今回紹介するのは故宮
Geme Brewer/Mr.Dexker/一刻館よりリリースされている作品です。
現在、新品はやや入手難ですが、日本語版の流通もあります。
故宮ってどんなボードゲーム?
1~5人用
1570年代の明王朝が支配している中国を舞台とした、貴族たちの権力争いがテーマの中量級作品です。
故宮のここが面白い!オススメ!
特徴的なカードアクション
ゲームボードはやや小型の6つ折りタイプ
7か所のアクションスペースにそれぞれカードが配置されています。
プレイヤーは手札と個人ボードを受け取ります。
手番順によって手札内容が調整される仕様です。
カードには左上に数字、下部にアクションアイコンがあります。(ない場合もあります。)
手番になったら、手札と場のカード1枚を交換します。
カードを配置した箇所のアクション及び(あれば)カードに記載されているアクションを実行できます。
この時、手札のカードが場のカードの数字より大きいものでないと追加コストが発生する仕組みです。
アクションには手元の使用人駒を使うことが殆どです。
例えば↑旅アクションは旅駒を移動させて、通過した箇所のアクションを実行できます。
使用人駒を支払えば、追加で移動もできます。
大運河アクションでは使用人駒を積み込むことで、勝利点や追加カード等を得られるアクションです。
陰謀ゾーン
ゲーム中の引き分け判定を決定するゾーンです。
進んでいるほど、各種マジョリティ争いの引き分けの際に有利になります。
あと面白いのが、皇帝のゾーンですね。
アクションで皇帝トラックを進めることができるのですが、ゲーム終了時に最上段に到達しないと全ての勝利点を剥奪されます!
皇帝のご機嫌を取れないプレイヤーに待っているのは残酷な未来のようです・・・!
豊富なランダムセットアップ
タイルの配置やカードのめぐりによって、ゲーム毎の展開は豊富に用意されています。
毎回違った戦略を発見する事間違いなしでしょう。
意外と軽い?プレイ時間
重厚な雰囲気と見た目を兼ね備えた本作ですが、プレイ時間は意外と軽め。
今回は3人プレイでルール説明込み1時間半程度でした。
慣れてくれば、1時間を切ってプレイできそうです。
セットアップも比較的簡単なので、取り回しやすい作品に思えます。
故宮 気になる方は要チェック!
と言うわけで今回は故宮を紹介してきました。
刺激的な面白さ、と言うよりは割と堅実に遊びやすいゲームと言った印象です。
もう何回かプレイしたら印象が変わるのかな。
ソロ用のコンポーネントもちゃっかり充実しているので、どこかで試してみたい気もします。
中古品はそこそこ出回っていますよ!