コンコルディアとは

2〜5人用 陣取り&手札構築ボードゲーム 
以前にレビューしたナヴェガドール同様、
マック・ゲルツの作品。
ナヴェガドールは大航海時代のポルトガルテーマでした。
今度はローマ時代の経済発展が舞台。

運要素は少ないものの、手番でできることのシンプルさ故に初心者が重量級作品にステップアップするのにもオススメの作品です。

今回はコンコルディアを紹介していきますよ!


関連レビュー


ゲームの流れ

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セットアップ
両面仕様のメインボード
今回は少人数用を使用しますよ。

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それぞれのプレイヤーはローマに入植者コマを置いてスタート。

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プレイヤーは個人ボードと手札、コマを持ちます。
個人ボードは倉庫になっており、手に入れたリソースを保管します。格納上限があるので注意。

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手番でできることはシンプル。
手札を1枚使用して自身の捨て札にするだけ!
カードは主に
資源獲得、建築、カード獲得、捨て札回収
といった感じ。プレイダイジェスト中で紹介していきますよ。
初期手札は全員共通です。

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本作は勝利点計算の方法が独特で、
見通しの悪い作品としても知られています。
わたしもまだそこまで習熟できていませんが、
何をしたらわからない場合はとりあえず
家を広範囲に建築して、
カードを積極的に獲得する
ことを目指すと良いと思います。
最終的に×カードの数で勝利点を計算するからです。

いずれかのプレイヤーが家を建てきるか、
場のカードがすべて購入されたら
ゲームは終了に向かいます。

それでは実際にプレイしていきましょう!



夫婦2人でプレイ

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わたしの先攻。
建築家からスタート。
場に出ている入植者の数=歩数として
入植者の移動に割り振ります。

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その後、コストを支払って都市に家を建てます。

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今、メインボードに出ている入植者は2人なので、
合計2歩動きました。
織物都市に建設です。
手番でできることはシンプルですよね!

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続いてプレイしたのは長官。

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属州1つを選択して商品が描かれていればそのタイルを裏返します。
裏返した商品と、

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該当の属州に建っている全ての家からそれぞれのプレイヤーは商品を得ます。この場合だと、わたしが織物2つを手に入れますね。

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大長官カードを持っていれば追加で商品を受け取れますよ。使用後、相手に大長官は移ります。

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今度は商人ですね。
貨幣3を受け取り、商品2種類を売買します。

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値段は個人ボードに表記されてますよ。

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外交官はいずれかのプレイヤーの捨て札の1番上のカードをコピーします。
※外交官で外交官はコピーできないので注意。
コツとして、勝利点につながる建築家や元老院議院(後述)をコピーするのが良いです。
今回は相手の建築家をコピーしました。

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コピー優先対象の元老院議院。
場札からカードを2枚購入します。

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コストはカード下部に、
追加コストはボードに表記されています。
購入が終わったら、カードを左詰めにして空きに補充します。

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手に入れたのはこちらの2枚。
特に商人は先程と違い、アクション前に貨幣5手に入ります。
初期商人の上位互換ですね。

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そして捨て札を回収するための護民官。回収した枚数に応じて貨幣を獲得し、
商品を払えば入植者を追加できます。
こまめに打つより、捨て札を貯めてから使った方が効率的です。

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お互いに1度ずつ護民官を使用しました。
メインボードはこんな感じに。
わたしは縦に、妻は横に展開しているといったところでしょうか。

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さらに展開するために資源をかき集めます。
実は煉瓦は家の建設に必要なのですが、煉瓦都市はあまり勝利点にならないというジレンマがあります。笑


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お金も必要です。
常に資源とお金はカツカツのイメージですね。
長官は資源を得る使い方の他に、
裏返し状態にあるタイルに表記された貨幣をすべて受け取ることもできます。
その場合、貨幣獲得後にタイルはすべて表に戻ります。
また全プレイヤーが資源が得られるようになるわけですね。
相手に選択肢を与えてでもお金を取るか悩ましいです。
あ、今回はこのお金、全部獲られました。笑

