ファザネリーとは
1箱×2人用フリードマン・フリーゼ作
セットコレクション系カードゲーム
プレイ人数がかなり変態設定でして、1箱につき2人遊べます。
なので2箱で3〜4人用、3箱で5〜6人用になります。
上手い商売っすね。笑
今回は2箱使用して、3人で遊んでみたいと思います。
セットアップ
カードは12種類あり、ゲーム毎に6種類選んで遊びます。今回は初回推奨セットにしてみましょう。
各種類のカードについて、プレイヤー人数×3枚を取り出し、全てのカードをよく混ぜて山札にします。
各プレイヤーは先攻から順にディスクが上になるにように重ね、5枚めくってゲーム開始!
山札から近いカードを後列、遠くなるほど前列とします。
ゲームの流れ
最後尾のディスクのプレイヤーに手番が回ります。
重なっているようであれば、1番上のプレイヤーです。
前列に好きなだけ進んでディスクを動かします。
その後、先頭から5枚になるまでカードを補充します。
手番開始時に単独かつ最後尾にいるプレイヤーはカードを獲得します。
獲得するのは、自分がいる位置とその後ろにあるカード全てです。
カードには得点条件が描かれています。
右側の黄色いカードは1枚3点になりますが…
左の赤いカードは2枚で最高得点、5枚目以降は失点になります!
このようにカードそれぞれに得点条件が設定されており、物によっては集めすぎると減点になる場合があるんですね。
最後尾単独になると下手したらいらないカードも問答無用で引き取らないといけないのです。
獲得したカードは自身の前に使用人カードに重ねて持っておきます。
内容を確認してはいけません!
本作のメモリー要素になります。
他のディスクに重ねて配置することもできます。
重ねた次の手番では単独にならないため、一旦カードの獲得をスキップしたりするのに有用です。
山札が切れたら、手番プレイヤーはゲームから降りることを選べます。
自身の位置と後ろにあるカード、そしてディスクを回収し、全プレイヤーが終われば得点計算です。
プレイ!
今回は2箱使用して3人プレイでの様子です。初回はミスがありました…!
本来は6種類カードを使用するところを7種類使ってしまっています。ごめんなさい。笑
ゲームの楽しさに大きく影響はないと思いましたので、このまま投稿します。
ってなわけでゲームスタート。
最初の説明ではピンとこないタイプの作品だと思います。笑
さあ、どう狙おうかしら。
カードはこのように円形に並べるとやりやすいですよ!
ははあ、なるほど。
欲しいカードをピンポイントで狙うと確実に取れるけど一緒に獲得できる枚数が少ない…
かと言って、多く獲得しようとすると余計なカードがくっついてくることがある、と…
悩ましいじゃないか!
自分だけ上手いこと欲しいカードを集めつつ、余裕があれば相手にいらないカードを押し付けていけると良いですね。
まあ、何取ったかある程度覚えてなくてはならないんですけど。笑
山札が切れると、手番でゲームから抜けることを選べます。
私が最後手番になりました。
場のカードは取り放題ですが、失点のオナラカードもあるのでこのまま抜けましょう。
ここでカードが7種類あることに気づきました。笑
いっぱい獲得しているように見えますが、青カードは総獲得枚数が最も少ないプレイヤーでないと0点です。さらに減点のオナラカードも多め。笑
結果的に20点台で3/3位でした。
ちょっと獲得に走りすぎましたね。
ってなわけで今度こそは6種類のカードを使って再度チャレンジです!
獲得したら次のプレイヤーに失点を与える罠カードや、獲得時に自分のカードを廃棄できるキツネ、他に獲得した種類によって点数が変動する鏡など、クセのあるカードが登場しましたよ!
今回は上手いこといきました!
50点以上を獲得し、1/3位です。
特に孔雀や卵は集めるほど得点になるので、狙っていきました。
慣れてくるとサクッと遊べるのもまた良いですね。
感想
フリーゼ作品ということで、どんな変態っぷりをかましてくるのだろうと、構えていましたが…素直に遊びやすいセットコレクションゲームでした。笑
並んでいる列を好きなだけ進んでいけるものの、先頭からの枚数は5枚で固定なので、意外と選択肢が限られており、1手1手かなりサクサクと進めることができます。
欲しいカードといらないカードのバランスがまた絶妙で、相手との押し付け合いが盛り上がるように感じました。
ただ、やはり気になる点は1箱で2人用と言っている割には、相手のコマに重ねるアクションが2人では全く意味をなさない事でしょうか。(これは他にも多くの方が指摘しているようですね)
正直、3人プレイでも先頭のプレイヤーを踏まない限り、ただの休憩になるアクションです。笑
最低でも2箱、3人からのプレイでないと本作の楽しさを十分に味わえないような気がします。
イラストの雰囲気やちょっと独特なプレイ感と魅力を感じる点が多いものの、2人用としてはちょっと機能しづらいように思えるのが残念です。
3人以上でまわしていきたいと思います!