古代遺跡を発掘せよ!
論理パズル系ボードゲーム
今回紹介するのはアーキオロジック
Engamesより日本語版が発売された論理パズル系ボードゲームです。
このジャンルは個人的に好きな作品が多い印象なので、かなり期待しています!
アーキオロジックとは
1~4人用 ソロプレイ可能
プレイヤーは古代遺跡の構造をいち早く解明することを目標とします。
ユニークなコンポーネントや、ブラウザアプリを使用します。
ゲームの流れ
セットアップ
各プレイヤーにシート、衝立、パズルピースが配られます。
目を引くのはやはりこちらのアーキオスコープでしょう!
古代遺跡の構造のヒントが隠されてます。
ゲーム毎に暗号カードを1枚用意し、QRコードを読み込むこむと専用アプリが起動します。
ちなみにアプリを使用しない遊び方もルールブックには記載されているので、どちらを選んでも良いでしょう。
ルールブック後半には暗号カードの回答が記載されています。
手番でできること
共通ボードのトラック上のマーカーが最も後方にいるプレイヤーに手番が来ます。
アーキオスコープに質問することで(後述)、マーカーを進めていきます。
質問の内容によってトラックを進む数が変わるため、1人のプレイヤーが連続で手番を行う場合もあります。
いわゆるウヴェ・ローゼンベルグのパッチワーク方式と言えば分かりやすいのではないでしょうか。
パッチワークのレビューはこちら!
質問の内容によってどれだけマーカーが動くかは、衝立の裏に描いてあります。
アーキオスコープ
さて、いよいよアーキオスコープの登場です!
スコープ外周の特定の位置にカーソルを合わせます。
大きいピースを選ぶほど、トラック上で大きくマーカーが前進します。
個人シートには縦横それぞれにA~E、1~5が割り振られています。
質問したい行もしくは列を指定し、アーキオスコープのカーソルを合わせると・・・
こんな感じで、穴から情報が読み取れるようになっています!
1の列について質問した例です。
4マスのこのピースはどうやら1の列に2マス被ることがわかります!
一例ですが、つまり、↑こう言うことです。
ピースの各マスには記号が振られており、どの記号が質問した列もしくは行に存在しているかが、答えとして返ってくるのです。
↑のパターンではもちろん確定できません。
向きが90度違う可能性もあるし、違う列に跨っている可能性もあります。
質問を繰り返していき、全6ピースの正しい配置を見つけることが目標となります。
ここまで聞くと、もう好きな人は好きなの分かりますよね。笑
プレイ&感想
論理パズル系は妻ウケも良いので、早速夫婦でプレイしてみることに。
ルール量も多くなく、目的がはっきりとしているため短い導入ですぐに楽しむことができました。
アーキオスコープで暗号を解いていくのが、やはり醍醐味ですね。
妻からは「やりたいことの割にこれ(アーキオスコープ)、大袈裟では?」とツッコミをいただきましたが、これが良いんです。笑
ゲームはいくつかヒントを持った状態でスタートするのですが、このヒントの数によって難易度を調整できるようになっています。
正直、簡単レベルにしてしまうと、個人的には物足りないくらいに簡単になる印象なので、慣れてきたら可能な限りヒントを減らした方がオススメです。
1ゲームにかかる時間も下手したら10~20分程度、ソロプレイも可能なので論理パズル系入門としても良い気がします。