今回紹介するのはザ・ギルド・オブ・マーチャント・エクスプローラーズ(長い!)
紙ペン風ゲームとして、発売当初話題になりましたね。
ザ・ギルド・オブ・マーチャント・エクスプローラーズってどんなボードゲーム?
概要
1~4人用
架空の土地を探検し、交易路を築いて財宝を発掘していくゲーム
フリップ&ライトのように紙ペン風なプレイ感が楽しめる中量級作品です。
ゲームの流れ
各プレイヤーには探索用のマップが配られます。
4パターンあるので、対人プレイでは同じ面を使用するようにしましょう。
マップに対応した目標カードをランダムに3枚用意してゲームスタート。
全4ラウンド行います。
各ラウンドでは探索カードを1枚ずつ捲っていき、対応した地形にマーカー置いていくことができます。
全プレイヤー同時処理なので、プレイ人数によってプレイ時間が変化することは殆どない仕様です。
最初は中心地点からしか探索を始めることができません。
以降の手番でも中心地もしくはすでに配置したマーカーに隣り合わせるように配置していきます。
マーカーを配置した箇所にコインが描いてあれば貰うことができます。
同じ地形が続く一塊を埋めると、内一か所に村を配置することができます。
ラウンド終了時に全てのマーカーは取り除かれてしまいますが、村は残すことができます。
村を中心地点と同じように探索開始地点にできるのです。
遺跡を探索すると宝物カードを獲得できます。
即座にマーカーを追加で配置したり、コインを獲得したり、ゲーム終了時得点になったりしますよ。
1~3ラウンドでは1枚ずつ強力なカードが追加されます。
各プレイヤー、山札からランダムに獲得することになるので個性が出る部分になりますね。
通常の探索カードよりもかなり強く設定されているので、追加カードを使いこなすとより有利にゲーム展開を運べます。
ゲームは全4ラウンド
先述の通り、各ラウンド終了時には探索マーカーを残せません。
村駒を置いて探索範囲を広げていくことになります。
4ラウンド終了時の獲得コインの数に、ゲーム終了時に加算される得点を加えて競います。
対人戦であればもちろん合計得点の勝負。
ソロでは目標カード3枚達成を最低条件とした上で、ハイスコアを目指します。
ソロプレイレビュー
通販で購入し、早速ソロで遊んでみました。
マルチプレイとの差はほぼなく、元からいわゆるソロプレイ感の極めて強い作品です。
同時処理と言えど、自分のアクションが早く終われば待ち時間にもなりうるので、マイペースで進められるソロプレイが好みになりそう。
紙ペン風ゲームなら紙ペンで良いじゃん!と思いもしましたが、いや・・・これは面白いですね。笑
マーカーを配置して、ラウンド毎にリセットしつつ冒険の記録を残していくのは、他にはない本作独自の楽しさがあります。
追加カードや宝物カードのランダム感もまた、それを捲る面白さがあります。
ラウンド毎に捲れるカードはある程度固定なので、先を見据えながらマーカーを配置していく点において運要素が程良く調整されているのが好印象ですね!
マップのヴァリエーションも4種類用意されているのが、まあまあ優秀です。
宝石を発掘するマップや・・・
火山が入り組むマップなど、ギミックも様々。
基本のルールは同じなので全く違うプレイ感になるわけではないですが、ちょっとした味変として嬉しい仕様です。
あえて気になるのは良くも悪くも紙ペン「風」で、細かいマーカーを取り除くのに少し苦労する点でしょうか。
私のゴツい指だと他のマーカーも動かしてしまいそうで、大変でした。笑
机に大きな衝撃が加わると台無しになる可能性もあるので注意しましょう。笑(それは他のゲームもか)
とまあ、気になる点を挙げつつも個人的にはかなり一押しの作品です!
入手しやすい内にチェックしてみることをおすすめします。