アーカム・ノワール 事件簿3  難易度:クラシック [ソロ(1人)プレイボードゲームレビュー:評価7/10]




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アーカム・ノワールシリーズ

ソロ専用カードゲーム
アーカムノワール
クトゥルフ神話をモチーフに、事件解決のためのピースを集めていく作品です。

シリーズのレビューは投稿していますので、
よろしければご覧ください。




本レビューでは追加要素を中心に記載しています!



追加要素

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セットアップ
今回挑戦するのは通常難易度のクラシックモード
これとは別に高難易度のハードボイルドモードなんてのもあります。

カードを指定の位置に並べます。
基本的にはルールは同じ。
少し追加要素があります。

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最初に挑む事件は固定です。
右上の数字が1,2のものを配置します。

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解決された時間があればそのカード右下を参照して次の事件カードを配置します。
従来の時間切れによる事件の追加は無くなりました。

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ブリーフケース
下部に置いてある専門家および装備品はいつでも使えます。
事件を解決していけばいずれ増えるかも?

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脅威カードを処理するように指定される場面もあります。後ほど見ていきましょう。

シリーズの作品をプレイしていればすんなりと導入できるはず!





ソロプレイダイジェスト

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早速やっていきましょう!
本作はとにかく手札の管理が厳しいので、上手くやりくりしなければなりません。

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終末の光景をプレイすると、
脅威カードから1枚選んでプレイできます。

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選んだのはオーロラ
手札上限を増やすことができます。
これは便利!良い効果のカードがあるとは思いませんでした。笑

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手札上限が増えたおかげで、1つの事件を解決できました。

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解決した事件カードの右下を参照します。
この場合、
事件カードの山から4番を公開し、
この解決したカードを裏返して手札に加える
というもの。
早速やってみましょう。

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公開された4番の事件カードは新たな犠牲者でした。
気の毒に。

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そしてさらに
ティリンギャーストの機械を入手。
なんだか禍々しい気配が。
このカードは右上に
ブリーフケースアイコン紫色のチェックがありますね。
装備品として手札を圧迫せずに所有できます。

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その後、こんなカードが出てきました。
注目すべきは左側の目のアイコン
紫色になってますよね。


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この紫色アイコンをプレイするために、先程の紫チェックが必要になるわけです。

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最初の事件を解決したらまたしても新しい事件が発生。

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カードの管理がシビアです。
でも今のところは順調?
もう1つの事件解決!

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山札が切れたら脅威カードがめくられます。
重苦しい不安
今後、暗黒アイコンのあるカードは時間切れアイコンとしても使います。

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その時間切れカードが溜まっても脅威カード判定が発生。
今度は季節外れの熱波
3の事件が発生し、今後時間切れ判定が1枚少なくなってしまいます。
なかなか厳しくなってきました。

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後半になる程、カードが消費されて山札が切れやすくなります。
急がねば。

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脅威カード判定が入ります。めくられたのはなんと
ニャルラトテップ
クトゥルフ神話の中でも、トップクラスに有名な邪神様なのではないでしょうか。
手札に強制で加わります。
プレイできればクリアにかなり近づくのですが、どうでしょう。

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事件を解決したことにより、
輝くトラペゾヘドロン
が手札に加わります。
万能鍵アイコンがついているので、
先程のニャルラトテップをプレイする足がけにできそう。

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が、ここでまたしても脅威カード判定が入ります。
あれ?脅威カードの山が空だぞ?

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残念!どうやらここでゲームオーバーのようです。
惜しいところまでいったんですけどね。

所要時間30分ほど



感想

相変わらず難易度か高く、やりごたえばっちりです。
ソロ専用だからいくらでも長考できるのが良いですね。笑
考え出すと止まらなくなってしまいます。

シリーズを追うにつれ、難易度が上がっているような気がしますね。少なくとも目の前のことを淡々とこなしていくだけでクリアできません。
カード構成をある程度把握し、効率的に事件を解決しながら、プレイしていく必要があります。
もちろんカードのめくれによる運要素も作用してきます。小箱の割にはずっしりとボリュームのある作品です。

時間切れや山札切れによる脅威カードや、装備品と言った新要素もよく思いつくなと感じました。
元のゲームの面白さを損なうことなく、上手くスパイスとして効いています。

今回挑戦したのはまだまだ難易度の低いクラシックモード。更なる高難易度となるハードボイルドモードとははたしてどんなものでしょうか。
楽しみですね。




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