マンダラ [2人プレイボードゲームレビュー:評価8/10]








マンダラとは

2人用 対戦カードゲーム
以前にレビューしたウォーチェストと同じ作者ということで、作者買いしてみた本作。独特なプレイ感がなんとも病みつきになる、
期待通りの面白い作品でした!

今回はマンダラの紹介です。



ゲームの流れ

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セットアップ
布製マットと正方形カードが特徴的
それぞれのプレイヤーに6枚ずつ手札を配ります。
マット中央に横断する2つの山にカードを2枚ずつ配置。



手番でできるアクションは以下の3つの内の1つ。

①手札から1枚いずれかの山にプレイして、3枚手札を補充する。
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既に山にある色を出してもOK。
先に言うと、この山にあるカードを取り合うのが目的です。
手札上限は8枚
それを超える枚数は引くことができません。


②手札から自分の場に1色のカードを好きな枚数出す。
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自分の場とはを挟むようにある黒くなってる部分の自分側
これも先に言っちゃうと自分の山にカードを多く出しているプレイヤーが好きな山のカードを獲得しやすいです。
自分の場にカードをプレイした後は手札補充はありません。
また、手札は必ず1枚以上残さないといけません。


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お互いの場と山には同色を跨って置くことはできません。
なのでいずれこのように6色が揃う時がきます。
マンダラの完成です。
マンダラが完成したら場に多くのカードを出しているプレイヤーから山のカードを1色ずつまとめて取っていきます。
同じ枚数なら最後にカードを出した方の相手から

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獲得したカードは自身のあるいはに置きます。

まだ川に置かれていない色であれば、獲得したカードの1枚を左詰めに配置。残りのカードはまとめてに裏向きで重ねていきます。

もうすでに川に置かれている色であれば、獲得したカードは全て裏向きにに重ねます。

には左から1〜6の数字がふられています。
ゲーム終了時にのカードをの下に色ごとに並べ、表記の数字×器のカードの枚数の勝利点を獲得します。

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もう1度同じ写真ですが、この例だと
紫1×2
黄2×3
橙3×1
黒4×1
赤5×2
緑6×0
25点になりますね。

いずれかのプレイヤーの川に6色目のカードが置かれるか、
1度目の山札切れが起きた後にマンダラの完成が起こるとゲーム終了。





夫婦2人でプレイ

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初期セットはこんな感じ。
さて、どこから手をつけようか。

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とりあえず手札を補充しつつ、マンダラ獲得権利を得ていきます。

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あっという間にマンダラ1つ完成。場に多く出せたので優位に取れます。

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しかし、マンダラ作成箇所はもう1つあります。
これがまた絶妙。
片方にカードを使い過ぎてしまうと、もう片方が不利になってしまいます。

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ってなわけでかなり取られてしまいました。(^^;)

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意地になってカード獲得に走ります。笑

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自分が有利になる行動を取るとカードを引けず、
相手にチャンスを与える行動でカードを引ける、
これもまた絶妙。
ジレンマが効いています。

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ゲームも佳境です。
あちら5の川にカードを置けていますがこちらはありません。
高得点を取るには必要です。

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なんとか獲得すると山札は残りわずか。

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これが最後のマンダラ完成となりました。

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わたしの獲得カード

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妻のカード

見た目の通り50-68で惨敗です。笑
そんなに4のカード抱えていたのか。


所要時間20分ほど





感想

負けてしまいましたが、これは面白い!

バトルラインなどのクニツィア2人用作品ばりにジレンマが効いた作品です。


正直、ルールを読んだだけでは面白さにピンときませんでした。プレイしてみるのが早いタイプです。

ダイジェストの中でも触れましたが、
カードを獲得するのに必要な手札を補充するためには相手にもチャンスを与えるか、1度しゃがむ必要があります。
攻めるべきか、それとも次のターン以降に備えるべきか、常に悩ましい瞬間が続きます。
しかも完成させるマンダラは2箇所あります。
1手の差で大きく得点が動くこともあるので、緊張感を保ちつつ最後までダレることなく楽しむことができますよ。

何よりカードには複雑な効果もなく、言語依存がないので小さいお子さんから幅広い年代にオススメすることができます。
妻もかなり気に入ってくれたようでこの後連戦しました。なんとわたしの3連敗…。←
1ゲームにかかる時間も短いので手軽ですね!

2人で遊ぶ機会が多い方は持っておいて損のない作品だと思います。^ ^





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