和風ワーカープレイスメントの定番
ぬくみ温泉繁盛記に拡張が登場!
今回紹介するのはぬくみ温泉繁盛記拡張「経営支援」
新版となった基本ゲームに合わせて、拡張セットが登場しました。
先に行っちゃうと、入れたほうが面白い「マスト拡張」だと思います!
早速見ていきましょう!
基本ゲームについてのレビューは以前に投稿しています。
本記事では拡張での新規要素を中心に記載していますので、よろしければ先に基本ゲームレビューをご覧ください。
追加要素
開業支援
ゲーム開始時に、各プレイヤーは開業支援カードを1枚ずつ受け取ります。
1枚配り切りでも良いですし、慣れてきたら2枚配って1枚選ぶ方式でも良いでしょう。
1~2ラウンド目にそれぞれボーナスが手に入ります。
特にデメリットもないので、ゲームのスタートをブーストしてくれる要素ですね。
増築支援
基本ゲームの施設タイルとは別に、増築支援タイルが5枚ずつディスプレイされます。
各ラウンドの仕入れフェイズ中に、購入して建設することができます。
お金こそかかりますが、アクション消費なしに人気点が入るのはもちろん、個人・全体方針やボーナス条件達成にも役立つのはかなり便利です。
追加カード
助っ人カード、方針カードが追加になり、基本ゲームと混ぜて使用することができます。
拡張だから複雑と言うわけでもないので、もし基本セットと同時購入したら最初から混ぜてしまっても良いかもしれません。
特に助っ人カードは豊富に用意されており、よりヴァリエーション豊かなゲーム展開になりますよ!
ランダムアクション
ラウンド毎に追加されるアクションスペースがランダムになる選択ルールが追加されました。
次ラウンドで公開されるアクションは予告されます。
この新規アクションカードは1枚余るようになっているため、さらなるランダム性をもたらしますね。
プレイ&感想
と言う訳で夫婦で遊んでみた様子をお伝えしていきます。
先述の拡張要素はいわゆるモジュール式で、任意の要素を導入することができます。
今回はいきなり全要素を入れてみました。笑
基本ゲームですら、かなり久しぶりですがどうでしょう・・・?
結論から言うと、ある程度ボードゲームに慣れていれば、拡張全入れでも割と問題なくプレイできそうです!
基本ゲームがオーソドックスでクセの少ないワーカープレイスメントゲームですからね。
導入はすんなりといきました。
シンプルすぎて面白くないかと言うと、もちろんそんなこともなく!
建築やカードの要素が上手く効いており、本作の世界観をしっかりと味わうことができます。
特にカードをプレイしながら、各種アクションを強化していくプレイは拡大再生産的要素もあって、後半になるにつれゲームが盛り上がってきます。
拡張で種類が増えるのは大歓迎ですね!
増築支援タイルの存在もプラスに効いています。
施設の効果発動条件になったり、収入や勝利点を生んだりと、プレイヤーのやりたいことを更に叶えてくれる存在に思えます。
勝利点ともなるお金を支払って建築するのが、悩ましくてゲーマー魂をくすぐられますね!
開業支援カードは文句なしにあった方が面白い要素だと思います!
だって、特にデメリットもアクション消費もなく、貰えるものですもの!
序盤の立ち上がりを文字通り、大きく支援してくれます。
テラフォーミング・マーズのプレリュード拡張と言ったらわかりやすいでしょう。
2枚配って、1枚選ぶ方式をおすすめします。
基本ルールの確認を若干しつつ、拡張要素をインストして2人で大体1時間ほどで1プレイできました。
終わってみると大満足!テーマとシステムのマッチ具合も相まって、しっかりとボドゲを遊んだ感覚を味わえました。
方針カードの達成のため、面白い旅館の形になるのも醍醐味ですよね。笑
私は200点越え、妻も190点台と、各種支援のおかげで人気点も伸びています。
導入することによって、点が稼ぎやすくなるアッパー拡張なので、基本ゲームファンとしてはやはり(何度も言いますが)マストでしょう!
ちなみに私の収納ですが、ハードスリーブとモビロンバンド、袋を使用して、基本+拡張を1箱に収めています!
ちょっと箱は浮きますが、外箱もモビロンバンドで固定すれば意外と問題なし!
混ぜておいた方が圧倒的に遊びやすいと感じる派です。
よろしければご参考までに!