KRUKI オーディンの鴉 [2人プレイボードゲームレビュー:評価7/10]

KRUKI オーディンの鴉とは

2人用

カラスをモチーフにしたレースゲームです。

北欧神話に登場する神であるオーディンには

フギンムニンという名の一対のワタリガラスがついていたそうです。

その2羽がどういうわけだか、レースをするわけなんですね。笑

ゲームの流れ

セットアップ


16枚のカードを並べてコースを作ります。


各カードは半分に分かれており、各プレイヤーはそれぞれ違った地点からスタート。

折り返して、先に相手のスタート地点に到達すれば勝ちです。

手番でできること


各プレイヤーは全く同じセットの2種類の山札を持っており、ゲーム開始時に好きな組み合わせで5枚引いて手札とします。

手番では手札から任意の枚数だけカードを使うことができます。


プレイしたカードと同じ地形であれば、進むことができます。


同じ色の連続した地形であれば1枚のカードで一気に移動できます。


同じ地形カード2枚をプレイすれば、どこにでも1マス前進できます。


アクションカードというものもあります。

使用したら2つあるうちの1つの効果を適用して、ゲームから除外します。
  • 自分のカラスを1マス前進させる。
  • 相手のカラスを1マス後退させる。
  • 2枚ドローする。
  • カードを入れ替える。
  • カードの向きを入れ替える。
  • カードをスライドさせてコースを変形させる。
  • カードを追加してコースを変形させる。
と言ったものがあります。

カードをプレイしたら山札から任意の組み合わせで3枚引いて終了です。

手札が8枚以上あったら、7枚になるまで捨てないといけません。

先攻が先にゴールしたら、後攻がもう1手番行います。

後攻も同手番でゴールできたら残っている手札の枚数が多い方の勝ち。それも同じなら引き分けです。

夫婦2人でプレイ!

1戦練習してから臨んだ様子です。


最初の手札を含め、カードをドローするときは地形もしくはアクションを好きに組み合わせることができます。


よーいスタート!

わたし:黒

妻:白ですよ。


アクションカード使っていきます!

向きを変えれば一気に地形を揃えることができました!


わたしの方がリードしています。


妻もアクションカード使ってますね。


早くも折り返し地点近く。

展開はかなりスピーディーです。


ここでわたしのアクションカードで妨害してみます。笑

これから妻が通るであろう地点に迂回路を作ってやりました!


と思ったら、妻が今度はカードをずらすアクションを使いました。

地形が繋がってしまったぞ!


こうなったら逃げ切るしかない!

わたしはあと一歩でゴールですが…


地形カードがこなかった!笑

まさかの同ラウンドでゴール。

この場合、手札の残りが多い方の勝ちですが…

わたしの方が1枚多かったですね。

これはラッキー。良い勝負でした。

所要時間10〜15分ほど

感想

2人用のレースゲームって意外と珍しいんじゃないでしょうか?

あまり他に知りません。

シンプルでわかりやすいルールなので、簡単に楽しめます。

アクションカードが程良いアクセントになっていて、レースを盛り上げます。

流石に数十回プレイするのは厳しいかもしれませんが、ゲームの合間や短い時間ですぐ遊べるので持っていても良いかもしれません。

ボードゲーム布教用にたまに遊びながらレンタル要員として所有しておきます。笑