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相手の家がある箇所にも建設はできます。
ただし、2人プレイだと2倍の貨幣コストがかかります。
余計な出費は必要最低限にしたいところですね。

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お互いにカードの重要性はわかっているので、
元老院議院で毎回確実に2枚押さえています。
山札があっという間に切れてしまいました。

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2度目の護民官を使うと手札がこんなに。
選択肢が増えます。
さて、どのカードから使っていこう。

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相手の捨て札もよく確認しつつ、
外交官で建築家や元老院議院をコピーできるように
ある程度資源を準備しておくのも大事だと思います。
逆にコピーされないように相手の倉庫もチェックしておくと良いでしょう。

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2人で合計あと2回元老院議院を使うとおそらくゲーム終了です。
さて、急ぎましょう。

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織屋により高価な織物が入手しやすくなる他、
織物都市1つにつき5点が手に入ります。
このように商品系のカードは2人プレイだと5枚しかないので、早取りになりますね。

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上手く配置しています。お互いに避けながら。笑わざわざ倍コスト払って建てる意義は2人プレイだと少ないですかね。

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おそらくこれが最後の護民官。

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格納数はマックスに!
よし、そうしたなら、

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最後の2枚を購入!
カードが尽きましたね。

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ゲーム終了トリガーを引いたプレイヤーは
コンコルディアカードを手に入れます。
7勝利点の価値があります。
2人プレイだとかなり大きなウエイトを占めますよ。
相手がもう1手番行って終了ですね。


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最終的に盤面はこんな感じに。
満遍なく家を配置しました。
2人だと少し広い程度ですかね。

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わたしの獲得カード。
カードに書いてある点数と対象を掛け合わせたものが勝利点になります。
カード下の帯により、
紫:10貨幣につき1点
青:煉瓦都市以外の都市につき1点
黄:自身の家がある属州につき1点
茶:生産可能な商品につき2点
橙:ボード上の自身の入植者につき2点
黄緑:対応の都市1件につき指定の点
を計算します。
カード枚数が増えると掛け合わせる数が増えるので点数が伸びます。

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妻の獲得カードはこんな感じ。
結果は
140-127でわたしの勝ちでした!
7勝利点の価値があるコンコルディアカードが勝因でしたね。

所要時間60分ほど



感想

本作はよく重量級ボードゲームの入門として取り上げられることが多い印象がありますが、まったくその通りだと思います。
何より手番で行うことはカードを1枚プレイするだけなので、初期手札の効果を把握すればなんとなくプレイできちゃいます。
それぞれのカード効果も複雑なものはありません。
自分もしくは相手のプレイを何度か確認すれば理解できます。

じゃあ、それで初見プレイヤーが経験者相手に勝てるかというと難しいのが正直なところです。
運要素は全くと言っていいほどありません。
初期手札は固定、
場札とそれぞれの捨て札は公開情報のため、どのカードを獲得して使ったかは把握可能、
倉庫も丸見えですね。
勝つためには他プレイヤーの挙動をしっかり確認しつつ、効果的にカードを使用する必要があります。
また、勝利点計算をゲーム開始時に説明してもあまりピンと来ません。笑
こればっかりは1度経験してみた方が良いでしょう。
マニュアルに記載されている中間計算を行うか、リプレイ前提が推奨です。

若干ネガキャンしましたが、わたしはコンコルディアお気に入りです。笑
よく考えて計画しながら、建築とカード獲得を行っていき、最後の得点計算で答え合わせする感覚になんとも快感を感じます。←
肝心の2人プレイですが、のびのびとプレイできるのでやりたい事ができます。
インタラクションが物足りないわけでもなく、相手の合間を縫って建築を行う関係でどうしてもお互いに邪魔になります。しっかりと絡みがありますよ。
ボードゲーム初心者から上級者まで幅広くおすすめできる間口の広い作品ですね!



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