきました。
評判が先行しているわけでなく、ゲームとしてやはりしっかりと面白いですね。
それぞれの要素が上手く組み合って、プレイヤーが気持ちよく遊べるように、完成された作品だと思います。
一緒に遊んだメンバーはもちろん、ソロでもかなり楽しめるあたり、オススメできる範囲はかなり広いでしょう。
やはり惜しむらくは人気過ぎて、入手難度がやや高い点!
通販は在庫が入荷するや否や、数分、下手したら数秒で在庫切れもザラ。
メーカーさんが受注生産で追加販売するも、予想を超える発注量があったために早々に打ち切っている様子でもありました。
それだけボードゲーマーの間では、話題になっている作品ですので、入手できなかった方は、所有者に遊ばせてもらうのも手でしょう。
くうーーーーーっ!!