宇宙×動物のコンボもりもりゲーム!
隠れた軽量級名作です!
今回紹介するのはワイルドスペース
ふるりん本舗より多言語版(日本語)が発売されている作品です。
送料込みセールを機になんとなーく購入してみたのですが、思わぬ面白さにちょっとしたサプライズ感!
幅広くおすすめできる作品だと思います!
ワイルドスペースってどんなボードゲーム?
1~4人用
動物たちによる宇宙旅行をテーマにした軽量級カードゲーム
セットコレクション&ワーカープレイスメントの要素が組み合わさった作品です。
ゲームの流れ
セットアップ
アクションスペースとなるタイルを用意し、各プレイヤーにカードと駒を配ります。
プレイ人数によって大きなルール変更点はなく、先に言ってしまうと共通の場のカードの取り合いくらいしかインタラクションはありません。
平たく言えば、プレイ人数に関係なく楽しめるということです。
手番で行うこと
以下の2つから1つを選択して、実行します。- 自分の駒をアクションスペースの下に配置して効果を得る
- アクションスペースの下に配置した駒を上に動かして効果を得る
各タイルには左右にアクションスペースがあり、配置する際はどちらかに寄せます。
他のプレイヤーの駒がある箇所にも配置できるので、場所の取り合いはありません。
また、左右どちらか1スペースに置いたからと言って、もう片方に置けなくなるわけではありません。
上に動かした駒はもうこれ以上アクションすることができなくなります。
プレイヤーの手持ち駒は5個なので、それぞれ配置→移動を行うとちょうど10手番となり、ゲームが終了します。
決めろ!カードコンボ!
アクションスペースの効果は、カードを出す、もしくは引くものになります。プレイされたカードに効果があれば、続けて発動することができます。
1例を見てみましょう。とあるアクションでカードのプレイを選択。
↑このサイのカードは手札プレイ時に手札を1枚捨てると、さらにもう1枚、任意のカードをプレイできる効果を持ちます。
続けてサルのカード。
リーダーアイコンを持つカードを続けてプレイできます。
リーダーアイコンのあるカードが登場しました。
これで終わりかと思いきや・・・
各プレイヤーには1枚ずつリーダーカードが配られており、リーダーアイコンの持つカードをプレイすると、マーカーを左から右へ動かすことができます。
動かした先の効果を発動!これがカードプレイなら…
さらにもう1枚カードが出てきました!
1手番で4枚カードをプレイしたことになります。
これは比較的上手くいった例で、手札の組み合わせにも左右されますが、運が良ければこれだけ爽快なコンボを決めることができるのが、本作の醍醐味ですよ!
プレイ&感想
2人プレイで何度か遊んでみた感想です。
先に言ってしまうと、めちゃくちゃ面白くて気に入ってしまいました!
この日は2人ボドゲ会だったんですが、本作ばかり繰り返して遊んでしまったくらいです。
簡単なルール説明でスタートできるので手軽さもピカイチ!
とにかくカードを引いて、手札をある程度整えたら一気にコンボでぶっぱなしましょう!
引き運こそあれど、3枚ドローするアクションや場に並んでいる効果も使えばそれなりにコンボはできてきます。
動物は多くの種類並べても、1つの種類に特化してもセットコレクション的に勝利点になるので、出しまくるのが単純に爽快で脳汁溢れます。
カードのランダム性はもちろん、アクションスペースも実はランダムセットアップ。
ゲーム中に新たなアクションスペースが公開されていくため、どのコンボを決めるか、狙いを澄ましていく感覚が気持ち良いです。
初回プレイでもなんとなくコツが掴めれば、それなりにプレイできちゃうのも良いですね。
大体1ゲーム20分くらいで終わり、準備片付けも簡単。
プレイ人数による面白さの依存度も低いため、重宝しそうです。(むしろ少ない方が待ち時間が少なくて良いです)
基本だけセットだけで評価8.5/10にしちゃいましょう!
ソロプレイ可能!
対オートマ仕様の出来の良いルールも同梱済!
ソロプレイヤーにも強い味方です!
拡張セット
拡張ではエイリアンカードと新しい資源である水晶を加えます。
手番終了時にエイリアンカードに描かれているだけ水晶を支払えば、即座にプレイすることができます。
描かれている水晶の数ー1だけ支払えば、手札に加えて後のアクションでプレイできるようになります。
水晶を獲得するためのアクションスペースや、拡張用のカードも追加され、ゲーム展開がさらに豊かになります!
エイリアンカードを勝利点を底上げしてくれるため、合計点が伸びやすい、いわゆるアッパー拡張です。
個人的には入れた方が面白いですね。評価9/10!
手番数も変わらないから、時間も伸びないですし。
拡張込みでも複雑なルール量でもないため、最初から入れてしまっても良いかもしれません。
結局、基本×3、拡張×3くらい続けて遊んでしまいました。
ふるりん本舗からセールの通知が来るまで、正直に言ってしまうと気にしていない作品でしたが、めちゃくちゃ嬉しい大誤算でしたね。笑