ウイングスパンとは

1〜4人用 中〜重量級作品
2019年 ドイツ年間ゲーム大賞
プレイヤーは自身の管理する鳥獣保護区により多くの種類の鳥を呼び寄せていきます。

美しいアートワークに、わかりやすくも奥深い戦略性で発売当初かなり話題になりましたね。
国内外で高く評価されるだけあり、とても面白い作品です。

最近、大洋の翼拡張も出ましたね!
(奇跡的に入手できました!)

今回はシリーズとして、基本と拡張2種をレビューしていく予定です。

欧州の翼拡張レビュー投稿しました!
大洋の翼も!



ゲームの流れ

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セットアップ。
色鮮やかなコンポーネントが並びます。
見た目に華やかだとテンションが上がりますよね。
プレイヤーはそれぞれ個人ボードを持ちます。


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卵と餌トークン。
この卵、絶妙に質感が良いです。


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本ゲームの主役である鳥カード。
なんと全て違う鳥が描かれています。
左上の生息地とプレイコストに合わせて個人ボードに配置していきます。

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プレイ開始時にアクションマーカーを8つ受け取ります。手番にできるアクションは4種類。
マーカーを1つ使用して行います。

①手札から鳥カードをプレイする。
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コストを支払って個人ボードにカードをプレイします。
カードには下部に茶色の帯があるものがあります。
これが本ゲームの重要要素。
詳細は後ほど。

②餌箱から餌を獲得。
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餌箱兼ダイスタワー。
出ている目に応じた餌を獲得します。
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個人ボードにアクションマーカーを置くことで、そのアクションを実施することを示します。
該当の列に茶色の帯を持つ鳥カードがあると、起動します。
この場合、ダイス1つ分の餌を獲得した後、
ハイイロホシガラスの効果が発動します。

③鳥カード上に産卵
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それぞれの鳥カードには上に配置できる卵の数に上限があります。
産卵アクションで任意の鳥に卵を置きますよ。
この場合ですと、
卵3つを産卵し、
コリンウズラ→イナゴヒメドリの順で効果を解決していきます。
カードを並べるほど、1度のアクションで多くの効果を得られます。
これが本ゲームのエンジン構築要素ですね。


④鳥カードを獲得する。
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場に公開されているものか、山札の上からカードを獲得します。
この場合も、
カードを1枚ずつ獲得した後、
ハシグロアビの効果を解決しますよ。

今までの内容でなんだか既に面白そうな気がしません?^ ^
鳥達を愛でながら効率の良いエンジンを構築していくのです!

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全プレイヤーが全てのアクションマーカーを個人ボードに配置したら、ラウンド終了。
ラウンドごとに勝利点目標があります。
何をしたら良いかわからない場合、まずはこれを目標にすると良いでしょう。


ゲームは全4ラウンド。
プレイした鳥カードやボーナスカード、
ラウンドごとの目標、
鳥カードに付随しているカードやトークンから、
勝利点を最も稼いだプレイヤーの勝利です!



夫婦2人でプレイ

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ゲーム開始時にボーナスカードが2枚配られ、1枚選んでキープします。
キープしたカードは他人に見せてはいけません。
達成した目標に応じてゲーム終了時に勝利点が手に入ります。

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鳥カードが5枚配られ、好きな枚数を捨て札にします。
捨て札にした枚数だけ任意の餌トークンを受け取り、ゲームスタートです!


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とりあえず鳥をプレイしましょう!
イナゴヒメドリは卵を1つ産卵する効果があります。
ゲーム終了時に卵は1つ1点になるため、腐りにくい効果ですよね!

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あちらはカードの上にトークンを蓄えるアオカケスを出してきました。
蓄えられたトークンも1つ1点になります。
発動すればするほど、稼げますね。

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こちらはキヅタアメリカムシクイ。
名前長っ。
と思いますが、ボーナスカードによっては名前の文字数がいくつ以上がなんてのもあるんですよ。
手札からカードを下に差し込む効果。
差し込んだカードも1枚1点です!

