キュビトスとは
2〜4人用
ダイスを使ったデッキ構築系レースゲーム。
四角形の生き物たちがキューブカップ・レースのランナーとなり、優勝を目指すのがテーマとなっています。
セットアップ
初回なので、推奨のセットにしましょう。
ゲームの流れ
ロールフェイズとランフェイズに分かれて進行します。ロールフェイズ
自分のドロー数に等しいダイスをロールゾーンに移します。
面白いのが、後述のバーストを起こすほど、また、レースに遅れているプレイヤーほど多くのダイスを振ることができるんです。
一発逆転が最後まであり得るんですよね。
ロールゾーンにあるダイスを振っていきます。何度でも降り直せますが、全ての出目が何もないミスであった場合バーストとなります。
ダイスの出目はかなり渋くて、なんと初期ダイスの出目は4/6以上ミスするようになっています。
バーストしたプレイヤーはそのラウンドではランフェイズに移行できません。
出目に何かが描かれていればヒットです。
アクティブゾーンに移して、さらにダイスを振るか降りるかを選びます。
全プレイヤーが降りるもしくはバーストしたらランフェイズに移行します。
ランフェイズ
アクティブゾーンにあるダイスの出目を参照して、アクションを行います。
移動や購入を行える他、ゲームごとに設定されているダイスの効果を使用できます。
新しいダイスを取り入れることで手持ちダイスを強化できます。デッキ構築要素ですね。
できる限りのアクションを行ったら、ダイスはトラッシュに移して、次ラウンドへ。
1番先にゴールマスに到達したプレイヤーの勝ちです。
夫婦2人でプレイ！
初期ダイスはとにかく貧弱！
いっぱい振っているのにこのように全然ヒットしないことはザラです。笑
なので少しでも強力なダイスを購入していきたいところです。
ゲーム毎にダイスに割り振られた効果が変更になります。
カードパターンが複数あるんですね。
リプレイ性に繋がる素晴らしい工夫だと感じました。
私は青、妻が赤コマです。
私はアウトからボーナス狙い、妻はインから堅実に攻めています。
同じコースでもプレイヤー毎に性格が出ますよね。
ちなみに初期セットでお世話になったダイスその1がこちらのボブ。
移動後に近所のボーナスを獲得できちゃいます。
さらに向こう見ずなチーズ。
バーストしなければダイスを降り続けている間は、常に前進できます。
高額なだけあり、かなり強力です。
ダイスでどんどんデッキ構築していくのはやはり面白い。
しかし、ドロー上限もあるので特に弱い初期ダイスは早めに廃棄したいところ。
ちなみに我が家はこのように全てのダイスをトレーにあけてプレイしちゃってます。
準備と片付けが圧倒的に楽なので。笑
本作に限らず私は基本ドサッとトレー派なのです！
バースト回数が増えるので、お金をもらえたり、振れるダイスが増えたりする救済措置が秀逸だと感じました。
これによって最後まで逆転のチャンスがあるんですよね。
しかし、肝心なところで私がバースト！
ついてない…。
妻が先にゴールにして終了。
所要時間:インスト込み45分ほど
続けて第2レースです。
マップが変わるので、戦略も立て直しです。
さらにカードも変更です！
ちょっと確認の手間がありますが、それぞれの効果は割とシンプルでわかりやすいです。
実は我が家ではデッキ構築ゲームのドミニオンの妻ウケが悪いです。
ズラリと並んだサプライのカード効果把握がしんどいようです。
ズラリと並んだサプライのカード効果把握がしんどいようです。
最初は心配してましたが、本作の情報量は妻の許容範囲だったみたい！
モリモリダイスを強化！
一度軌道に乗ると、拡大再生産的にできることが強化されます。
さらに今回のコースは一定のリソースを払うことで使用できるワープポイントがあります。
こんな面白要素、使わない手はありません！
カラフルなダイスをじゃらじゃら振るのは、分かりやすく楽しいですね。
ワープが有効だったのと、強化したダイスのおかげで最後に大移動！ゴール！
所要時間:30分ほど
感想
サクッと遊べて、それでいて盛り上がりどころもしっかり用意されている間口の広い作品だと感じました。デッキ構築やレースゲームといったジャンルの入門にもぴったりではないでしょうか。
やはりここで比較としてエルドラドを探してが思いつきますね。
キュビトスは次に引いてくるダイスをある程度コントロールできる上、逆転要素がある点、準備片付けが楽な点で明確に差別化できています。
正直、どちらも好きで甲乙つけがたい…。笑
エルドラドもボードゲーム初心者に自信を持って進められる作品だけど、よりワイワイ盛り上がるのはキュビトスな気がしますね。
カードとレースのパターンは豊富に用意されているので、長く楽しめそうです。
ちなみに発売前から話題になっていた「カードの改行」についてですが、個人的には特に気になりませんでした。
ゲーム自体は面白いですし、妻とのプレイの中である意味ネタにしていたので、むしろ盛り上がりましたよ。笑
ゲーム自体は面白いですし、妻とのプレイの中である意味ネタにしていたので、むしろ盛り上がりましたよ。笑
ミスター・ソ
ルジャーってなんやねん。笑
ルジャーってなんやねん。笑
