年代記1+2 グレンモアⅡ クロニクルズ [2人プレイボードゲームレビュー:評価8/10]








関連レビュー

以前に基本セットのみのレビューを投稿しています。
本記事は変更点、追加要素を中心にレビューしていますのでよろしければ先にご覧ください。

スコットランドの氏族をテーマにしたタイル配置ゲームで、基本ゲームとは別に年代記と称した8つの拡張ルールが同梱されています。

今回はそのうちの年代記1,2を導入してプレイしてみたいと思います。



変更点

年代記1
ドラゴンボート・レース
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各プレイヤーは自色の船コマを最初の居城に配置します。
Bのタイル山上から1/3の適当な位置にスタートタイルを仕込みます。

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スタートタイル上をいずれかのプレイヤーが通過したらレーススタート!

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自分の領土と相手の領土の川、
そしてノンプレイヤータイル2枚がコースになります。
スコットランド人移動アクション船の移動に割り振ることができます。
船はコース上を時計回りに移動し、もう1度自身の居城まで戻って来ればゴールになります。
早くゴールするほど賞品として高い勝利点が貰えます。


年代記2
存在できるはただ1人
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ロンデル上にを配置します。
この山にはちょうど1人だけのスコットランド人が配置できるようになっています。
山を通過したら、1コインか任意の資源1つを山に置いていきます。
山で止まったら、置いてある資源を全て回収できます。



いずれの年代記も初心者向けとされています。
今回はこの組み合わせでプレイしてみましょう!





夫婦2人でプレイ

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それではゲームスタート!
わたし:青  妻:赤
ボートレースは最序盤ではまだ始まりません。
とりあえず勝利点になり得るウイスキーを獲得。

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前回は人物タイルを軽んじていました。
自領土にタイル置きすぎた時の減点がかなり痛かったですからね。

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妻がで資源回収していきました。
忘れがちですがダイスが通過した際も通行料をストックから置きます。
多分何回か忘れました。笑

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早くも1回目の得点計算。
2人プレイのこの段階ではまだ差はほとんどつきません。

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Bの山に入るとスタートタイルが登場します。
このタイルは通過のみ可能。
誰かが通過した瞬間、ボートレーススタートです!


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レースもいいけど、ランドマークカードもちゃんと取っておきましょうね!

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今回は得点化できるタイルもしっかり獲得しておきます。
タイル山切れの得点計算だけではしょっぱいですからね。

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わたしがスタートタイルを通過しました!
いよいよドラゴンボートレーススタートです!

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自分の領土からスタートし、ノンプレイヤータイル2枚、相手の領土がコースです。

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自他、ノンプレイヤー問わず居城地点に到達すると配置してある報酬を受け取れます。
裏向きになっているものからランダムに1枚なので、くじ引きみたいで面白いですね。

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妻のボードも迫ってきました。
相手のゴールを遅らせるためにわざと自領土の川を伸ばしてもいいですね。笑

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なんだかんだであっという間に最後のタイル山。

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現在、35-32でわずかに優勢!

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かの有名なネス湖ですね。
今後、毎ターン、自領土の発動していないタイルの効果を1枚使えます。

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移動にも使っていきましょう!
さあ、帰っておいで、わたしのボート!

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山から見下ろしてマウントを取る図。←

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エンドタイルがめくれました!
ゲーム終了は近いです。

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わたしのボートが1位でフィニッシュしました!
賞品として15点ウイスキーをゲットです!

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濃い顔の人物タイルも良い感じに集まって、
まるで指○手配のよう。笑

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妻はボートをゴールし切れずにゲーム終了!
ゴールできなかったプレイヤーは終了時得点計算の際に1コイン毎に1点受け取れる権利を失います。
地味に痛いペナルティですね。

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妻の結果は44点

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わたしは55点!
領土は1枚多かったので3点減点になりましたが、やはりボートレース1位の報酬が大きかったですね。
勝利です!

所要時間60分ほど





感想

年代記1
ドラゴンボート・レース
基本ゲームだけでは余りがちだった移動アクションを有効利用できる拡張です。ゴールできるかどうかも絶妙なコース設定ですし、何より賞品が美味しいので取り組む価値がしっかりとあります。コンポーネントの質が良いおかげで、見た目にも楽しいですね。
ボードゲームに慣れている方なら初回プレイから導入しても良さそうです。

年代記2
存在できるはただ1人
山拡張。正直あってもなくても良さそう。笑
タイルのめくれが若ーっ干遅れます。
上手く資源回収ばかりできるように調整できれば有用なのかもしれませんが、我が家のレベルでは少なくともなんとなく通過していくのみでした。笑

両拡張ともルールは簡単なので導入はしやすいでしょう。プレイ感が一味変わり、程よいアクセントになりますね。
他の年代記もぜひ試してみたくなりました!


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