ザ・ゲーム (エクストリーム)  [2人プレイレビュー:評価8/10]








ザ・ゲーム エクストリームとは

1〜5人用と幅広い人数に対応した協力型カードゲーム。

極めてシンプルなルールですが、どんな場面でもしっかり盛り上がるとーってもオススメの作品です。
ボードゲーム初心者を交えた会でも、「クリアするまでやろう!」と声が上がるほど。
ご家族や友人、幅広い世代で楽しめますね。
今回はザ・ゲームの紹介をしていきますよ!




ゲームの流れ

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カードの構成。
2〜99の数字が描かれたもの1セットと、
100→2   1→99と表記された結界カードが2枚ずつ。

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プレイ人数により手札枚数は異なります。
手番では自分の手札から最低2枚のカードを場にプレイしなくてはなりません。
手番終了時に、プレイした分だけカードを山札から手札に補充します。

ゲームの勝利条件は山札を枯渇させることで、さらに完全勝利条件は手札まですべてプレイすることです。

カードを出す際には以下のルールに従います。
100→2結界カードには降順
1→99結果カードには昇順
それぞれ2箇所ずつあるのでうまく割り振る必要があります。

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特別なルールとして前にプレイしてあるカードと10ぴったり違いであれば、昇順、降順関係なくプレイすることができます。
これにより一時的にその結界カードの箇所の数字を回復できるというわけです。
このルールはとても大事なのでしっかり活用する必要があります!

プレイ中は数字を具体的に表現しない範囲でプレイヤー同士のコミュニケーションが許されています。
これが本ゲーム最大の魅力。
「あー!そこはちょっと出さないで!」とか
「この列、多分もうダメそうだけどいい?笑」など
プレイしている面々でなんだか不思議な会話が繰り広げられることで大いに盛り上がります。


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ちなみにエクストリームではこのように一部のカードにアイコンが表記されています。
そのカードがプレイされていると10ぴったり戻しができなかったり、コミュニケーション禁止になったりと難易度が上がります。
エクストリームと言うだけあって正直激ムズです。
様々な面々でトライしてみましたが、わたしは1度もクリアしたことありません。笑
アイコンを無視すれば通常モードとして遊べるので、難易度が物足りない方はチャレンジしてみると良いでしょう。

それでは実際に2人でプレイしていきます!





夫婦2人でプレイ

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2人プレイだと手札は7枚です。
少人数の方が難易度が高いイメージですね。

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10もどしは積極的に活用していきます。
他人がプレイしたカードに10もどしできるものがあればストップをかけることも大事ですよ。笑

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我が家では昇順、降順それぞれの列の片方は生かすようにしています。
両方潰すより片方だけの方がいいですからね。

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と言いつつも途中からなかなかキツくなってきます。
いきなりぶっ飛んだ数字をどうしても出さなくてはならない時はこっそり出しましょう。
バレると責められます。笑

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いやー、しんどいっすね。
中間の数字を出しそびれてしまうと手札に溜まってしまい、循環が遅れて良いことがありません。
「もうちょっと何とかしてよ。」と言われますが、精一杯っす。笑

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やべっ、20以上飛ばしてしまった。
もちろん怒られます。ないんだもん。笑

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でも山札の終わりは見えてきました!
昇順の片方はまだ8なのでかなり可能性があります!

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山札がなくなりました!
これ以降は1枚のみのプレイが許されます。
完全クリアを目指して、慎重になる瞬間です。
ここまで来たら達成したい!

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このあたりからクリアしたすぎて会話が意味不明です。
わたし「初孫産まれたおばあちゃんくらいの数字。」
妻「わたしは孫の成人式くらい?」
わたし「じゃあこっちのおばあちゃんの方が若いかも!」
妻「いけ!」

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わたし「さっきのおばあちゃんの姉ちゃんくらい!」
妻「どんくらいよ。」
わたし「長女〜三女くらいの差?」
妻「孫の成人式はまだかな。いけ!」

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けっこうなおばあちゃんでしたね!
無事にクリア!
2人プレイだとなかなかクリアできなかったので嬉しいです。
我が家には0歳の娘がいるので、最後の会話はなんだかグレーな気もしますが楽しめたのでいいでしょう。笑

所要時間20分ほど






感想

シンプルなルールなのに盛り上がり要素満載です。

インストも5分で済みます。
協力型ゲームに初めてトライしたいという方はザ・ゲームはかなりオススメですね。
コミュニケーションの取り方はプレイヤーに合わせてどこまでを許可するか決めると良いでしょう。
みんなで楽しめるようであれば、多少怪しいコミュニケーションもありかな、なんて思います。笑

セットアップも簡単なので、失敗してももう1回!がやりやすいです。
続けてプレイする場合は以前のカードの並びが残ってしまっているので、よーくシャッフルする必要がある点だけ注意。

ザ・ゲームのシリーズは子供向けのものからアートワーク違いのものまで様々あります。
少しホラー調のアートワークが気にならなければ、現在手に入りやすいものの中ではエクストリームもしくはオンファイアをチョイスすると良いでしょう。
いずれも基本のゲームに追加で高難易度モードが付属しているものです。

実はソロプレイも可能でして、これがなかなか楽しめます。
幅広い人数に対応した優秀な作品ですね。^ ^






購入情報

投稿時点、Amazonで適正価格で手に入りますよ!

わたしが所有しているのはこちらのエクストリーム

ザ・ゲーム:エクストリーム 完全日本語版
ザ・ゲーム:エクストリーム 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-07-15



追加ルールが異なるものはこちらのオンファイア。

子供や初心者向けのものも!
THE GAME オバケやしきのすうじのアクマ
アークライト(Arclight)
2019-03-28




2人対戦型も!

アートワーク違いもありますね。