KING OF ANGLER &ルームシェア ボードゲーム紹介記事

今回紹介するのはボードゲーム制作サークルRMBCよりリリースされている2作品です!

KING OF ANGLERルームシェア

個人的にとても好みの作風のサークルさんでして、今回のゲームマーケット2023秋でもご挨拶することが叶いました!

紹介する2作品は軽量級ながらも、面白さがギュギュっと詰まった作品です。

ボードゲーム初心者から、ボードゲーマーまで幅広くオススメできる作品となってますので、ぜひチェックしてみてください。

ちなみにこの他のRMBC作品として、当ブログではワニャマを紹介しています!

ワニャマ 基本&独立拡張「干支襲来」ボードゲームレビュー評価:8.5/10]


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KING OF ANGLER


釣り人となって、大物を釣り上げることをテーマとした1~4人用ゲーム。

水辺に見立てたカードをめくって、釣りに挑戦します。


魚カードには左上にレベルが設定されており、釣りの成否はダイスを振って判定します。

成功すれば左下のVPと、報酬を手に入れることができます。


ダイスは10面体のダイスを2つ振ります。

1の位と、10の位が設定されており、出来上がった2桁の数字が魚のレベル以上であれば成功です。


・・・と、ここまで聞くとはっきり言って運要素が強すぎるゲームのように見えますよね?

しかし、3人プレイでゲーム開始約15分後の私の釣果です。

運ゲーにしては、釣れすぎに見えますよね?笑

レベル70超えから、ほぼマックスに近いレベル95のマグロまで釣り上げています。

私の運がよーーーっぽど良かったわけではなく、ちゃんと理由があります。


なんと本作、プレイヤー毎に固有能力を持ちます!(選択ルール)

例えば私が担当した超人ジョーは、ダイスの出目をいつでも+15補正することができます。

必ずしも魚レベルと同程度の出目でなくても、魚を釣り上げることができます。


全5キャラ用意されており、どれも強力で面白いものばかり!

プレイヤー同士で異能力釣りバトルを繰り広げるようなイメージです。


また、スキルカードを使用することで様々な恩恵を得られます。

出目の補正はもちろん、ダイスの振り直し追加アクションを得られるものなど、こちらも強力なものばかり。

一見、無理そうな魚レベルでも固有能力やスキルカードのおかげで、絶妙に成功できる塩梅に設定されているんですね。


20VPを獲得したプレイヤーが出たら、全員同じ手番数になるだけプレイしてゲーム終了です。

ルール説明から終了まで、3人でも20分前後で終了しました。

短いから物足りないわけでもなく、ダイスロールがあるおかげで何度もドラマチックな展開がありました。

最後に私がレベル95マグロを釣り上げて、一気にゲーム終了条件を満たしたものの、

先手番であったことから後手のプレイヤーに逆転される可能性もあったため、最後まで盛り上がるゲーム展開でしたね。(ギリギリ逃げ切りました!)

ワニャマに引き続き、軽量級ゲームの新定番として個人的に君臨する作品になりそうです。

評価8.5/10

ルームシェア


不動産仲介人となり、客に部屋を紹介していくゲーム。

各部屋は3人までしか入居できず、4人目が入居してしまうと即座に大家に追い出されてしまいます。

今回は2人プレイ

2人プレイの場合は自色の駒と、ダミーコマをそれぞれ持ってゲーム開始。


手番で行うのはカードを1枚プレイして、補充するのみ!

鍵カードをプレイすると鍵の色と同色の駒がいる部屋に、手持ちの駒を加えます。


ゲーム終了時に得点になるのは、3人部屋のみ!ここがポイント!

3人部屋にいる自分の駒の数×カード隅の数字の数だけ得点します。

1~2人部屋に関しては減点以外、得点になりません。

3人部屋にいかに自分の駒をねじり込むかが大事になってくるゲームです。


部屋が4人になってしまった瞬間、大家による追い出しが発生します。

4人部屋の駒は全て、矢印の方向へ動かさなくてなりません。

動かした先にどの矢印に配置するかは手番プレイヤーが選べるので、自分以外の駒をどんどん1~2人部屋、もしくは減点部屋に追い出しましょう!


減点部屋にいる駒は、部屋の人数に関わらず全て2点減点になってしまいます。

自分の駒をなるべく残したくない部屋ですね。

ゲーム開始時にランダムにセットアップされます。


鍵カードの他に、イベントカードが含まれています。

それぞれ盤面に大きく干渉することができるので、使いどころが大事ですよ!


強制退去は4人部屋以外も追い出すことができます。

追い出した先が4人部屋になると、追い出しの連鎖が発生します。

場合によっては駒が大移動することにもなりますね!


2人プレイだと、自分の駒もそうですがダミー駒の配置もかなり悩ましいものになってきます。

カードのめくれこそあるものの、プレイ感は割とアブストラクト味が強い気がしますね。

使われたカードは捨て札にいく上、カード構成はサマリーに書いてあるので、相手のカードをある程度予測することもできます。

見た目の割に中々渋い戦いが楽しめるようになっていますね。

人数が増えると少しパーティー感も強まるのかな?

2人プレイでも十分楽しめましたが、他の人数でも試してみたいですね・・・!

評価:7.5/10

と言うわけで今回はRMBC2作を紹介しました。

どちらも簡単なルールでかなり楽しめる作品になっています。

ワニャマと併せて強くオススメできますね!

ボードゲーマー同士はもちろん、家族や友人と楽しむのはいかがでしょうか。

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