走れ、ラバ! [2人プレイボードゲームレビュー評価:7/10]

今回紹介するのは走れ、ラバ!

韓国のボードゲーム会社playteより発売されている作品で、国内では主にホヌゲームズが取り扱っています。

走れ、ラバ!ってどんなボードゲーム?


2~6人用

そもそもラバって何?と思って調べてみると、どうやらオスのロバとメスの馬の交雑種みたい。

ライオン×トラ=ライガーみたいなやつ。

そのラバたちによるレースゲームですが、自分のラバをいち早くゴールさせるのが目的ではなく、勝敗予想型になっています。

ゲームの流れ


playteのLボードは外箱がゲームボードになる画期的な仕様。

4色のラバをスタート地点にランダムに配置して準備完了。


プレイ人数によって指定された枚数のラバカードを配ります。

2人だと4枚、プレイ人数が増えるごとに配られるカードの枚数は少なくなります。


手番ではラバを1匹前進させます。

前進させたラバが踏んだ矢印と同じ色のラバを矢印の方向へ動かします。

これにより複数のラバの移動が連鎖していきます。


移動しているラバが同じ色の矢印を踏むか、先がつっかえると移動終了です。


上記の移動ルールに従って、2匹のラマがゴールしたらゲーム終了です。


1位もしくは2位のラバと手持ちカードと順位が一致していれば、得点獲得です。

1位と2位の色違いでも得点できます。

最も高得点のプレイヤーの勝利です。

感想


プレイ対応人数の広いゲームあるあるとして、大人数の方が面白いことがよくあるんですけど、本作は26人用の2人プレイでも中々良いです。

相手の手持ちカードの読みあいに加え、ラバの移動は運要素なしのガチ展開なので、軽いプレイ感でありながらしっかりと頭脳戦を味わえます。


手番の最初の移動では、色の濃いマスにいるラバを後退させることができます。

後退による移動先の矢印も参照するため、順位の調整ができるんですね。

自分が勝たせたい色を伸ばしつつ、相手の妨害を狙っていく感じが個人的に好きなプレイ感でした。

1ゲームにかかる時間も10~15分程度と手軽なので、ちょっとした時間にもおすすめの作品ですよ。

なんだかんだで繰り返しプレイしたくなります!

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