みなさんはボードゲームを誰とプレイすることが多いですか?
我が家は夫婦と双子の1歳児がいる4人家族でして、圧倒的に妻とプレイする機会が多いです。
子供たちと遊ぶのはまだ早いですし、人数を集めるのも中々難しいですからね。
本ブログの2人プレイ記事が多いのはこの理由からです。
しかし、やはり我々も人間。
どうしても好き嫌いってありますよね。
基本的にボードゲーマーのわたしに妻が付き合ってくれている形になるので、妻のウケが悪いとその作品の登場頻度は激減せざるを得ません。(T_T)
今回は我が家にあるそんな悲しい作品たちに日の目を当てる機会を設けた企画です!
紹介するのはどれもとっても面白い名作なのですが、様々な理由により妻にウケなかった作品です。
決して紹介する作品を貶めるような企画ではありません!
わたしはどれも大好きなんです!
遊びたいんです!←
その点、ご了承いただいた上でご覧ください。笑
アグリコラ リバイズドエディション
1〜4人用 ワーカープレイスメントゲーム
基本的なワーカープレイスメントのメカニズムにハイクオリティなコンポーネント、個性豊かでバリエーション豊富なカード達、自分の牧場を作っていく感覚がこれでもかと楽しめるボードゲーム史に残る名作です。
しかし!
本ゲーム最大の問題要素が、そう、食料供給です。
アクション数をこなすために必要なワーカーを定期的に養わなければなりません。
時代背景をしっかり踏襲したアグリコラではこの食料供給がとても厳しく設定されており、多くの支払いを要求してきます。
支払えないと手痛いペナルティ。
ゲーム中は常にこの食料問題が付き纏います。
これを楽しめるかどうかで本作の好き嫌いが明確に分かれると言っても過言ではないでしょう。
わたしは脳汁溢れる感じが大好きですが、妻はダメでした。
楽しさより苦しさが勝ってしまうようです。
万人受けする作品ではないのでしょうがないですね。
我が家のアグリコラはもっぱらソロ専用と化しています。笑
ソロでも充分に楽しめているので、わたしがこの作品を手放すことは決してないでしょう。
ホビージャパン アグリコラ リバイズドエディション (Agricola) 日本語版 (1-4人用 人数×30分 12才以上向け) ボードゲーム
ブルームーン レジェンド
2人用 ライナー・クニツィア作クニツィアの2人用作品はどれも出来が素晴らしく、本ブログでもいくつか紹介しています。
個性豊かな9つのデッキがセットとして含まれており、ルールも比較的わかりやすく、1ゲームにかかる時間も短くてリプレイしやすい。
妻もゲーム自体は悪くない評価でした。
では何が良くなかったか?
名前を聞いてピンと来た方もいるのではないでしょうか?
そう、それはアートワーク、イラストです。
男性のわたしが見ても正直キ○い。笑
海外だと分かりませんが、日本人には馴染みにくい雰囲気満載です。
もう少しイラストが良ければ再販などもかかり、もっと入手しやすくなるのでしょう。
※投稿時点、プレミア価格です。
システムはとても出来が良いので、見た目で損してる作品と言わざるを得ません。
気持ち良く遊んでくれる相手を絶賛募集中です!笑
カード記載の攻撃範囲および攻撃力を持ってして相手のカードに攻撃を行ったり、カード特有の後方支援能力を活用したりすることでいかに相手を追い詰めていくか、
さながら特殊能力持ちのカード版将棋あるいはチェスのような作品です。使用するカードもゲームごとに自ら組み合わせを考えてデッキを作るので、ゲーム開始時から考えどころ満載。
シリーズも複数あり、
キング、将軍、ファラオ、オーディンの
4バージョンが発売されています。
テラミスティカ 宇宙版
元となる作品の2人プレイレビューは以前に投稿しており、こちらは我が家でも楽しんでいる作品です。
マップが可変モジュール式となり、人数による調整が為されました。
これにより少人数プレイも可能。
なんとオートマとのソロモードも!
ここまでだと良いとこ尽くめの素晴らしい作品ですが、妻には流石に要素が多すぎた。
テラミスティカもいわゆる重量級ゲームであり、インストも30分前後はかかったような気がします。
何度か遊んでみてようやく満足に戦略を組み立てられるようになったものの、ガイアプロジェクトは更にプラスαの要素に感じてしまった様子。
そのボードゲームの重さの指標となるWeightが
テラミスティカが3.96マックス5なので充分重いに対し、
ガイアプロジェクトはなんと4.35!数をこなして慣れようにも1ゲームにかかる時間も2時間以上と敷居はかなり高い作品と言えるでしょう。
「値段も高いからもったいないゾ」
エルドリッチホラー
1〜8人用
プレイヤーは邪神の存在を知ってしまった非力な人間の1人となり、なんとか世界の滅亡を防ぐべく奮闘します。
クトゥルフ系協力型ゲームということもあり、難易度はかなり理不尽。
ダイス判定がメインとなるので、どうしようもなく敗退することもあります。
超強力な邪神に抗おうと言うのだから、フレイバー上この設定は仕方ないですね。
ダイス判定に一喜一憂するのが盛り上がる本作なのですが…
クトゥルフ神話の世界観をある程度知っていないと、正直理解が追いつきません。
知らない人からするとただの理不尽超難易度ゲームです。笑
訳もわからないまま世界に放り出され、あっという間に全滅…
原作を知っていれば笑えたりもしますが、そうでないとなにこれ???となること必至。笑