コールドウォーター・クラウン [ソロ(1人)プレイボードゲームレビュー:評価7/10]








コールドウォーター・クラウンとは 

1〜4人用 
釣りをテーマにしたワーカープレイスメントゲーム
プレイヤーは釣り人となり、
コールドウォーター・クラウン・フィッシングトーナメントに参加しています。
誰よりも多くのトロフィー獲得することはできるでしょうか。

今回はコールドウォーター・クラウンの紹介ですよ!



ゲームの流れ

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セットアップ
メインボードを用意
ソロでは寡黙な釣り人との対戦になり、
準備は2人プレイに準じます。

ゲームのシステムはワーカープレイスメント。
手番では
釣り人駒を任意のスペースに配置し、アクション実行。

先程のは異なるスペースの釣り人駒を回収し、アクション実行。
以上の流れで行います。

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釣り人駒は1と2の両面仕様になっています。
回収のタイミングで裏返ります。
一般的には2の面で強力なアクションができます。
配置もしくは回収時の面を参照しますよ。

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釣りスペースでは対応した色の餌トークンを個人ボードから取り除きます。→キャストと言います。

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対応したスペースから全ての餌がキャストされたら、最後に取り除いた餌と同色の魚を釣り上げることができます。

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個人ボードと同じ数字が表記されている魚を釣り上げますよ。

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釣り上げた魚はをこっそり確認します。
同じ魚でも重量が異なる数値に設定されていますよ。
ざっくり説明すると、ゲーム終了時に各プレイヤーはそれぞれの魚の重量を比較し、最も大きいプレイヤーに(勝利点)が授与されます。
魚のカテゴリには浜魚、川魚、湖魚がおり、それぞれで重量を比べます。

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港アクションでは餌の補充もしくは釣り名人カードを獲得することができます。
釣り名人カードはダイジェストの中で紹介しますよ!

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ゲームでは様々なコンテストが設定されており、これが勝利点になります。
例えばこの2つは
釣り名人カードを同種3枚
もしくは
釣り名人カードを異なる種類4枚
獲得すればいずれかを手に入れることができます。

いずれかのプレイヤーが12枚目の魚カードを釣り上げるか、いずれかの魚カードが補充できなくなったらゲーム終了です。

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ソロでは寡黙な釣り人との対戦になります。
寡黙な釣り人の手番では布袋から餌トークンを引き、対応したアクションを行います。
基本的には釣り人駒が移動しますね。

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引いた餌トークンはプレイヤーと共通の廃棄エリアに置かれます。
この時、置かれた餌トークンがちょうど
3,4,5,6個目のいずれかであれば寡黙な釣り人は魚を釣り上げます。


以上の移動→釣り上げの流れを
釣り上げた魚がプレイヤーの方が多ければ2回、
逆であれば1回だけ行います。
※釣り名人カードは含みません。

ゲーム終了時の条件や勝利点計算は対人プレイと同じですね。
それではプレイしていきましょう!





ソロプレイダイジェスト


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それではゲームスタート!
まずは釣り名人カードから取っておきましょうか。
餌をキャストする際に、廃棄ではなく有効活用できますからね。

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2の面でワーカーを置くと、個人ボード各ゾーンから該当のを全てキャストすることができます。
※1の面だと1個ずつ
これで先程の釣り名人カードは得点化することができました!

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そんなこんなしてる内に寡黙な釣り人は2匹も釣り上げています。早ぇ。笑
の餌がそれぞれちょうど3つ目になったので、同色3のゾーンの魚を釣られました。

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こちらも餌を補充して釣りの準備をしましょう!
釣具トークンは任意のタイミングで使用すると効果を発揮しますよ。

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透明な餌トークンを引くと、廃棄エリアがリセットされます。
寡黙な釣り人が魚を釣るための準備段階に戻るわけですが、しれっと釣り名人カードを掻っ攫っていきます。笑

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寡黙な釣り人さん、はっきり言って名人レベルじゃね?笑

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わたしはまだこれだけ。笑

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5のゾーンの餌をキャストし切ると、釣具がボーナスとして手に入ります。これで対抗できるか?笑

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ミステリー重量コンテスト釣った魚が指定の重さであれば、獲得できます。
まぁ、これは寡黙な釣り人さんなんですけど。

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わたしも対抗!小型魚コンテスト
指定の魚を3種類釣り上げると獲得できます。

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さらに釣り名人カードからも。異なる4種を釣り上げたことにより、獲得できます。


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さらなる釣り名人カードも狙っていきます。
釣り上げた釣り名人カードは1枚1点になるため、多いに越したことはありません。

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コンテストによっては早く獲得するほど、勝利点の高いものもあります。
例えばこの左のコンテスト、
8種類早釣りコンテストですが、最も早く達成したプレイヤーは5点を獲得できます。
あ、これは寡黙な釣り人さんに取られましたよ?

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わたしも達成したのですが、3点
※2人プレイの場合です。多人数だともう少し点が刻まれます。
この2点の差は大きいですね。(^^;)

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そんなこんなで寡黙な釣り人さんが12枚目の魚を釣り上げてゲーム終了トリガー。
わたしにもう1手番だけあります。

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得点計算です。
浜、川、湖で異なる魚の重さを合計し、競います。
(紫&緑)以外は寡黙な釣り人の勝ちですね。
12匹目を先に釣り上げた2点ボーナスも入ります。

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感想

簡易的なオートマとの対戦なので、最初は処理に慣れる必要があります。

惨敗してますが、一応2回目のプレイでした。笑
初回は慣れずに処理のミスがあったもので。

寡黙な釣り人さん、正直かなり強いです。
こちらが何ステップもかけて魚を釣る中、あちらはいとも簡単に釣り上げていきますからね。
オートマとして、慣れたプレイヤーでも充分にやり応えのある難易度なのではないでしょうか。

肝心のゲームシステムは若干変則的ではありますが、アクション種類のそこまで多くないワーカープレイスメントなので理解しやすい部類でしょう。
餌を用意して、それを撒き魚を待つ…
そしてタイミングが来たら一気に釣り上げる!
そして釣り上げてみるまで成果(重量)はわからず、その重量で最後に得点計算をする、
と、まるで本当に釣り大会に参加しているような体験ができます。
システムとテーマのマッチングが見事ですね。

プレイ感的に人数による差はなさそうです。
ワーカープレイスメントではありますが、メインボードで封鎖されるスペースの数はプレイ人数によって差がないので。

しばらくは寡黙な釣り人さんに挑戦する日々が続きそうです。笑






購入情報

わたしはアーチゲームズさんで購入しました!



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