ペーパーダンジョンズ [2人プレイボードゲームレビュー:評価8〜8.5/10]

ペーパーダンジョンズとは

1〜8人用

その名の通りダンジョン探索をテーマにした紙ペンゲーム。


こちらもTwitterで募集をかけたところオススメの声が多かった作品です。

テーマと言い、現在個人的に熱い紙ペン要素と言い、気にならないわけがありません!

早速見ていきましょう!

ゲームの流れ

セットアップ

それぞれ自分のダンジョンを持ちます。

セット用のカードに合わせて全員が共通のダンジョンになります。

ダンジョンごとにボスが指定されています。

ボスカードを探して出してダンジョンの指定の位置にチェック。

プレイヤーはランダムに装備を受け取ります。

あるえす
もうこれだけでワクワクしちゃいますね!

早取りの任務カードという要素もあります。

ゲームは全3シーズン8ラウンド行います。

ラウンドの始めにダイスを振ります。

それぞれのプレイヤーはダイスから異なる3つを選択し、アクションを行います。

あるえす
この時、他のプレイヤーと同じダイスを選んでも構いません。

ダイスはそのまま置いといて、各々が同時処理でアクションできます!

アクションには以下の種類があります。

レベルアップ


対応したアイコンの欄を塗りつぶしてレベルアップさせます。

あるえす
それぞれがウォリアー、ウィザード、クレリック、ローグという4人の英雄を指しています。

レベルアップに応じて攻撃力や最大HPが強化されます。

マジックアイテムの強化


ダイス1つを使い、任意のマジックアイテムマスを塗りつぶします。

上4つは指定されたダイスの出目でないといけません。


2つ塗りつぶしされたマジックアイテムは完成して効果を発揮します。

ちなみにこの炎熱の剣はボスとの戦闘時に攻撃力を+3してくれる効果を持ちます。

ポーションの作成


ダイスの出目に関係なく、ポーションを1つ得ます。

ポーション1つで2ダメージまで肩代わりしてくれます。

移動


ダイス出目に関係なく、2マスずつ進みます。

あるえす
最初の移動のみ、ダンジョン下部に6箇所ある入口からスタートします。


ブーツの出目は3歩進めます。


ダンジョンで特定のマスを通過するたびに処理が入ります。
  • ミニオンとの戦闘
  • アイテム獲得
  • レベルアップ
  • 宝石(プレイヤー間で早取) などなど

ちなみに髑髏の目は強制ダメージ。

しかも選択できません。


クローバーはブーツ以外の任意のシンボルとして使えます。


選んだダイスの数字を表記していきます。

シーズンの終わりにはいよいよボス戦!

あるえす
ボスと戦うことができるのはそれまでにボスがいる部屋に行ったことがあるプレイヤーのみです。


ボスに与えたダメージにより栄光点、ダメージを得ます。


ボスに与えるダメージはそのパーティーのレベルによります。

ガーゴイルの場合最低でも9ダメージを与えないと栄光点は貰えません。

ボス右側には弱点となる英雄報酬、逃げ出した時のペナルティが描かれています。

ガーゴイルの場合、ウィザードから受けるダメージが2倍になります。

最も大きなダメージを与えたプレイヤーにはマジックアイテムが与えられます。

ボス戦までに部屋に到達しなかった、もしくはレベルの足りないプレイヤーは3栄光点失います。

あるえす
8ラウンド終了時に最も多くの栄光点を稼いだプレイヤーの勝ちです!

夫婦2人でプレイ!


それではダンジョン探索スタート!

ボスはレベルの低い方からゴーレム、ヴァンパイア、ドラゴンです。


さらに個人目標と装備を決定。

これで準備完了!


まずはレベルを上げつつ、装備を整えましょう。

そのままでダンジョンに突っ込んではあっという間に体力が尽きてしまいそうです。


下手だけど、一応ゴーレムなんですよ?←

めっちゃマッチョぽくない?

あるえす
ボス部屋に寄っておかないと戦う権利すら与えられませんからね。


全体目標とダンジョン内の宝石、ボス戦の報酬が他プレイヤーと競う点になります。

ソロプレイ感は強いものの、この辺りを見逃すと2人では特に差になりそうですね。

絵心はママのお腹の中に置いてきちゃったのよ。


道中にも魅力的なアイテムがたくさん落ちています。

あるえす
デジタルゲームでもダンジョンは行き止まり含めて全て周りたくなってしまう派です。笑


最後のドラゴンはやはり高耐久、高得点。

よほどサボらなければレベルは順当に上がっているはずです。


しっかりドラゴンから最高得点をぶん取ってゲーム終了!

結果は81点です。


妻は74点

最初はルールや各種処理が抜け気味だったので、2回目から本番かな。

あるえす
紙ペンゲームのリスタートは比較的容易なものが多くて助かります!


今度はこちらの組み合わせ。

絵が描けなすぎてもはや開き直り。


さすがうちの妻…!

64-85で惨敗を喫してしまいました。笑

所要時間1ゲーム30分くらい

感想

ここまでテーマとシステムが一致していると自然とゲームへの没入感も高まります。

レベルを上げて、装備を整えて、モンスターを倒しながら宝石を集め…そしてボス戦という正念場もあって…こんなのゲーマーに刺さらない訳なくないっすか?

少し紙ペンゲームとしては要素が多めなので慣れは必要ですが、やはりオススメの意見が多かったのも納得です。

あるえす
別に必要はないのですが、もう少し絵が上手く描けるようになりたい。笑

この間の地図描くやつ(カードグラファーのこと)と同じで鉛筆の方が上手くいくよ、きっと。www

ってかさボードゲームやり始めてからよく見るんだけど……ゴーレムって何?

あるえす
えええええええ!今更!そしてマジか!知らんのか!

非ゲーマーの妻にはどうやら馴染みのない存在だったようです、ゴーレム。

この発言が何よりも印象的でした。笑

その点から、妻としては面白くなくはないけど世界観がよくわからないとのことです。www

あるえす
こればっかりは育ちの違いっすね。笑

8〜8.5/10という訳のわからん評価はここからです。

購入情報

テンデイズゲームズさんで取り扱いあります!