コード破りとは
1〜4人用ライナー・クニツィア作
金庫の暗証番号を暴くことをテーマにしたダイス系バースト作品。
ゲームの流れ
セットアップ
タイルの山をよく混ぜて裏向きで山札を作り、3枚公開します。
適当な方法で決めた先攻プレイヤーがダイスを5つ受け取ってゲームスタート。
手番で行うこと
手持ちのダイスを全て振ります。
タイルに一致する数字が有ればそのダイスをキープすることができます。
キープした数字には赤チップを配置します。
キープしていない残りのダイスを振るか、やめるかを選べます。
全て赤チップでチェックできたタイルがあれば獲得することができます。左上右下の数字がポイントです。
金のマイクロチップの出目は特別。赤チップを置けませんが、キープできます。ダイスを振り続けてキープし切った場合に、2個以上のマイクロチップをキープしていれば、またさらに5個のダイスを振るところからスタートできます。
ダイスの出目がキープできない場合、バーストです。赤チップはそのままに次プレイヤーに手番が移ります。もし、獲得していた宝タイルがあってもバーストしてしまったら山の底に戻さないといけません。
手番終了時にタイルに空きがあれば補充。
タイルの山から補充できなくなったらゲーム終了です。
夫婦2人でプレイ!
タイルは同じ得点でもこのように数字の分布が全く異なります。
この組み合わせは出目がバラけてますが…
このように偏ることもしばしば。
ダイスをたくさん振れるうちは強気にいけますが、少なくなってくるとビビりますね。笑
チップ出目2個キープからの連続手番は積極的に狙っていきたいです。
うまくいけば1手番で複数の得点タイルを獲得できるチャンスですからね!
しかし、やはりバーストはつきもの。
この場面2,3,4が出れば良かったのですが、まさかのバースト。
このまま相手に手番が移るので、真ん中のタイルは3が1つでも出れば獲得できちゃいます。
タイル欲しさに攻めたいけども、もしミスると…相手に獲られちゃう…!うーん、悩ましい!
タイル山から補充できなくなったので、ゲーム終了です。
結果は35-27で快勝!
1ゲームインスト込み20分ほど
感想
ルールブックを読んだ感じだと同作者のヘックメックを連想しました。所々似た箇所は感じるものの、別作品としてしっかり区別できています。ヘックメックはバーストしたら自分の得点を失う、さらに相手が所有しているタイルの出目を出せれば相手からタイルを奪えるといった特徴があげられますね。
対してはコード破りバーストしてもまだ失点にはなりません。相手にナイスアシストをするだけで、まだチャンスは残っています。引き際を見誤らなければ、もしかしたら次の手番までそのままで返ってくるかもしれません。いざと言う時には攻める度胸も必要ですけどね!
金チップによる連続手番のチャンスもあるため、振り続けるかやめるかの選択がより悩ましいものになっている気がしました。
個人的には2人プレイの環境であれば、ヘックメックよりコード破りの方が好みですね。
もちろんどちらも面白くて、幅広く活躍できそうな作品です。クニツィアファンであれば、ぜひ両方持っておいても損はないのではないでしょうか。