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餌箱に1種類の餌しかない時はダイス全てを振り直すことができます。

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個人ボードに記載がありますが、同じ列に2羽目以降の鳥をプレイするには卵が追加コストでかかります。
1度のアクションで得られる効果も増えていくので、積極的に置いていきたいです。

第1ラウンド終了ですね。
最初の共通目標は森林に生息する鳥カードの枚数だったので、お互いに2枚で同点。

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茶色帯のないカードは
勝利点が特別高かったり、
即時効果であったり、
相手のターン中に発動したり、
様々なものがあります。
今プレイしたゴシキノジコはボーナスカードを1枚追加で得られるというもの。
追加得点のチャンスですので、強力でしょう。


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カードが並んでいくと見た目にも楽しくなっていきます。
この配置だと餌獲得アクションを1度実行すれば、上手くいくと追加2点なので活用していきたいですね。

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あちらも鳥達が並んできました。
乗っている卵が可愛いですね。( ´ー`)

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こんなカードもあります。
アメリカヤマセミ。
他プレイヤーが指定のアクションを行うと反応します。
……しかし、2人プレイだとほとんど機能しません。笑
多人数プレイ用な気もしますね。

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卵を蓄えます!
それもこれも…

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共通目標が指定の巣タイプ上の卵の数でした。
あまり無視してしまうと点差がついてしまうので、注意ですね。
お気づきでしょうか?
この共通目標は自身のアクションマーカーを置いて順位を表すので、ラウンド毎に1つ減っていきます。
鳥カードをプレイしてエンジン構築していかないと、できるアクションが少なくなってしまうのです。

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なのでどんどんプレイしていきましょう!森林列はこれで3枚です。カードを支払えば1度のアクションで餌を3つは手に入れられるようになりました。

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餌トークン2つで、任意の餌1つとして代用できます。
虫が足りなかったので、魚2つで支払いましょう!
ボルチモアムクドリモドキ。
またまた名前長っ。勝利点が高いですね!
左のショウジョウコウカンチョウと含めれば、餌獲得アクションでチェリーが2つ追加で手に入るようになりました。

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いよいよ最終ラウンドです。
アクションマーカーは5つしか使えません。
鳥達に頑張ってもらいましょう!
最終ラウンドの共通目標は水辺の鳥カード数です。
正直、勝ち目がありません。笑

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なので、他の鳥で点を稼ぎましょう!
ハイノドヒタキモドキは指定の巣タイプの鳥に卵を配置できます。
卵は点になりますからね!

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あちらは水辺をさらに増やしてきました。

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最後の共通目標は取られてしまいましたね。
トータルで見ると1つ分優位です。

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ゲーム終了。
あちらの盤面。
麦をたくさん蓄えた鳥がいますね。
あれだけで8点ですから、大きいです。
写せなかったボーナスカードもある程度達成したようで、78点だそうです。

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わたしはこんな感じ。
左上のキヅキアメリカムシクイの下にかなりカードを重ねています。
ボーナス2枚も最高得点を獲得!
これで84点!
僅差で勝利でしたね^ ^

所要時間45分ほど



感想

やはり話題になるだけあります、面白い!


自分で構築したエンジンがうまく機能していくのを楽しむのはもちろんですが、全カード異なる鳥というのにこだわりが最高に感じられます。
ゲームにはまったく関係ないのに鳥カードには生息地や解説などが記載されており、ちょっとした図鑑のようです。相手のターン中に眺めてるとダウンタイム解消にもなり、進行があっという間に感じますね。


初回プレイはカードの量に戸惑いがちですが、良くも悪くも実は似たような効果のカードが多くあります。
数手番、他のプレイヤーの挙動を確認しながらプレイすればすぐに理解できるでしょう。

今までで他の方が挙げているレビューでは2人プレイで気になる点として、
・レビュー内でも登場しましたが効果の発動機会があまりない鳥がいる。
・カードの循環が減るので、めくれ運に若干左右されやすくなる。
といった点が挙げられています。
事前に把握して臨みましたが、それでも下手な2人用作品より充分に楽しめるレベルです。
素直に万人向けな作品でしょう。

拡張のプレイレビューも後日、投稿予定ですので乞うご期待!^ ^