キュリオスカーゴ　[2人プレイボードゲームレビュー:評価7/10→8/10]

プレイヤーは文字通り、その奇妙な貨物を出荷、入荷してライバルに差をつけ、奇妙な貨物王になることを目指すそうです。

倉庫横のラインが対応しており、それぞれ出荷もしくは入荷するほど得点やボーナスを得られる仕組みです。トラックを埋めてもボーナスがありますよ。

②トラックカードを1枚破棄して、描いてあるコンベアタイルを獲得。

袋から引いて手元に置きます。

③コンベアタイルを2枚倉庫から破棄してトラックカード1枚を得る。

2箇所ある倉庫から任意の組み合わせで上から合計2枚選びます。


輸送トークンを使えばトラックカードを1枚引いて、2APを即座に得ます。




それぞれのフェイズ終了時にゲーム終了条件をチェックします。満たしてなければ手元にあるコンベアタイルを全て倉庫に置き、次のフェイズに進みます。


ゲーム終了条件
以下4種類のうち1つでも達成したら終わり。

①いずれかのプレイヤーが9個の商品を出荷。

基本ゲームのみ。

②いずれかのプレイヤーが星印の1つを達成。
同じ種類の商品4個目を入荷。

アクティブドック10個を持つ。

③コンベアタイルの袋が空になる。

④トラックカードの山札が尽きる。


ゲーム終了条件を満たしたフェイズの完了時、ゲームは即座に終了します。


勝利するには各色最低2個ずつの商品を出荷していないといけません！
片方のみが達成していたらそちらの勝ち。
両方未達成なら引き分けです。

両者とも満たしていたら獲得した星印の多い方の勝ち。それも同じなら得点計算を行います。



達成している数字を合計。
未使用のトークン1つにつき1点を得て、多い方の勝ちです。

それも同じなら手番順トラックで先にいるプレイヤーの勝ち！




ようやく出荷できるようになりました！
積載不可マスを除いてトラックを埋めれば、
運転席に描いてあるボーナスを貰えます。
この場合、コンベアタイルですね。


さらにトラックを押し出してあちらの入荷ゾーンに入っていきます。


妻も出荷を始めてきました。


この辺で気づきます。
タイミング良くあちらの出荷があるわけではありません。
来た商品に対して入荷ラインを作るのでも間に合いそうです。


アクティブドックも増えてきました。
ゲーム終了条件の1つにもなるので、油断はできませんね。


かなり独特なプレイ感なので、初回では戸惑うことも多いでしょう。

特に自分の出荷がゆくゆくは相手プレイヤーの入荷に繋がる点を良く考えないと、戦略的に不利になりかねません。また、相手の出荷に合わせることも重要になってきます。
勝利条件も特殊で面白いですね。必ずしも得点勝負にならない点がゲームに緊張感をもたらしてくれており、唯一無二のプレイ感を生んでいます。

ぜひ1度だけのプレイで判断せずに繰り返し遊んでみてほしいタイトルです。個人的にはかなり気に入っており、終わった後も戦略の考察を頭の中で行っていました。妻もリプレイではトラックを上手く配置して、出荷〜入荷を効率良く行っていましたね。

個人シートには複数パターンあり、上級ルールもヴァリアントとして含まれています。長く楽しめそうですね！投稿時点、売り切れのようです。
再販されると良いですね。