ケルト [2人プレイボードゲームレビュー:評価7/10]

ケルトとは

2〜4人用

ライナー・クニツィア作


以前に同作者のロストシティのレビューを投稿しましたが、そちらのアレンジバージョンになります。


4人まで遊べるようなり、ドイツゲーム大賞を受賞した由緒ある作品です。

りょうたろ
ずっとプレイしてみたかったのですが、中々入手難で…。

今回は運良く状態の良い中古品を手に入れることができました!

セットアップ

ボードを用意。

自分の色のコマをスタート地点に置き、8枚の手札を引いてゲームスタート。

2人プレイのための変更点
カードを面を見ないで30枚箱に戻します。

ゲームの流れ

手番ではカードを捨てるか、プレイするかのいずれかを選びます。

捨てる場合


捨て山に色ごとに捨てます。1番最後に捨てられたカードが上に来るように捨てます。

プレイする場合

自分の前に色ごとに出していきます。

カードは必ず昇順もしくは降順に並べていかないといけません。

1枚目は好きなカードを出せますが、2枚目で方針を決めたら以降はそれに従います。

同じ数字は連続してもOK!
出したカードの色に対応したマス上で自分のコマを1マス進めます。

進んだマスに応じてゲーム終了時に得点になります。

りょうたろ
大きいコマは得点が2倍!

ただし、後述の減点も2倍になるので注意です。
しかし、ここで注意!最初の3マスは減点です。プラスにするには4マス以上進めないといけません。
道中にはタイルがあることがあります。
  • 得点になる。
  • もう1マス、好きなコマを進める。
  • 早取りの得点要素である願いの石
などなど。

カードを引く

カードを捨てるもしくはプレイしたいずれの場合も手番終了時にカードを1枚引きます。

カードは山札もしくは捨て札の1番上のカードいずれかから引きます。

ゲーム終了

全員合わせて5個のコマがゴールエリア(各列の最後の3マス)にたどり着いた、もしくは山札から最後のカードが引かれたらゲーム終了です。

夫婦2人でプレイ!


それではスタート!

黄色を多めに持っているので、ここから攻めていきましょう。


妻はピンクを突き進むようです。

大きい駒は得点2倍ですからね。

マイナスゾーンさえ脱すれば高得点が狙えます。


相手の盤面を見ながら捨て札にしましょう。


白い花のタイルを踏むと、自身のコマを1つ選んで前進させることができます。

これにより白い花連続で踏むと、前進が連鎖します。


2人だと捨て札から回収する場面はほとんどないかな?

進められないと思った列は大人しく諦めて良さそう。


ゴールに到達するコマが出てきました。

全プレイヤー合わせて5個が色の濃いゴールゾーンに到達すると、突如終了です。

タイミングを見計らいましょう。


なんか手札に赤が集まってきたぞ…。

まだ1マスも進めてないけど…行ってみるか!


思ったより進めることができました。

妻の手札があまり良くなかったようですね。

これにて終了!

48-36でまずは勝利。


続いて2回戦。

2人して同じ色を攻める、バチバチの展開に。笑


2人プレイだとなんだかんだ欲しいカードを引けます。


46-44、僅差で勝ち!

所要時間1ゲーム15〜20分ほど

感想

2人プレイだとゆるーく楽しめるロストシティと言った感じですね。

雰囲気の良さや各種タイルなどのユニークな点はありますが、ちょっと物足りないかな。

クニツィア先生の作品は人数別にしっかり向きと不向きが分かれているように思えます。

例えばラー

同作者を代表する競りゲームですが、2人だと盛り上がりに欠け、正直微妙。

でもこれが3〜4人になると途端に面白くなり、評価は段違いでした。

卓を立てる機会はあまり多くないものの、我が家では手放せないお気に入り作品です。

本作もおそらく人数が増えると評価が変わる気がしますね…!決して面白くないわけではないですが、2人ならロストシティ、バトルラインなどを素直にチョイスした方が良さそうです。

これは自宅ボドゲ会の機会に改めて登場させてみましょう!