仲良シふれんず [ボードゲームレビュー:評価8/10]

仲良シふれんずとは

3〜4人用トリックテイキングゲーム

可愛らしいイラストですが、いわゆるマイナスを押し付け合うタイプのキ○クゲームです!笑

簡単でシンプルなプレイ感の割に、めちゃくちゃ盛り上がる作品でした!

ゲームの流れ

手札が配られたら、そのうち3枚を左隣のプレイヤーに回してトリックスタートです。

いわゆるマストフォロー、切り札なしタイプのトリックテイキング。


最初に出された色と同色を手札から出し、場に出たカードが全て同色であれば最も大きい数字のプレイヤーがトリックを取ります。


この時、手札から同色のカードが出せなければ、違う色をプレイすることができます。

リードと違う色のカードが出た場合、トリックに勝ったプレイヤーはその違う色のカードを引き取って、手元に伏せないといけません。

この伏せられたカードはその数字だけ、失点になります。

仲良しカード


本作の痺れる要素がこの仲良しカード。イラストに○が描かれています。

このカードをプレイする時、違う色で仲良しカード未満の数字のカードを添えることができます。


トリックに勝ったプレイヤーはこの仲良しカードに添えられたカードを失点として引き受けないといけません。

プレイ人数に等しい数だけラウンドを行い、最もマイナスの少ないプレイヤーの勝ちです。

プレイ&感想


箱がコンパクトなので、とりあえず入れてくかといった気持ちでボドゲ会に持ち込みました。

ボードゲームに慣れたメンツで4人プレイ。

カードの構成は1〜12が4色あります。

性質上、トリックに勝たない方が良いとされるゲームなので、最初の手札交換で数字の大きいカードを回せると良さそうです。


プレイしてみると改めて実感しますが、とにかくカードの押し付け合いが苛烈!

可愛い見た目の割にかなりキツいゲームが楽しめます。笑

マストフォローという特徴があるので、最初の数トリックは失点もなく穏やかに過ぎていくものの、手札から特定の色が枯れてきたり、仲良しカードがプレイされたりしだすと一気に盛り上がります。


パッケージにもあるの通り、その様子はまさに阿鼻叫喚。笑

特に10〜12あたりの大きい数字を失点として押し付けられるとたまったものではありません。

1ラウンドで0失点のプレイヤーもいれば、かたや100点以上の失点を押しつけられるプレイヤーもいるので、自分はああならないように…と、俄然燃えてきます。笑

今回は4人で4ラウンド行い、私がおよそ200点のマイナスを叩き出して撃沈しました。笑

プレイ中は、頼むー!こっちに失点のカード来ないで!ああーっ!って終始大盛り上がりでしたね!

個人的にはパパヨーペッパーなどの名作に引けを取らない、失点系トリックテイキングだと感じました。

また違ったメンバーで遊んでみたいと思います。