今回紹介するのはハーモニーズ
ホビージャパンより日本語版が発売されている中量級作品です。
ハーモニーズってどんなボードゲーム?
概要
1~4人用
毎手番中央ボードから個人ボードにトークンを配置していき、動物たちのための生息地を作成していくゲームです。
ゲームの流れ
トークンの獲得
手番になったら必ず中央ボードからトークンを獲得します。3個ずつ分かれている1か所を指定し、そこにあるトークンを全て獲得します。
獲得したトークンは即座に個人ボードに配置しなくてはなりません。
空いている箇所であればどこにでも置けます。
特定のトークンは重ねることもできます。
トークンの配置によってゲーム終了時得点が決まります。
例えば、木は高くなるだけ得点が上がりますが、幹だけだと無得点です。
平原は2個以上の塊が5点、川は連なるほど高得点といった具合です。
手番では必ず3個のトークンを個人ボードに配置するため、得点を考えながら配置するのが意外と難しいです。
動物カードの獲得
手番ごとに1枚まで、動物カードを獲得することができます。
プレイヤーが保持できる動物カードは原則4枚まで。
動物コマの配置
動物カードに指定されたトークンが配置されていれば、動物カードから駒をトークン上に配置することができます。
動物カードに残った駒の数によって得点が決まります。
全ての駒がカードから配置されると、個人ボード横にカードを移し、所持上限の4枚に数えなくなります。
ゲーム終了条件
以下の2つの終了条件の内、どちらか1つを満たすと全プレイヤー同じ手番数になるだけプレイしてゲーム終了です。- 中央ボードにトークンが補充できなくなる
- いずれかのプレイヤーの個人ボードの空きマスが2以下になる
2人プレイレビュー
と言うわけで数分程度のルール説明を挟み、妻と遊んでみます。
手番で行うことはシンプルですが、得点効率を伸ばすのはかなり難しい印象です。
地形の得点、動物駒の配置による得点を両方考えないといけないため、適当に置いてしまうと・・・焦
夫婦であーでもない、こーでもないと唸りながらそれでも何とか自分のボードを作り上げていきます。
何かと悩ましい印象ですが、ゲームとしてかなり面白いと感じました。
特に上手く動物の配置と地形が嚙み合うと、これはまた気分が良い!
限られたスペースの中で配置のやりくりを考えるのが、個人的に好きなプレイ感です。
ゲーム終了条件の1つが空きマス2つ以下と言うのが良く効いています。
一部の重ねられるトークンを上手く利用しないと、みるみるスペースが無くなっていきますね。
1度置いたトークンは動かせない上、重ねるにしてもトークンの順番に指定があります。
若干、カードとトークンのめくれに左右もされますが、自由に見えてしっかりと縛りの効いている配置ルールには痺れるものを感じます。
1プレイにかかる時間は30分前後で、満足感の高い体験ができるので妻ウケも良好!
これはかなり推しポイントですよ!笑
ソロプレイレビュー
ソロだと中央ボードは3か所しか配置できない裏面を使用し、カードの公開枚数は3枚になります。
トークンを獲得したら残った箇所のトークンを全て取り除くルールこそありますが、対人プレイと大きなルール変更はありません。
終了条件も等しく、スコアアタックタイプのソロモードになっています。
2人プレイの時も感じましたが、トークンとカードの取り合いこそ若干あるものの、相手に干渉する要素はそこまで多くないため少人数向けのゲームシステムだと思います。
配置が悩ましいことから、意外と長考してしまいますしね。笑
なのでソロでも変わらず楽しむことができました。
準備・片付けも簡単で、公開されるカード・トークンによってかなり方針が変わるので、ソロプレイヤーにもおすすめですよ。
見た目も良いし、個人ボード裏面もまた違った仕様を楽しめます。
自分にはかなり刺さっている作品なので、推していきたいと思います!
しばらくは夫婦ボドゲタイムに積極的に取り入れよう・・・!